多分これから愛の日々 上 （ａｒｃａ ｃｏｍｉｃｓ） みんなのレビュー

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投稿者：れお　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

夢を叶え漫画家として頑張っていた主人公の彬央(あきお)は、何度目かの連載打ち切りを経験したのち筆を折り今は派遣社員でなんとか生活をしていたところ、偶然バッタリ高校時代の後輩のクマ(大隈)と再会します。
聞くとクマはシングルファザーで双子ちゃんを見つつ、超有名な売れっ子作家になってて!?ーーーという感じです♪

結論、ストーリー重視です！
あきおが大いに挫折してしまったために卑屈から這い上がれずにいるところ、クマの包容力と優しさと励ましでほんの少しずつですが、あきおが前を向いていけるようになっていく物語です!
売れっ子の小説家と売れなかった漫画家……という対極にいる立場の二人なので、陰キャあきおが這い上がれるかどうか…………って心配で下巻へw
(クマの双子ちゃんも良い子たちでそこもあきおの癒しになったと思う。。)

上巻は４話まで。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

クリエイティブな仕事に就いていなくても、仕事に絶望することは珍しくありません。これは、そんな心が弱っているときに寄り添ってくれる作品です。

ネタバレがあります。

●彬央の高校時代のオタク仲間兼後輩で今はシングルファーザーのラノベ作家攻め・大隈大翔／通称「クマ」
●マンガ家から派遣社員に転職して半年の31歳受け・伊藤彬央／通称「アキ先輩」
●大隈の双子の子ども・悠太と愛美

大学在学中にデビューしたもののヒット作を生み出せないまま20代を過ごした彬央はマンガ家を辞め、今は派遣社員として働いています。そんなある日、高校時代の後輩・クマと再会。作家として活躍する大隈に対し、マンガ家を辞めた彬央は引け目を感じ・・・

彬央のように夢を諦め生きるため働く、今の時代そんな人の方が多いのではないでしょうか。この作品は後輩・大隈と再会した彬央が心と体を休め劣等感と向き合い、もう一度夢に向かうお話です。

社会人なら心当たりのあるエピソードばかりで、つい自分に重ねてしまい、読んでいてツラかった〜（子どもたちがオアシス）！

上巻はBLどころではないです。でも彬央が卑屈になるたび大隈がエールを送ってくれて極めつけは告白！下巻はBL要素も期待できそう？

個人的に面白かったシーンは燃え尽きてしまった彬央に大隈が、「いいですか！？　あなたは今　ハヤオなんです！！」と言ったところ。説得力が半端ない（笑）。