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オンライン化する大学 コロナ禍での教育実践と考察 みんなのレビュー
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紙の本
大学もオンライン化でどたばた。2020からの「教える側」の奮闘記録。
2021/11/19 11:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ過、という言葉が定着してしまった2021。様々な場所で影響がでているだろうが、大学のオンライン化もその一つかもしれない。本書には中央大学の教授が体験した2020からの大学講義オンライン化の顛末と、対面授業とも比較しての様々な体験・考察が記されている。
文章も読みやすく、突然の事態にドタバタした大学の情景もよく伝わってくる。著者の大学では2020年の後期にはこれまで通りの対面方式も戻ってきたとのことなので、実際に体験した両方式の違いには実感がこもっている。主に教官側の意見にはなっているが、メリットやデメリット、工夫などが具体的に書かれているので会社のオンライン会議の進行とか、似たような問題にも参考になる部分が多いのではないだろうか。
確立されたものがない中でいきなり進められた大学のオンライン化。まだまだ試行錯誤の状態は続くのだろうが本書のような状況報告を積極的に役立てて欲しいと思うばかりである。本書は「教える側」の体験・考察であるが、学生側の言葉のきちんと聞いてみたいもの。
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