電子書籍
左利きは読むべき
2021/12/05 00:17
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナナコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
左利きの方が左利きの事を書いた本です。私も左利きで生きてきましたが、職業柄か周囲との違いが気になるので文献を漁ってみたりして工夫しながら生きてきました。読んでいて普段行っていた事が理に適っているんだなと思う部分や試してみたいなと思う事柄が書いてありました。コロナ禍でリモート会議が多くなり、なんだかしっくりこないなといった最近の悩みも左利きの為なんだろうと思いましたので、新たに工夫してみようと思いました。
紙の本
モヤモヤしていたことがスッキリ
2023/09/11 15:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テルボー - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書に書かれていることでもうすでに
やっていたことも多かったのですが、
モヤモヤしていたことと、直感に優れている
ことなどだからこうなのかと納得することも
多々あり、読んでみてよかったです。
中々、左利きにフォーカスした本がないので
特段に興味を持って読めました。
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利き手による脳の働きと、思考の特徴を理解出来る本。10人に1人と言われる左利きは、どの様な思考で物事を考え、強みと弱みは何なのか、特に小さい子供がいる方には読んで欲しい一冊。右利きの人も逆も然りで楽しめると思う。
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左利きの人の特徴+才能の伸ばし方について、脳科学的に解説した一冊。左利きの人は全体の10%と言われており、格闘技などの世界では有利(相手が不慣れなので)だが、基本的に世の中の道具類は右利き用に作られているので、生活は不便だという。また、右利きと左効きでは脳の使い方にも違いがあり、右利きと比べると「考える時間」が多くなる。この考える時間=観察力が増すということで、左利きの人にはクリエイティブな人が多いということ。左利きの人の能力をアップする方法も解説されているので、左利きの人は一読オススメ。
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左利きをテーマにした一冊。
左利きの持つ特徴がなぜそうなるのかが科学的に書かれている。
右利きの自分にとっても新たな発見があった。
どちらがいいとか悪いではなく、お互いの特徴を理解できる。
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左利きの医師である著者が、左利きのポテンシャルについて語る本。
「1万人の脳を見た名医が教える」という枕がついているのですが、この本に「具体的なデータ」「医学的根拠」などを求めておられるとしたら、読むのは止めておいた方が良いかもしれません。本書には一部、画像データなどはありますが、基本的に著者の主観(直感)を基にして記載されています。
利き手によって脳の頻用部位が違うということから、左利きは右脳を使う機会が多いこと、転じて言語を司る左脳の発達が右利きと比べて遅くなりやすいこと、左利きとして生きることで右脳が鍛えられやすい環境から、ひらめきや直感に優れるということなどが説明されており、これらが主軸となっています。
ひらめきノートや直感を育てる、という考えは今まで自分の中には無かったことなので、これから活用していけたらなと思いました。
一方で両方の脳を同時に活用することから左利きが右利きより左脳の発達が遅れやすく、従って言語を司るうえで劣等感を感じやすい、というところは私の場合は違っていて、幼い頃から私は文字の運用や言い回し、語彙、文法に至るまでそれほど苦労せずに生きてきましたが、著者の言葉を振り返ってみて初めて、自分が左手で文字を打つばかりではなく、キーボードで「両手を使って」文字を綴ることが普段からとても多いことに気が付きました。これも右手を使っているから、と説明ができることかもしれません。
データや資料ありきで説明されるのかと思っていたため、予想とは違った内容でしたが、十分楽しんで読み進めることができました。
機会があれば、データありきで似た内容の本も探して読んでみたいと考えています。
左利きは天才でも変人でもなく、単にマイノリティで左右の脳の発達バランスが良い人々。そう思ったら、もっと自分の利き手に自信を持って、個性や特徴を伸ばしていけるような気持ちになりました。
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自分は左利きで当てはまることがかなりあった。
特に言語化するのが苦手で、左脳を鍛えれば少しずつ改善されるので思ったことを少しずつ言語化したり書き出してみることにします。
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まず決して右利きが劣っていて、
左利きが優れていると謳う本ではないです。
わたしの悩みは全て左利きだったから!?
