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こういうラストとは
2023/11/17 04:11
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作家さんの特徴は、イヤミスなのだけど、今回はそうではありません。イヤミスを期待して読み始めた方はやや肩透かし、かも知れませんけど。個人的にはちょっとびっくりなラスト
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1エピソードずつ交互に2人の人生が描かれ、最後に交わる。
物語が進むにつれて登場人物の印象が徐々に変わっていって、まさに映画を見ているみたいな感覚。
まだ数冊しか知らないけど、今まで読んだ湊かなえ作品の中では一番スッキリした終わり方だった。多分。
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ここ最近の湊かなえの中でも群を抜いて面白かったし、映像化も十分にありえそう。キャスティング案は浮かばないけれど。明るい希望を感じるラストはいいね。
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湊かなえさんの小説が文庫化されたので、
嬉々として読み始めた。
オチはなんとなく途中から分かっていたが
最後のにもう少しどんでん返しがあるのかと
期待していたが、そのまま終わってしまった。
もう少し盛り上がりが欲しかったなぁという
印象。
でもやっぱり湊かなえさんの物語の進め方とか、
物語にのめり込んでしまうところとか、
好きだなあ。
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主人公である売れない脚本家の真尋と姉の千穂、新進気鋭の長谷部監督の3人から浮かび上がる笹塚町一家殺人事件の本当の姿とは。
最後はそういうことだったか....と見事に全ての伏線が回収されますが、そこ迄のパーツパーツのエピソードが細切れ感があってイマイチ感情移入できず。
ストーリーとしては素晴らしいけど、感情的な面でもうちょっと....となってしまいました。
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2人の物語が時系列も別々な状態で章ごとに交互に出てきて、後半は徐々に真実と真実がつながっていく、湊かなえさんならではの構成のセンスがある、魅力的なミステリーでした。
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主人公二人のそれぞれの物語が、ぶわっと糸が解けるように展開し、ああここも、ここも繋がってたんだと絡まり合い広がってくのが見事。
伏線回収がすごい。
湊かなえさんの作品だし、読む前はイヤミスを想定していたけど、読後感は良い。
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何本も張り巡らされた糸が最後にひとつの束になる感じが、さすが湊かなえ作品!と思いました。
今回自分は、「知ろうとすること/知ろうとしないこと」の対比をテーマにしているのかなと感じました。
湊さんは、知ることが救いになるという情緒的な面と、知らないことが守りになるという現代性をそれぞれ提示されていました。そのうえで事実ではなく真実を追い求めようとする姿に共感出来たし、エピソード7はすごく心に残りました。
面白かったです。
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主人公が章によって変わることと、物語の全体像がぼんやりしていたこともあり、掴みづらい話だと感じていた。
しかし、読み進めていくうちに点と点が繋がっていき、全容があきらかになっていく様が面白かった。
ただ色々と盛り込まれすぎて、少し置いてけぼりにされている気持ちになった。
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イヤミス女王作品!と思って、ヒヤヒヤしながら読んだけど、意外に大丈夫でした。感動作かな。
今回は主人公が2人!
意地が悪い人は確かにたくさん出てきたので、腹立たしい思いにもなったけど、サクサク読めました。
解説にもあるけど、小説家さんの構築の仕方ってスゴい。伏線の繋がり方が半端ない。
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全てが最後に辻褄が合ってスッキリする。
この本も親が子供に与える影響はかなり重要だと感じるさせる。
昔より親が大人になりきれてないからか…
世の中の環境が物があふれ 大切な物を無くしてもまたすぐ手に入る。不平不満を陰で吐き出すから
表でいい顔ができる。裏表を作り易い世の中。
なにをどうすればいいかわからないが 裏表がなく
単純な世の中がいいと思う。
みんな生まれた時は真っ白。
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購入済み
2022.10.01.読了
いい作品だった。
ここのところ、湊かなえがおもしろい!と思った記憶がないし、むしろホントつまらない小説描くよな、もう手を出すのやめようかな。とさえ思っていた。だから、この作品でもう一度湊かなえ力(リョク)に賭けてそれを最確認できたことは素直にうれしい。
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落日 どんな落日が待ち受けているのか想像しながら読み進む。うん? 落日 と聞くと終焉とか落ちるとか下向きのイメージなんだけど、なんだか違う気がしてくる。さりげなく 希望があると言うか……そう また日は昇る という気がしてくる。
脚本家にも監督にも、きらっきらのお日様の明るさには届かないけれど満月の静かな明るさくらいは今あると思える。
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湊かなえさんの作品が好きで何冊か読んでいるが、今回は何となく先が読める内容だった。
最後の最後でどんでん返しがあるかと思いきや、いい方に終わっていった。
力輝斗との絡みや今後が気になってしょうがない。
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胸が、いっぱい、なにを語ればいいのやら。
表紙のイメージがずっと頭にあって、
読んでる間とにかく重く苦しい場面もあるんだけど
めちゃくちゃ綺麗な夕日が浮かんで、
じんわり安らぐ気持ちで読み続けることができた…
ある事件を追うのは、警察でも記者でもなく
"映画監督"と"脚本家"ってのがとにかく肝だと思う。
あんなに綺麗に、すんなり情景が浮かぶように
事件の真相が読者に明かされるのが!なんともまぁ魅せ方がうまい〜〜〜
本当に大好きな作家さんですよ…