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オンラインコミック発の作品らしい。印象は悪くないし、スマホで読むライト層には楽しんでもらえる作品だと思ったが、すれっからした読者にとってはもうひとひねりほしいし、絵も上手ではないなりにもうちょっと魅力があってもよいと感じた。作家さんには、これだけ描けるのでもっと描いて化けてほしいとは思う。
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Twitterで、6話まで読んだら全然違う印象、、とかなんとか流れてきて衝動的に読んでみた。
我が国の首相は、同性婚で社会が変わってしまうなどとバカ丸出しの答弁をしていたようだが、社会は変わるのが当たり前で変わって困るなら江戸時代でも奈良時代でも好きな時代にワープしてどっか行ったらいいさ。
とにかく、なんか面白そうと思って拝読。(マンガ初心者)
紐くんとの出会いは、まあ、話の流れ的にマンガで現実味なくよかったね、なんだが、それ以外は、キャラクター設定、社会的背景、立ち位置、女子の気持ち、とてもしっかりとしていえ、メインのキャラクターたちのみならず、ミチ(子ども)と会う喫茶店の店員さんの表情までしっかりしてる。たしかにTwitterで見た通り
途中から、あれ?あれれ?と気づきが雪崩のようにすごいことが提示され続ける。
社会的使命を果たすテーマと、
個人として女性として母や妻という役割として、いや、人を愛する一人の人間としての傷、自己的癒し、気づき、他者からの救済、自立、という人としての深いテーマもしっかり、ぎっしり。
もう社会はここ数年で遅ればせながら日本もとっくに変わっている。家族の形、婚姻とかにこだわるなら、このような新しい家族のありよう、経済的に自立している紐くんは自分のライフスタイルを変えたくないが子どもがほしい、じゅりさんは結婚も育児願望となかっだけど自分の気持ちの変化があり友情と育児も勝ち取り、周りで夫が協力しない中、一部の議員さんたちが変えたくないというてる家族制度の中で必死に子育てしてる人もいて、少子化対策とかくだらないこと言ってるけどさまざまな家族や家庭や非家族や非家庭がある社会、共同体において、こうして子どもが生まれ大切に育てられることが社会課題の解決にも、一人一人の個人の幸福にもなるんじゃないかな。
シンプルな絵も読みやすくて良かった。
2023年意固地な時代遅れと悪意、ミソジニーまみれの政治家の方、くだらない家庭幻想に陥って欺瞞的な人たちみんな勉強になるから読んだらいいと思う。
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最後がハッピーエンドで良かった。じゅりの提案は賢い。泉は一人でも育てる気満々だけど、職歴なしのシンママだけで育てるのはしんどい。じゅりも母親になることで負担はかなり減ったはず。特に経済的に。泉一人だけの稼ぎじゃ破綻するかも。今回読んで家族の形は夫婦だけに縛られなくていいと思えた。泉とじゅりみたいな未婚女性2人は珍しいけど成立してたし。子どもも幸せそうだった。理想の形とは違うけど幸せと言える泉はすごいな。過去を乗り越えて今を生きてる。良作でした。