投稿元:
レビューを見る
くじけるな。やり直しができるのが、ひとの生涯。
長屋の桶職人の最期の願いを叶えるため、時季外れのクリを手に入れろ!
深川一の疾風駕籠の二人が希望を信じて、江戸の町を奔る、奔る!
投稿元:
レビューを見る
山本一力の深川を舞台にした時代小説は、さすがに面白いですね!深川の長屋に住む駕籠舁きの新太郎と尚平を主人公としたシリーズものですが、今回は、クリ粥となおしの桜の2編というか1つの物語です。今回は、長屋で慎ましく暮らしていた鉄蔵の亡くなる前に最後にクリ粥を食べたいという望みを叶えるべく新太郎と尚平が奮闘するという話と鉄蔵が残した遺産を使ってどうするか?という話なのですが、長屋の大家である木兵衛と長屋に暮らす人たちの人情やまわりの人たちとの縁や人情などが、余すところなく描かれており最高でした!
投稿元:
レビューを見る
たくさんの人々を巻き込んでの人情話
めちゃくちゃ都合良く人が繋がって行く( ̄▽ ̄)
都合良くラストまで突っ走って読み手に考える隙を与えないのが山本一力なのだ‼︎笑
とりあえず今年読むと言った三冊は読み終えた‼︎
投稿元:
レビューを見る
読後感とても気持ち良い小説。不思議なのは、通常の小説と違って、後から後から重要人物が出てくるんだけど、違和感というか不自然な感じが全然ないこと。最近の流行りは、伏線張りまくって後で回収という流れだけど、これは全く逆。それなのに、納得感がある。相当の書き手と見た。