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タイトルの通り、図形の証明が扱われていました。中学校の頃の証明問題を思い出しながら解くような感覚がありました。ただ、この本では本当に基本的な部分を証明していたので、逆にここで扱われている内容を前提にして応用問題は解いていた記憶はあるのですが、この本で扱われているような基本的な証明を解いていたかどうかは覚えていません。
例えばひとつの1辺とその両側にある2つの角が等しい三角形は互いに合同である、(ニ角夾辺相等)のということを証明したかどうかは覚えていませんでした。(同様に二辺夾角相当のことも。)
この本に登場するノナちゃんは間違えるのが怖いのか、なかなか証明問題を自力で解くということが苦手なようです。何かひとつだけの正解があってその通りに答えないといけないという思い込みにあるようです。この本では時間をかけて考えることを通して答えに結び付く考えにどのようにたどり着けるのかを追っているようでした。
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2022-03-15
ノナちゃん出演第2弾(もうひとつは「学ぶための対話」)
こちらは、特に教える側、教師や塾講師に読んでもらいたい。証明そのものではなく、それが何故必要かを教える「理由」を改めて気がついて欲しい。
「こんなことも分からないの」という言葉の残酷さに気がついて欲しい。
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自分の外で自分自身が
先生役をすることがあったり、
生徒役をすることがあったり、
自分の中には
先生役をする人と生徒役をする人がいて
一人ではできない、対話、会話を通じて言葉を使って
内にあることを外に出していく。
お互いに仲良く納得できる、
お互いが理解できる道があることを信じながら
少しずつ積み重ねていく。
正しいを求めたくなるし、
正しいだけのことなんてない。
この物語に取り上げられている世界ならば正しいはあるのかもしれないけど、
正しいが一つだけとは限らない、
相手が納得できれば
相手に伝えることができれば
そのために
数式だったり日本語だったりで
難しいことをしているわけでは無いけど
やったことなければなかなか慣れない
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ノナちゃんのファン。
「学ぶための対話」よりも易しく読めた。この難易度なら他の秘密ノートも読めるかも。