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はじめに
◎日本には差別がないという誤解
◎歴史を振り返りながら差別を考察
◎日本の巨大な差別・世襲政治
第1章 差別の源流
第2章 明治維新後も終戦まで続いた日本のカーストシステム
第3章 現代の差別
明治から現在まで続く世襲家系図
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うーん!おもしろい!!
この国の差別の歴史について知ることができて良かった。そしてそれが世襲議員に繋がるという話の展開。さすがの苫米地節に拍手。
政治を腐らないために、一考の価値あり。
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「明治維新が差別を作った」
とても斬新で入ってきました。
確かに江戸時代は士農工商は差別でなかったというのは聞いたことがあります。
そこで下級武士であった維新の志士たちが自分の身分を革命的に変えるために差別を作ったというのは結果からもあり得るなあと思いました。
ただ本書の中心の世襲の悪い面が著者の主張であって説得力は厳しいと思いました。
でも世襲が悪と仮定するなら私案はとても良いものやと思います。
自分としては世襲があかんのかはわからないです。
たとえ今が60点ないとしても世襲議員を廃止して50点を切ることもあり得るわけです。
それは誰も証明できないわけで。
今が悪いからといってもっと悪くならないとは保証できないですよね。
そういう意味で考えさせられる著書やったなあと思います。
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世襲議員という巨大な差別。苫米地英人先生の著書。世襲はだめ、世襲は悪、世襲はずるい、世襲は卑怯と言われることも多いけれど、世襲のすべてを敵視したり問題視したりしても何も得るものはないと思う。世襲を否定するなら日本の伝統芸能だって否定されてしまう。日本の伝統芸能こそ世襲まみれの世襲社会だから。世襲議員だって選挙で選ばれてはじめて世襲議員になれるのだから、世襲議員が許せないなら投票で意思を示すしかないもの。世襲は素晴らしいことと声高らかに言うようなことでもないけれど。