紙の本
一度は行ってみたい図書館ばかり
2022/05/03 15:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新型コロナウイルスの発生・感染拡大は、実にさまざまなところに影響をもたらせました。気がつかないうちに、私たちの生活そのものに変化が生まれているように感じます。
図書館も影響を受けました。
感染前多くの利用者でいっぱいだった図書館も入館制限、貸出制限があったりしました。感染が拡大している際には、閉館という処置も取られたこともありました。
図書館内は感染前から静かな空間でしたが、それでも人が密になることが嫌われたということでしょう。
2021年10月に出版されたこの本で紹介された図書館には利用者の姿は写っていません。もちろん、それは図書館の美しさを伝えるためのものだからですが、それはあたかも感染症で利用制限がかかった図書館のようにも見えてしまいます。
けれど、人が本という媒体を捨てられないように、図書館という空間もなくなることはないと思います。
美しい写真を見ながら、そこを利用するたくさんの人の姿を思い浮かべながら、読んでいました。
この本のタイトルでは「東京の」とありますが、ここで紹介されている9つの公共図書館と9つの学校図書館、それと3つの旧図書館の中に、「東京」ではない神奈川や埼玉、群馬の図書館も入っています。
なので実際には「(ほぼ)東京の」が正しいでしょうが、こんなに美しい図書館を知ることができるのですから、満足な選択といえます。
特に多くの図書館が一般の利用者を制限している大学図書館の景観を見れるのも、この本のガイドとしての愉しみのひとつになっています。
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2021/10/05リクエスト 1
本当に美しい図書館ばかり。うっとりします。
行きたいと思っていた図書館も、知らなかった図書館もあり、貸出カードまで載っていたら完璧だったなと思います。
とても素敵な図書館なのに、カードがダサいところはたくさんあるので。
子どもの通う大学も載っていて、やはり素敵でした。本人曰く使いにくいそうですが…
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東京にある図書館の中でも、有名なものから特殊なものまで紹介。図書館に対して貸出やサービスを行う図書館の図書館もあるとは…!
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日頃も近所の図書館にはしょっちゅう行くし、出先で時間を潰す必要があるときに、カフェなどに行くより近くに図書館があれば行くほど図書館がすきなので、東京にある美しい図書館を知って、近くに行ったときに寄ってみたりしようと思った。
図書館の歴史と、実際の図書館を21館紹介している。
期待と違って残念だったのは、以下の点
・「東京」というタイトルなのに、埼玉や群馬の図書館も紹介している。それなら「関東」とかのタイトルにすればよかったと思う。
・大学の図書館など利用者が限定されている図書館を紹介されても行けない。
・紹介されている数が少ない。
・個人的には荒川区の「ゆいの森」がすきなのだけど、載っていなかった。
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図書館は佇まいの静謐さが重要。紹介されている図書館は、掲載写真から静謐が溢れています。全部行きたいですが、そんなに簡単に行けないから、本にしてくださって感謝です。特に学校図書館は、私立の学校の場合は基本的に卒業生か在校生のみしか利用できないので、この本を読んでただただ羨むしかありません。残念…
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タイトル通り東京を中心に関東に存在する「美しい」図書館が紹介された一冊。「公共図書館」「学校図書館」「旧図書館」の3カテゴリで構成されており、図書館の外観や内部の写真がたっぷり収録されている。収録されているすべての図書館が綺麗で、地元にあったら絶対に通いたくなる。中でも美大の図書館は美術館みたいな図書館が多く、特に2006年に設立された吉祥寺にある「成蹊大学情報図書館」は、映画でよく見る宇宙都市みたいな構造をしていて、蔵書数も130万冊もあり、一度行ってみたくなった。
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地元の図書館だけでなく、コロナ禍が収束したら紹介されている図書館を巡りたいです。
美しい建物、たくさんの蔵書に囲まれて時間を過ごせれば最高ですね。
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美術館と並び、館自体が芸術。
NYなど世界的にも美しい図書館はたくさんあるが、日本の公共•大学図書館も負けていません。
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カラーで見やすく眺めるだけでも結構楽しい。
んだけど、やっぱり実際に中に入りたいやね。そういう点では、関係者以外に入れない大学図書館は目に毒でした。
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太田市美術館・図書館のように複合型施設は良さそうです。本を借りたり調べごとをするだけでなく、オンライン学習、テレワークをしても心地よく、食事もできて長く滞在できる公共施設は魅力的に見えました。大学の施設も単機能より、教室や実習室、講堂・ホール、通路、企画展示スペース、PCルーム、カフェテリアがゆるやかな区分けであるほうが使いやすいのかもしれません。登場する施設には竣工年が明治大正昭和のものもあり、大切に使用し続ける心意気は迎え入れた利用者に伝わると写真を見て思いました。
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一部都外を含む東京を中心とした公共と大学図書館、記念館や旧館を沢山の写真と共に紹介している一冊。
伝統的なものや機能的なもの、更には美術的なもの…建物としての図書館には蔵書構成と同様に色々あります。
情報を入手したり楽しんだりする場であることは当然ですが、空間をも味わえる場であることは無駄ではなく重要です。
司書としては資料や書架の配置においての参考になり、個人的にはその場に訪れた気分になり心が落ち着きました。
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やはり、眺めているだけで綺麗な建築が並ぶ。本を取り入れた空間が大好きなら眺めているだけで楽しいし、今後行きたい図書館の参考にもなった。
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1 公共図書館(国立国会図書館国際子ども図書館
神奈川県立図書館
千代田区立日比谷図書文化館 ほか)
2 学校図書館(東京大学総合図書館
津田塾大学星野あい記念図書館
学習院大学図書館 ほか)
3 旧図書館(慶應義塾図書館旧館
立教大学メーザーライブラリー記念館
東京経済大学旧図書館(大倉喜八郎進一層館))
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見ていて図書館に行きたくなる癒される本。
題名に東京のと書いてあるが、埼玉神奈川など東京近郊の図書館も紹介されている。
現在のような図書館は戦後1970年頃から増えてきたと知り驚き
行ってみたいと思った図書館
・国立国会図書館
永田町 徒歩5分
蔵書3000万冊
・東京都中央図書館
広尾 徒歩8分
蔵書 210万冊
5階カフェテリアから東京タワーも見える
1階にもカフェあり
予約した方がいいかも
・武蔵野プレイス
武蔵境から徒歩1分
蔵書 18万冊
・太田市美術館・図書館
東武伊勢崎線太田駅より徒歩1分
蔵書4万冊
1階から3階まで続く学びの道
(スロープに本が置いてある)
図書館と美術館が混じり合うように
配置されている
・多摩美術大学八王子図書館
橋本駅よりバス8分
または八王子駅よりバス20分
蔵書20万冊
書架が低め
美大だからかデザインが素敵
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東京の図書館を中心に、埼玉県や神奈川県の図書館を写真付きで紹介しています。
写真が多く、さまざまな角度で撮られているので、読むだけで言った気分にさせてくれます。
明治から、昭和、平成と様々な建築様式が楽しいです。
図書館というと本を読む場所というイメージが強いですが、有名な建築家の人が作られた建物も多く、建物自体が美術作品になっており、中にいるだけで、作品を楽しむことができます。
大学図書館など入ることが難しい図書館があるのは残念ですが、写真で堪能することができて良かったです。
開館時間や、所蔵数、アクセスなどが書かれており、行ってみたい図書館にすぐに行けるのがとてもよかった。
乗っている図書館を中心に、それ以外の図書館もたてものを鑑賞する目的も兼ねて行ってみたいです。