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研修報告書対策として
2023/02/05 13:44
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投稿者:カレーパン - この投稿者のレビュー一覧を見る
当社の研修報告書は決まったフォーマットがある。
しかし、これが非常に書きにくい形式である。
研修内容の他に見出しが3個あるが、見出しに拘束され、
起承転結の文章を書くことが困難である。
文章自体は悪くない出来になっているが、推敲に時間がかかる。
非常に苦痛で「研修ハラスメント」だと感じる。
本書を読んで見出しに捉われない研修報告書の書き方の指針ができた。
今まで、内容のところは新書の裏表紙に書かれているような
ネタバレしない感じでさらりと書いていた。これを改める。
研修の中で特に気になった部分を要約する。つまりこれをテーマとして
それぞれの見出しに沿った内容を書けばよい。
ただし、見出しの解釈を少々変更する必要がある。
一番はじめに、「受講して良かった点」が来るのだが
これが厳しい。ほかの2つの見出しも極論「どう活かすか」に
なっているので内容が似たり寄ったりになる。
だから、「良かった点」を「気づいた点」とする。
続いて、「現状の課題と対策」を述べ、
最後に、「具体的なTO DO」を書く。
これで内容から、3つの見出しに一貫性のある文章になる。
本書には文章のテクニックは一切書かれていない。
だが、「自分の言葉」で研修報告書をつくるために
ひらめきが得られた点で価値があった。
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自己理解を深め、自らの《自由》を実感できるようにするために、自由の相互承認の感度を高めるための思考と技術。
この本を読んで自分なりに考えたこと。
小手先の文章術や会話テクニックではなく、
何のために自分のに〈ことば〉を表現するのか、本質的に考えられています。
これから何度も読み返したい本。
対話のデザインという著者の本も再読したいと思います。
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トピックとは、出来事や事柄の話題のことであり、テーマとは、その課題を検討するための主題。
テーマを立てたときに、既に自分が本当に言いたいことがすべてわかっているわけではなく、暗くて長い退屈な道を歩く(テーマについて自分と向き合う)ことによって、もやもやしていたものが明確になっていくものである。
「その過程が人の成長過程で、その結論によって自分という一人格が形成されていく」「表現活動という行為の一つの目標は自分で自分を納得させるためである」という筆者の主張に共感しました。
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◎面接、プレゼン、英会話とかで勉強になる本
自分の言葉を作るとは、自分のテーマを持って自己及び他者と対話すること。この本で言いたいことはこの一言に尽きる。
考えることと言葉にすることのプロセスを理解し、自分の言いたいことを探り、他者に向けてメッセージを発信することでその力は確実に向上する
p42
日常生活の中でさまざまな興味関心のヒントを得る
→そこから自分の好きをみつける
→問題関心から問題意識へ
なぜ?を使う
→テーマが見つかる
主張と経験はセットで!
自分のテーマを発見する
自分のテーマを表現する
自分のテーマで対話する
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言葉で表現するには、自分の考えていることを明確にすること(思考)と、他者に分かりやすく伝えること(表現)の、二つのプロセスがあるそうだ。アウトプットして他者とやりとりすることで、自分のオリジナリティが出来上がっていくという。自分の深い考えにたどり着くのも、他者に的確に誤解なく伝えるのも、つきつめていくとなかなか出来ていないことに気付く。失敗を恐れず、アウトプットを重ねていきたい。
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田中泰延氏の「読みたいことを、書けばいい」と「会って、話すこと」、阿部広太郎氏の「心をつかむ超言葉塾」などの自己表現術の本と、岸見一郎氏の「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」で紐解かれたアドラー心理学を読んでいたことで、本著の内容がスッと入ってきたというのが、個人的な読後感である。
おそらく、自分の想いを形にして表現するという作業の本質的な部分には、通底する哲学があるということなのだろう。
そして、そういうもの求めている分、そういう哲学に会う機会も増えているのだと思う。
そしてもっと「表現したい」自分がいることにも気付かされるのだった。
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自分には新しい学びは無かったです。ジャーナリング等試した経験がある人は同じ印象かと思います。
自分の言葉とは、生きる意味、オリジナリティだと。他社との対話で解像度が上がると。
要は言語には限界があるから、せめて一人の言語ではなく他者を交える事で、言語化できる概念の幅を広げられますって内容だと捉えた。
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23/9/18-23/9/18
自分の〈ことば〉をつくる
P46問題意識を中心にさていろいろなことを考えるようになる このことがすなわちあなたにとってのテーマ
P52経験のポートフォリオ化
P66なぜを問う
P88思考と表現による往還が問題意識を持ち、テーマを発見していくための唯一の方法
→いまいち掴めず
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伝えたいことをうまく表現できないもどかしさから手に取った。
思考と表現することはサイクルが必要、というのは、自身の思考しては書くを繰り返すことで文書が洗練されていく経験からも、強く共感できた。
