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2022/1/23 楽天ブックスより届く。
2022/4/28〜5/5
百田尚樹氏の話題になった日本国記を大幅に加筆修正した文庫版。上巻は古代から幕末まで。所々、百田さんの思想的な部分が強調されているような気はするが、日本史の教科書では無く、このような通史を読むことは我々日本人にとって自国の歴史を知るためにも重要であると思う。井沢元彦氏もそのような観点から「逆説シリーズ」を書いている。いろいろな人の同様の書を読むことで見えてくることもあるだろう。下巻へ。
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教科書に書かれていない事柄が盛りだくさんで目から鱗。学校の授業でもこういったお話が聞きたいくらいです。
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単行本積読状態の中、新版文庫版の方を先に読み終えた。著者のとらえ方を反映している好著。ただし癖が強いので、嫌悪する人はいるであろう。全体的な評価は下巻を読み終えた後に。
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小説家が書いている通史のため、ストーリーとして個々の出来事が繋がっており、すごく読みやすいです。上巻は縄文時代〜幕末、下巻は明治〜現代までが描かれています。
日本がどうやって国として出来、繁栄してきたのか?先人たちがどんな困難をどう乗り越えてきて今があるのか?自分たちの祖先はどんな人間性を持っていたのか?が分かり、とても面白かったです。
私はこの本を読んで、自分たちのルーツを知りたいという知的好奇心が満たされ、かつ日本人であることを誇りに思えました。日本のように成立して以来2,000年近く一つの国が続いた例は世界のどこにもありませんし、日本人はかつてから、誠実さ、善良さ、勤勉さを世界の人々に認められていたのです。
以下、メモ
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最後の文献の数にビックリしました。
相当学ばれたのですね。
若干偏ったようにも思える内容ですが、
とても分かりやすく、すらすら読めました。
下巻は明治以降なので、楽しみです。
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万世一系の天皇を中心に独自の発展を遂げてきた日本の通史を日本の誕生から現代までを描く。
上巻は、古代から幕末までが描かれており、日本史を一本の線でつないだようにとても分かりやすく歴史をとらえることができました。
これまでも歴史をある程度学んできたつもりですが、長い歴史をこうして物語のように読み解くことで、新たな日本の歴史の魅力を味わうことができました。
学問として知ることも大切ですが、日本人である自分のアイデンティティをしっかりと持つ意味もこの作品から強く感じました。
他国の人を尊重しつつ、日本人として胸を張って生きていきたいと思いました。
下巻も楽しみです。
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分かりやすく書かれており、読みやすい。
ただ、著者の願望のような解釈も見受けられるので、賛否が分かれる内容だろう。
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教科書を読んでいるようで、
初めは中々進みませんでしたが、
途中からは、続きが気になって
ペースがはあがりました。
学校の教科書で、
訳がわからないまま
年号などや人の名前を
おぼえさせられていたのに比べ、
因果関係などがわかって
余裕がある受験生などは、
本書を読む事をお薦めします。
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私にはこの本の是非を判断するだけの能力はないが、歴史書としては著者の推定が多すぎるのではないかという印象は強く残る。
ただ、日本人が日本史を学ぶ意味は、「日本とは何か」という問いに答えられるようにするということにもあるといえる。その意味では本書も有意義ではないか。
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上巻は幕末までの日本の歴史を解説してある。
それぞれの出来事などの原因や繋がりが解説されており、なぜそれが起きたのか、どういう意味があったのかがよく分かる。
巻末の膨大な参考文献からも分かるように、とても綿密に調べていらっしゃる。
その上で、ご自身の感想や想像を語っているので、その部分をどう思うかは各人が判断することかな。
日本贔屓に思う部分や恐らくこの本には載せなかった事実ももちろんあるだろうけれども、とても勉強になった。
歴史の教科書では知りえないことも多く載っているので読んでよかった。
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面白い。通史は何冊も読んできたが、ここまでドラマチックに描けるのは、さすが小説家。
因果関係については著者の解釈も含まれているが、主観だと分かったうえで読めば(実際にわかるように書かれている)、これほど面白く読ませる通史はないだろうし、逆にその解釈が正しいかどうか自分で確かめたくなって、日本史への意欲がさらにそそられる。
下巻も楽しみ。
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世界史を学んでいると、日本は歴史浅く閉鎖的国家という印象を持ちがちで、ある意味西欧諸国に劣等感を覚えることが多い
本書は中立であるべき歴史書の役割を超え、愛国心故の解釈が混じるものの、
・中華大陸に根付く易姓革命や欧州の革命文化と異なり、万世一系を貫く天皇や源氏血統縛りの征夷大将軍等血筋を大切にする伝統主義
・17条の憲法制定時代から争い事を嫌い平和や礼節を重んじる国民性
・地理的に孤立していた故独自に発展を遂げた室町時代の侘び寂び文化や江戸時代の上下水道技術
など、日本の素晴らしさを気付かせてくれる
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日本の最初から、令和の最新の話までも網羅した日本史。
日本史を通しで読め学べる。要所要所に筆者の私見が書かれており、それに共感できたり批判してみたりとかなり考えることができる作品となっており面白かった。
筆者の意見が徹頭徹尾一貫しているところは尊敬できる。また、令和に入ってからの新型コロナウィルスに対する政府の歴史に学ばない無能さなどはとっても共感してしまった。
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日本史を学び直す目的で読み始める。
学生時代ぶりで、歴史の流れを完全に忘れているが、それでも分かりやすく、過去を学ぶ面白さを感じる。
そしてそれは現代を生きる上で役に立つ。
全体の流れは理解出来たので、次は人にフィーチャーして深掘りしていきたい。
とりあえず下巻を読み進めよう。
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当代1のストーリーテラーにかかると、日本史も、こんなに面白い授業(?)になるんですね。
文体が、です・ます調になっていたのに、少々引っ掛かりがあったのと、ニッポン賛歌のところを、もう少し抑え気味で良かったんじゃないかと。