紙の本
科学的な要素は無し
2022/11/20 21:17
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもと違い、科学的な要素がない推理小説。。。と言うより湯川学の生い立ちを示唆するために作ったストーリに感じました。まったくヒントもなくて、唯々物語りを読み「よく考えたストーリを読ませるなぁ」とは感じました。しかし、謎という感じはなくてフーンで終わった印象です。
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事件の真相も衝撃だったけれど、ガリレオ先生の過去が、、、
家族の介護というだけでも、驚きだったのに。
でも、そういうことを人に話すことができるって大きな変化だと思う。
それにしても、今回のあの被害者は許しがたい。
自業自得。
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ガリレオシリーズ第十弾。
事件に関わる経緯も、謎解き事態も湯川じゃなくてもいいんじゃないかと思えてならない。
事件とガリレオの真相を重ねようとする意図も無理を感じる。
ガリレオの真相は謎のままにしておいて欲しかった。
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「人の繋がりとは、そう単純なものではない」
そんなことを改めて考えさせられました
帯には、「ガリレオの真実」とありますが、
自分を多く語らない湯川先生が、なにを考え、なにを思い、この事件に関わっていったのか…
一読の価値あり だと思います。
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ガリレオシリーズの新作。図書館で予約してもなかなか回って来ないのだけど、今回は早めに予約できたので、1か月半ぐらいで借りることができた。
評判の悪い男性が殺されているのが発見された。DV被害にあっていた同居していた女性が行方不明になり、その行方を捜し、事件の真相を暴き、サイドストーリー的に湯川学の出生の話も明かされるという内容。
タイトルの螺旋はDNAの意味だったのかと思った、どこにも書いてないけど。複雑な出生を持つ人が多く登場する。
子供には絶対両親が必要とも、実の親の元で育てられるのが絶対に幸せだとも思わない。でもやっぱり血のつながりを追い求めてしまうものなのだなと思った。特に実の両親がわからなかったり、生き別れていたら、自分のルーツについて知りたくて仕方ないと思う。
それにしても殺人を犯す必要があったのかと、湯川学の両親の登場が唐突過ぎたことに違和感は残る。
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『誰にだって親はいる。白いカラスにいたように』『湯川、おまえ、、、 何を隠している』ガリレオシリーズ最新刊。
【透明な螺旋】東野先生、タイトルが秀逸過ぎます。親と子。愛する人を皆それぞれが守っていた。透明な糸を離さないよう、手繰り寄せるように。学者でも教授でもなく、【湯川学】という一人の人間に深く触れ、切なく読了した。
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一気読み。トータル2時間くらいで読めてしまった。ほんとに東野さんの読ませる力?、すごい。
内容は面白かったのは言うまでもないんだけど、なんとなく既視感があったかな。。。
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❇︎
ガリレオシリーズ最新作
タイトルにある「螺旋」のとおり、
人と人の関係が複雑に絡み合い繋がった物語。
何度手にとっても、東野圭吾さんの小説は
とても読みやすい。
平易な言葉でわかりやすく、非常にテンポ良く
話が進行するので、一つひとつが目の前で
映像になっているかのような印象を受けます。
じっくり読もうといつも思うのですが、
またもやってしまった一気読みでした。
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海に打ち上げられた身元不明の他殺体。
身元を調べる草薙と薫の下に、同居していた
恋人までが失踪し、連絡が取れず行方不明だと
連絡が届く。
失踪した恋人を探す中で、彼女と懇意にしていた
絵本作家が浮上し、細い蜘蛛の糸を辿った先に
なぜが湯川の名前が。
湯川、草薙、薫が手を組み、
事件は解決へ向かうのか。
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なるほど。。。
2時間半ほどで一気に読み切ってしまった。
なるほどね、東野さんは直木賞受賞作からやたらと人情に訴える何かを書いてるなーと。
ガリレオ先生の過去がたくさん散りばめられてた。でもそう言うの知りたかったかな、知らなくてよかったような気もしたかな。
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ガリレオシリーズ
湯川先生の家族のことがわかるのがシリーズ的にはすごいけど、事件にはあまり物理学は関係なかったかな
湯川先生の家族が関わっていたから、ってことでしょうか
螺旋からDNA関連かと予想していたけどその通り。でも最後は予想から違う結末で、ストーリー的には良くないけど、読み手としてはよかった
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今までのガリレオシリーズを期待していたから、ちょっと期待から外れたかなって感じ。
でも、これはこれで読み応えはあった。
「容疑者Xの献身」のように人の想いが複雑に絡みあっていると思った。
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湯川先生のイメージが覆った。
ただの偏屈な訳ではなく、悲しい過去があるんだな。
「本当のものなんか何もない、人間はみんなひとりぼっち」
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さすが東野圭吾さん。
飽きることなくするっと読ませる天才。
やっぱりガリレオシリーズはいいね。
湯川先生の秘密にびっくり。
ましゃ(福山雅治)と柴崎コウを思い浮かべながら読みました。
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読んでると止まらなくて、ほぼ一気読みしました。
幸せになれるはずだったのに彼が病死。しかたなく子供を捨てた女性。この人がナエさんと思っていたら、秀美ママ出現。ママが母なんだなと思ったら、千鶴子は娘じゃなかった!!
湯川母は、実の息子ではないのに学のことは覚えてる。
老女3人は、本物でなくても、「そういう存在」、が愛しかったんだと思うし、愛情を注ぐ相手がいることが、生きる喜びであり、苦悩でもあると思いました。4人の母の物語ですね。
ガリレオというか、スピンオフみたいな感じ。
湯川学が出てくると、脳内であの音楽が鳴り、あの人がセリフを全部言ってました。笑
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物理実験的な殺人事件の捜査協力者としてではなく、事件関係者とかかわりを持つ湯川教授の人間性を感じることができた。
人の子であるならその親の存在は不可欠だ。しかし、今まで湯川の家族の話はここまで出てこなかった。
作品自体にも血のつながりに限らず、人は良くも悪くも誰かとかかわりあいながら生きているのだということを実感させられた。