また、他者から質問を受けたり、逆に考えを聞くことで自分にはない視点に気づき、より具体的に表現することに繋がるのは、試してみたいと思った。
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自分のことばをつくる
そのために大切だと思ったのは2つ。
まずはなぜ?と自分のことを掘り下げること。
これは意識していないとできないことだ。
なぜ自分はこのことに興味があるのか。
なぜ好きなのか。なぜ嫌なのか。
日常で感じる自分の心はなぜこのことに反応するのか。
そうやって深掘りしていくことで
自分への納得感が高まり、経験がさらに
自分ごととして昇華していくのだと思う。
次に、やはり対話だ。
表現、というからには相手の存在が欠かせない。
表現する力とは伝える力でもあり、
相手を見る力でもあるのだなと思った。
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自身のキャリア、今後どうしたいのか。
自分の言葉で思考する文献として購入。
■感想
・自分のテーマを確立し、今起きてることと
"繋げる自分ゴト化力"の大切さ
・内言と外言の認識と活用※自分は外言が弱い
他者にFBを、もらう機会と対話の量を増やすべき
・「なぜ」を問う理由は自分の主張をはっきりさせ、
自他共に「自分何がしたいのか。」を明確にする為
・感じたこと、思うこと、自由表現の大切さ
周囲を気にしない
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オーディブルで拝聴。オリジナリティや自分にしか伝えられないことは自分の中から湧いて出てくるのではなく、他人とのやり取りの中から見えてくるものである。ラリーをする相手がいないとそれは磨かれていかない。あるいは、多数のコメントか。
ところで「真剣に語り合う」みたいな機会はどこにあるんだろうか。それが見つかるまでいろんな組織に首を突っ込んでみることが必要だろうか。
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ことばで自分の考えを表すということに昔から苦手意識を持ってきたが、この本を読んで、苦手だからだめということはなく、この世には世界の人口分のオリジナリティや考え方があり、それを深めたり表現する権利は誰にでも平等にあって、それはいつからでも磨くことができるのだということに気づかされた。
今は何でもぱっと調べられて情報収集が容易にできる時代だが、まず内側に意識を向けて自分の持っているテーマに気づくこと、またそのテーマについて人と対話してみることで、自分の気持ちや意見が明確になってくというプロセスが表現することにおいては大事である。
レポートを書く学生さんや社会人、何かを表現したいと思っている人全てが読んでためになる本のように思う。
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昇格試験があり自己分析方法を再定義したくprime readingで読めたので読書
◯サマリ
「欲望を伴わない学習は記憶を損ない、記憶したことを保存しない」とはレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉。本書第1章はこの言葉から始まる。
自分の言葉とは、自分というフィルターを通し表現される言葉の事。自分のフィルター(価値観)は自覚しているテーマを起点として得られた経験・知識によって構成される。
自分の価値観:オリジナリティは初めから自分の中にはっきりと見える形で存在するわけではなく他者とのやりとりのプロセスの中で少しづつ姿を見せ始め、自分と環境の間に浮遊するものとして把握される。
理解と表現は次の関係である
情報→(理解のプロセス)→認識・判断→(表現のプロセス)→他者への表現化→(理解のプロセス)→他者からの反応
想像とは「借りて」「盗んで」「返す」というプロセスの「繰り返し」(原野守弘『クリエイティブ入門』)
人がものを作り上げるのはゼロから作り上げるのではなく、他者とのやりとりのプロセスで刺激を受け形にしていくということになる
自分の言葉をつくる上では「自分のテーマ」と「自分の経験」を一体化させ、自分の主張(結論)とする必要がある。
言い換えると自分の経験をしっかり観察した成果としてポートフォリオを作り、この成果を相互に批判しあい、議論することで自分が生きる新しい地平を拓く事につながる。
◯感想
他者があって、自分がある。その前提となるのは自己理解であるが、それは表現によって初めて成立しうる。
どんな内容であれ、起点は自身の興味・関心と経験を観察し何を見出すかという事なんだと思った。自分のポートフォリオになる出来事は無数にありとりとめもないが、広義の編集の仕方によって得られる事は変わるのだと思った。一見うちへうちへ掘り下げていく作業の様に感じるが、そこは螺旋であり、一部は表現していく事が更なる自己発見に繋がるのだと理解した。
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自分自身の考えていることを自分のことばによって自分のテーマとして相手に伝えるための表現という活動をはじめるための本。
自分が「考えていること」をそのまま「ことば」にするために必要な事項について書かれた本。
<まえがき>
何かを表現するときにもっとも重要なこと。
=「自分の”ことば”をつくる」ということ。
➡自分でなければできないことを表現するということ。
自分の”ことば”を発見する。
➡それぞれの社会で相手とのやり取りの中で、表現すべき内容と自分との関係にしっかり向き合うこと。
自分の”ことば”をつくるためのポイント)
・自分の中にあることば(考えていること)をどのようにしてじかくするか。
・ことばをどのようにして他者に伝えることば(表現)にするのか。
自分にしか語れないこと。
=「自分のテーマ」
自分のことばで語るために大切なこと。
=とにかく「ことば」にすること。
難しいこと)
・「考えていること」を「ことば」にするプロセス。
・自分のテーマを持つという実際の感覚。
<第1章 自分のテーマを発見する>
何かを表現する。
➡自分のテーマを自分のことばで語ることがもっとも大切。
表現する。
=自分自身を表すこと。
➡自分にしかできないこと。