紙の本
イラン国民がたくさん登場
2022/02/13 12:46
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
イランに住む人々がたくさん登場。様々なエピソードが紹介されている1冊です。
無論、イラン情勢にも触れています。
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紀元前550年に大帝国ペルシアを建国したイラン人であるが、現在のイランはアメリカから経済制裁を受けてトンデモ国扱いをされ、日本もアメリカの圧力でイランとは自由な経済取引が制限されている。
そしてイスラム諸国の中でも、シーア派なので仲間外れにされがちなイランについて理解するには良い本であると思います。イランと日本にはイラン革命以前はとても強固な繋がりがあったのです。ダルビッシュもイラン系日本人だったのですね。
とにかく何も知らないのに、勝手に偏見の目で見るのはやめにしましょう。特にコロナで交流が閉ざされている外国については、書物で理解することを心がけましょう!
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同時期にイランに駐在していた共同通信の記者の方が書かれた本。同じ空気を吸った者として、頁を繰るごとに当時の出来事が次々と目前に現れ、懐かしすぎてもうだめ、という読後の感想。
客観的な感想も少し。
メディアによく登場するトンデモ専門家、知ったかぶり国際評論家(名指しはしません)とは一線を画し、普段着のイランが本の中心に据えられていることは、とにかく偏見や思い込みで語られてしまうこの国を、より現地に近い位置で感じられる作りになっている。
ペルシア語の日本語表記についてもう少し気を使ってくださっていれば、イラン世界の住人達からの無用な
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第1章 混迷するイラン情勢の行方
「トランプ.ショック」が弱者直撃
苦境のどん底であえぐイラン国民
人と人との絆さえも分断
家族を引き裂いた米国入国规制
イラン核問題とは何か
核武装疑惑はグレー
歴史的合意か、最悪のデイールか
第2章 絡み合う対立の歴史と現在
栄光と屈辱の記憶
今も潜むパーレビ王政期を懐かしむ声
学生たちはなぜ米火使館人質事件を起こしたか
第3章 革命から40年、イランの素顔
高校まで男女別学
面従腹背のアンダーグラウンド
ケバブだけじゃない、多彩なソy九文化
歴史とロマンのイラン深訪問
高かったインバウンド需要
第4章 社会の不合理に抗う者たち
公問処刑現場を捉えた報道
処罰か許しか、ある事件遺族の答え
「死刑大国」に変化の兆し
第5章 生死の現場を訪ねる
イラン.イラク国境地震
被災者から受けた敬意の抱擁
瓦礫に挾まれた家族の遺体
家族は私の希望のすべてだった
揺れのさなかに生まれた命
第6章 日本との絆を紡ぐ
半世紀途絶えぬ岳人の友情
阪神大震災に遭遇した地震学者
「日本とイランをつなぐカケハシ」/
「善意」の種まく半身不随男性
幻のペルシャ陶器に生きる美濃焼陶工
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政治に関してはもう少し踏み込んでほしいとは思うが、イランの社会面に関しては中々報道されないこともあり、新しい発見がたくさんありました。