電子書籍
下町ロケットシリーズ
2022/10/21 00:39
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズもおもしろいです。何よりも、勧善懲悪だからかなぁ……ラストのところでスッキリしますからね。今回は、農業に関するお話。日本の農業は、まだまだ……と思いました。続編、期待します!
紙の本
面白かったです
2021/11/19 10:26
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
下町ロケットシリーズ第4弾。今回は農業用機械がメインテーマ。相変わらず勧善懲悪の明快な内容でした。軽く読めるので、気分転換にちょうど良いです。
紙の本
人気シリーズ第4弾!農業のICT化がテーマに
2023/12/06 13:21
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投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸潤氏の人気シリーズ「下町ロケット」の第4弾。第3弾の「下町ロケット ゴースト」の後編という位置づけの作品です。
主人公は中小バルブメーカーの佃製作所。帝国重工との協業という形態で無人運転の農業用トラクター開発に参入し、同じく無人農機を開発する新興メーカーとの開発競争がストーリーの幹となっています。本作品では、佃製作所は大手機械メーカーの帝国重工が手掛ける無人トラクターのトランスミッション製造を担います。今回の対立軸となるライバルは、かつて帝国重工を追われて起業した人物や、帝国重工の発注先メーカーで訳あって倒産(そのあたりの事情は本書に詳しく出ています)した企業の経営者など主に中小メーカーが反帝国重工で組んだチームとなっています。
本作品では今までの「下町ロケット」作品のように、佃製作所単独で大企業に立ち向かうというステレオタイプな構図ではなく、ちょっと複雑な人間関係も絡めてストーリーが展開します。
農業のICT化というテーマが、高齢化する日本の農業の未来を切り開く切り札として位置づけられ、それが荒唐無稽な設定ではなく、非常にリアリティーのある設定であるので、まるで近未来(それも数年後とか10年後ぐらいの感覚)を目の前で見せられているような読後感でした。
物語の展開としては、紆余曲折があっても敵味方なくノーサイドで日本の農業を救おう!という結末になっていて、爽快な読後感で締めくくられています。
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ドラマも良かったけど、
改めて読んだ本書もいいねぇ〜。
伊丹くんに甘すぎる気もしますが。
ライセンス契約の
ライセンス料は如何程?
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日本の農業が抱える問題を背景にあてた今作。
ゴーストとの2部作におよび長編だったが、そんなことも感じさせないくらいのテンポ感と圧倒的迫力だった。
温かさ、繋がり、継承。
これは伝統だけでなく人間関係も同じで、読了後に自らの背筋が伸びるような良書だった。
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ゴーストからの続き。
今までと同じく大団円に向かって話は進んでいく。
いろいろな事情を抱えた人たちの背景を丁寧に描いてあるのでよりリアルに感じる。
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ゴースト、ヤタガラスと1日で一気に読んだ。
下町ロケット1,2と違い、これは3だけで区切りつかず、3,4で一つの話という感じ。
楽しんだけれど、ドラマを見ていたのでその復習という感覚。登場人物はドラマの役者が思い浮かんでしまうし。
ドラマのラストでは2台のコンバインの衝突をプログラム変更で危機一髪回避!というシーンがあったが、小説ではなかった。そうだと思う。あのドラマのシーンは無理があった。コンバインを止めて、それからプログラム変更すればよいと思った。
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これからの農業を救うことに情熱を注いでいてとても熱くなる
やっぱり企業や組織のための事業ではなく、世の中のための事業だよね
そこをしっかり押さえて仕事していきたいなぁ
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家の近くの田園地帯にダイエット目的でジョギングに行きます。歩測しながらトノさんちの実家の田んぼの広さすげぇなぁーなんて思ったり。
美しい景色で前からとても気に入ってたんですが、本作読んで「いい風景だなぁ」と改めてしみじみ。
農業事情に関してはサッパリなんですが、本作を読む前から素人ながらにも、
おじいちゃんばっかり(たまに小さい孫を連れてきててほっこりする)なのに休耕田ひとつもないな、みんな頑張ってんなぁー
機器は各農家が個人持ちしてんのかな?共有化されてんのかな?
うちの技術とか応用できたりしないかな?(化学系だからイメージ悪いか…)
なんて走りながらおぼろげにビジネスちっくなことを考えてたりしました。
まぁ思い付いたのは稲本氏と同じく農業法人化ぐらい(これもトノさんに否定される)なんですが。
そんな日常にズバッと刺さった本作。正直ロケットや人工心臓よりもより身近で感銘を受けました。
佃製作所の作ったロケットの部品が、巡りめぐってトノさんや農家の皆さんの未来を作る…ミスチルの「いろどり」を思い出しました。
自分の仕事はBtoBなので最終製品を使うお客さんの顔は見えないけど、自分の仕事もまわりまわって誰かの(それこそじいちゃんの手伝いに来てるお孫さんなんかの)笑顔を作ってたらいいな。
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面白かった。「ゴースト」「ヤタガラス」ともに一気読みでした。
あんな形で裏切った伊丹社長をまとめる佃社長、人情味があって最後は泣きそうでした。
財前さんも頑張ってたし、野木教授も、一度は裏切られたのに旧友のためにまた立ち上がる。
そして何より人手不足な農業に対して光を当てる。
ロケット事業からここまで大きな話になる。
とても良かったです。
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この本を読んで、改めて仕事をする理念の大事さを学びました。
困難に直面した時に「日本の農業を救う」という理念に反していないかを問いかけるシーンがあります。
理念に基づいた仕事はブレない。
自分の仕事を改めて見つめ直したいと思います。
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ものづくりの情熱と信頼の技術力を持つ佃製作所が未来の農業のために農業ロボットの開発に挑戦する。
第4作にしてその魅力を失うどころか、益々佃製作所の奮闘が熱く描かれ、こんな会社があったらと惹かれている自分がいました。
自分の世界とは違うモノづくりの世界にも新たな魅力を感じ、社会のために力を注ぐというやりがいも強く感じました。
また、同時に利益を上げるためにあの手この手を繰り出すライバル会社との熾烈な闘いも、クライマックスで思い切り盛り上がり、カタルシスを味わうことができました。
コロナ禍の出口の見えない今だからこそ、佃製作所のような考えを持った会社が増えてほしいと思わずにはいられません。
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特許は大事だよ〜。帝国重工の財前さんどうなるんや…と思っていたけど、解決して良かった。的場はまた何かで出てきそう。
ギアゴーストの伊丹は、最後改心したかのように書かれていたけど、また絶対同じことがあったらやらかすやろ…と思いながら読んでた。
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ゴーストに続けて読みました。
帝国重工のゴタゴタには既視感が出てきてしまうが…。ダーウィンも農業法人も、純粋な敵ではなく心根は同じところがある、と。
佃製作所の根っ子なるものを佃と殿村から発せさせたラスト、良かったです。
あと、池井戸小説は連続して読むにはもったいないなと思いました。定期的に帰ってくる場所だと。
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様々な思いが交錯しあっています。その中で、佃社長の「人のために作る」ということが絶対にブレないのがかっこいいです。読者が望む形で物語が進む、安心の池井戸作品。他の作品でそれに胸焼けしまいたが、今作はすんなり受け入れられました。ご都合展開ではなかったからでしょうか。(そんなことないとは言い切れないのですが)