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〇建物の透視図が素晴らしい
探し絵で振り返られる
おとぎ話をあらわした一枚絵の探し絵本
原典に近いダイジェスト
「ジャックと豆の木」
…ニワトリの丸焼きじゃなくて牛の丸焼きなのよね、そういえば
「シンデレラ」
…お城のつくりがさすが。舞踏会のオーケストラの場所。モデルがあるのかな?
「うらしまたろう」
…珊瑚の庭がきれい。波うつ塀が琉球ぽい。イカとタコのかごめかごめが怖い。四季の部屋!
「ヘンゼルとグレーテル」
…ファンシーで清潔なお家が人食い屋敷というギャップ
「ラプンツェル」
…ラプンツェル畑とお母さん!細かい。塔の下層の様子。カラスはおばあさんちゃうかな。たぶん両親もラプンツェルも王子も順番と礼儀をまもれば怒られんかったと思う
「いばら姫」
…倒れ方がリアル。1人だけ、あなた昼寝してたよね?て男性
「ももたろう」
…闇が深い。ど~みても、この鬼たち自給自足で生活していて、お宝も鬼たちのもののよ~な??
鬼の大将も人よさげだし
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7歳6ヶ月の娘
4歳6ヶ月の息子に読み聞かせ
細かいところまで
ずっと眺めていたい~
青山さんの魅力的あふれる絵
そして
そもそも子どもたちが
おとぎばなしをちゃんと知らなかった
という。そりゃそうか…
ちゃんと読んであげなきゃなー
そして私自身もラプンツェルとかいばら姫(眠れる森の美女)とか
ディズニー版しか知らなかった。
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建築家でもある作家さんが細部や内部まで再現する立体的かつ緻密なおとぎ話の舞台。
『浦島太郎』の竜宮城、『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家、『ラプンツェル』の高い塔…どれも素晴らしいが、イチオシはやはり『桃太郎』の鬼ヶ島。生活感溢れる鬼たちの暮らしぶりは見応えある。探し絵も堪能。
物語はだいぶ簡略化され、既知の7歳の息子も「ももたろう悪者みたいじゃない?」と感想をポツリ。『ねむりひめ』に呪いをかける魔女を占い師だと断言していたw
お話は事前に別の絵本でじっくり味わってからこちらを楽しんだ方がいいかもしれない。