と思うほど、左利きの特徴に合致していました。
①よく人と意見が対立することが多い
→左利きは絶対数が少ないうえに、
脳の違いから意見も少数派になることが多いため。
②周りの目が気になる
→左利きが主に使う右脳は、周りの環境情報を、五感を使ってフルに取り入れている。そのため環境に影響されやすい側面があり、他人の意見を気にし過ぎる。HSPにもなりやすいそう。
③言語化することが苦手
→左脳が言語処理を行っており、左利きは左手で右脳を動かしながら、左脳で言語処理をしている。右利きは右手で左脳を動かしながら左脳で言語処理を行っている。つまり、言葉に置き換えて言いたいことを発するまでに使用する脳のルートが左利きの方が少しだけ遠回りであるため、言葉を使って考えをまとめるのに時間がかかる。
もしかしたら左脳を鍛えることで、
抱えてる悩みが薄れるかもしれないので
左脳を鍛える訓練もしようも思いました。
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加藤俊徳著『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き―「選ばれた才能」を120%活かす方法』(ダイヤモンド社)
2021.9.28第1刷発行
2022.1.1読了
12月31日の大晦日、どんよりとした気分に浸りつつ、書店をウロウロしていたら偶然目に留まった本。
令和3年11月30日に総務省統計局が公表した令和2年国勢調査人口速報値によると、日本の2020年10月1日時点の人口は1億2614万6千人だそうだ。日本の左利き人口の割合は10%なので、本書は1261万4千人をマーケティング対象にしていることになる。
帯にも「10人に1人のあなたが『何者か』わかる本」と書いてある。
興味を覚えて二日に分けて読んでみたが、私が求めるようなことは記載されていなかった。よくよく見たらダイヤモンド社発行だった。
以下は本旨である。
左手を動かせば右脳を鍛えられ、右手を動かせば左脳を鍛えられる。右脳は非言語である画像や空間の認識を担当し、左脳は主に言語情報の処理に関わっている。右脳は、言語情報以外のあらゆる情報を蓄積している巨大なデータベースであり、そのような右脳を日々鍛えている左利きは「直感」「独創性」「ワンクッション思考」に優れている。と同時に、社会が右利き仕様に出来上がっているため、左利きは右手も使わざるを得ない環境に晒されており、結果として、左脳と右脳の両脳をバランスよく使っている。意識的に右手を使い、左脳を鍛えていけば、「最強の左利き」になれる。
筆者は医師であり、本旨を補強する根拠として筆者自身が独自に提唱している「脳番地」概念などが紹介されているが、ここでは割愛する。
筆者のホームページを見ると、自由診療で、「教育のための脳画像診断」や「経営者のための脳番地トレーニング」などの取組みを行っているようだ。
とにかく左利きを褒めて褒めて褒めちぎってくれているので、自己肯定感はあがる。
私は、筆記具や箸、ハサミ、包丁などは左利きだが、ガラケーの操作や裁縫は右利きだ。久しぶりに刺繍でもしようかなと思った。
加藤プラチナクリニック,https://www.nobanchi.com/(2022-01-02にアクセス)
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自分の理解に繋がった。
発想や個性の表出や具現化には、言語化のトレーニングや準備が必要だと感じた。
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節々から伝わる俺すごいアピールが気になる笑
実際すごいのだけれど
左利きが故の困難と、それに対して工夫してきたことが実は脳にいい影響をもたらしていたらしい。そう言われると気分がいいね。
もはや工夫とすら思ってないけど。
言葉での説明が苦手なところは感じていたので、そこは今後、言葉だけで説明するのではなく、左利きお得意の図などイメージを用意して説明していくようにしよう
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両脳を使うことで表現の精度が高まる
左利きとして生きてきたからこそどうしたら右利きの人のようにスムーズに動かせるのか、話せるのか、自分自身の経験から感じることが多かったため、脳内科医の先生の本というのは興味があったが、題名に惹かれた以上に、内容が濃く、分かる分かる!こうしてみたらいいんだ!というものが多く、イラスト解説付きでスラスラ読めた。
さっそく、両方の脳を使えるように、右手も使って生活してみたい!
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左利きの人のため、子どもが左利きの親のために書かれた本です、
今までネットを調べても、左利きの事ってあんまり書かれていなかったけれど、こうやって本にしてくれると左利きの人はきっと嬉しいはずです。
なんだか人と遅れてる感じがする。
特に幼少期そう感じてた私はこういう事だったからなぁと思いました。
全体として最初から最後まで似たような内容な気がしましたが、面白かったです。
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左利きの人は一度は読んで欲しい。自分にも当てはまるかもしれないし当てはまらないかもしれないけど、自分がどうしたらいいか悩んだ時に一つの指標となりそう。
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左利きが右脳を主に使っていることは周知の事実であるが、だからこういうことが上手くいかなかったんだという左利きが長年持っていた苦悩に対しての理由を述べてくれている本。
左脳をもっと働かせるための心掛けも書いてある。