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2022年8月5日逝去、阪神淡路大震災のときにその名を覚えたのだったか。
自分で持っている本はたまたま春に買ったこれだけなので、積読の山から追悼読書用に抜き出す。
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妄想だけでも本が書けるのかとびっくり。
パラパラと立ち読みしてみて面白いと思い買ったが、半分ほどまで読んで挫折。読むに堪えず売却。
日本語の文法やら歴史やら色々と言及しているものの根拠なしの無茶苦茶さ。
大野晋氏の名前をよく出すので著作をしっかり読んでの発言かと思いきや、表層や自分の気になったところだけ都合よく摘んで引用しているだけ。
時間の無駄。
今回はじめて岩波現代文庫の本を、リービ英雄『我的中国』とあわせ二冊買ったが、どちらも自分の言いたいこと言っているだけ。多分現代文庫はもう買わない。
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読み終えた後、改めて「雑記」という題の前で立ち止まってしまう。確かに日本語論を愚直に書き記したというわけではない。むしろ流すように書いたエッセイだ。だがもちろんこの「流すように」という言葉を「手抜き」を意味する語として使いたいわけではない。むしろこのツルツルとした流れが著者のスマートな思考回路から生み出された産物であることを強調したい。中井久夫もまた(誰が言った言葉だったか?)「母国語で吃る」経験を積んだ人物なのだろう。日本語という言語が孕むコリをほぐすように多彩に思考を発展させ深化させる。侮れない書物だ
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文法論やエッセイなどが入った、文字通りの雑記でした。
翻訳家としての文章へのこだわりが垣間見える本だと思いました。
ただ内容は難解で、特に文法の辺りは私が無知なせいもありますが頭に入ってこず…