紙の本
新型コロナに負けず強い人生を送って欲しいとエールを送る物語
2023/03/10 17:22
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投稿者:日本代表、WBCで優勝だ!48 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新型コロナが出回り始めた頃書かれたと思われます。 鯉のぼりの子供たちが人間の子供や、生まれてくる 赤ちゃんたちを励まそうとする姿が良かったです。
紙の本
離れていても届く
2023/01/02 03:47
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
人と人とのつながりの温かさを描いてきた重松清さんだけあって、「天の川の両岸」は転換期になりそうですね。リモート時代ならではの親子の愛情が伝わってきました。
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人とのつながりや人を想うつながりをテーマにしている短編集です。
重松さんらしい優しい話ばかりです。
またコロナ禍の今っぽい話もありました。
特に原っぱに汽車が止まる夜が印象的でした。
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こういう、悩める人に少しでも救いになるような本を書いてくれたことには感謝するけど、こんなハードカバーで1,700円もする本で、伝えたい人たちにちゃんといきわたるのかな?いきなり文庫とかで安く仕上げてあげることは出来なかったのかな?
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全11編の物語からなる本書。重松清さんの本は妹から勧められていて前から気になっていたけど今回初めて読んだ。どのお話も素敵(11編全てについて感想を書いたら膨大な量になるので割愛する)だが、特に心に残ったのは『ウメさんの初恋』。気づいたらぼろぼろ泣きながら読んでいた。
「誰かに会いたいと思ってるとき、ほんとうはもう会えてるのかもしれないな」(『かぞえきれない星の、その次の星』より)これは個人的に、忘れ難い響きのある一節。
コロナ禍に入ってからの日本の現状や、日本人の心情をよく反映した表現がとても秀逸。
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重松作品の中では凡作。2に近い3。
短編集なので、感情移入しにくいのは仕方ないですが、
それぞれの話も薄く感じます。
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コロナの影響や辛い、不自由な生活をしている世界へおくる短編集。「送り火のあとで」「かぞえきれない星〜」が良かった。いじめの問題は本当に難しい。何かいい方法、ないかなぁと思ってしまう。
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重松清さんの短編集。
短編なのに泣かせてくるのが、本当にすごい。
簡単に泣かされるわたしですが。
「とあるウィルス」が出てくるお話は、
ちょっと、まだ、読むのがしんどい。
桃太郎のお話が皮肉たっぷりでよかったです。
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11篇収録の短編小説。大人から子どもまで楽しめるストーリー。寂しさや悩みを抱えながらも一筋の光を求めて前に進もうとしている主人公たち。弱者でも 出来ることがある。ホッコリする読後感でした。
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久々の重松作品は、星をテーマにした11の短編集。コロナ禍である今、自分を重ねて読めるのは重松さんならではの優しい言葉の綴りだと思う。
「原っぱに汽車が停まる夜」「送り火のあとで」「かぞえきれない星の、その次の星」が特に印象的。
どうしようもない寂しさは消せないけど、希望満ち溢れている。
寂しさを埋めるのに、時間は必要だけどその中でふと側にいてくれているように感じ出す時がある。
寂しさを感じる時会いたいと思う時には、もうその相手に会えている・・・と言う感覚が持てたらいいなぁと思う。
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コロナウイルスもイジメも人を悲しい思いにさせるけど、決定的に違う。不可抗力か否か。
イジメにまつわる物語を読んだあとは、何だか嫌な感覚が残るんだよね。
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どことなく暗いお話。桃太郎のお話、こわかった。
最後のいじめの話?は、重松さんらしい。かぞえきれないものを、ときどき見たほうがいい。希望はある。
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さみしさは消えない。でも、希望はある。
夜空にちりばめた11の小さな星たちの物語。最後の表題作で全てが治まって心地よい。やっぱり重松さんは温かいなあ、よい読書時間だった。
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11編からなる短編集。コロナになってからの世界が描かれてる作品が多く、そのなかにある別れや生活、これから。どの作品にもさみしさとかやるせなさのような感情が流れていてそれが今の世界なんだなということを実感する。最後に収録されている表題作で全てが繋がるような内容で安易な希望を見せることなく、だけどどこからでも希望を見出せることを描いていて別れの後どうしようもない感情を掬い取ってくれる。重松さんの作品は久々だったけれどやっぱり素敵。大切な作品になりました。
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重松さんの本は優しい。
11の短編は、コロナ、いじめ、戦争、差別、虐待…重いテーマが扱われているけれど、辛さや寂しさの中に小さな希望が感じられる。
「ごめんな、こんな世の中にしてしまったのは、おとななんだよ。」
ここ最近、自分も思っていること。
かぞえきれない星を見上げたくなった。