紙の本
面白い資料がせんべいの消費量
2023/03/03 11:46
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
三大穀物とは、小麦と米とトウモロコシのこと、面白い資料がせんべいの消費量、福井県が1位、最下位が那覇というのは、これは何が関係しているのだろう、一度、調べてみよう、こういうことを調べるのが私は大好きなのだ
紙の本
三大穀物
2024/02/13 07:51
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三大穀物=小麦、米、トウモロコシについて地図を駆使し解説する一冊。しかし主に三大穀物の生産・輸出に関する内容で、それぞれの作物の特徴や植物学的な進化の成り立ち等も知りたかった。
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小麦、米、トウモロコシ の三大穀物について。生産高、生産地、消費地、品種などについてビジュアルに解説。へえーそうだったのか、というのがいくつも。大豆とジャガイモにも少し触れている。
小麦についてはロシア、ウクライナについて現状が。ロシアは中国、インドに次ぎ世界第3位の生産高。輸出先はイラン23%、トルコ21.7%、エジプト17%。ジョージアの北黒海沿岸のノヴォローシスクから船でトルコへダーダネルス海峡を渡り地中海へ。
ウクライナの生産量は世界第7位。ニュースでも言われていたように中東、アフリカ諸国地図で小麦の大半をロシアとウクライナから輸入している国が示される。特にスーダン、その右隣のエリトリア、その下のソマリアで露宇2国への依存度が高く食料が不足。
小麦やトウモロコシが輸入、輸出と交易されるのに比べ、米は主に生産地にて消費されている。
日本の米事情:GATTウルグアイラウンドの交渉結果、1995年より米の輸入がスタートした。これがミニマム・アクセス米(MA米)といい、日本が海外から最低限輸入しなければならない米のこと。ミニマム・アクセス量(最低輸入量)は国内消費量の7.2%と定められている。なので日本では、毎年約77万トン(世界輸入量の2%程度)を輸入。国内米への影響を少なくするため、国家貿易方式でMA量の全量を輸入する方針をとっている。主な輸入先はアメリカ、タイ、中国、オーストラリアなど。
小麦:オーストラリアでは日本のうどん用に品種を開発。
国家貿易:政府が特定の農産物を.独占的に輸出入すること。日本では米と小麦。農林水産省が必要量をまとめて輸入。農水省が購入した小麦(年間約500万t)は政府売り渡し価格で製粉会社に販売され、製粉会社が小麦粉に加工して流通する。
2022.12.15第1版1刷 図書館
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地図も表も全て読みやすい。
割と最近出版されたものなので、データも新しく、ロシア・ウクライナ事情にも触れている。
ただメインがアメリカと日本のことが多く、僕の知りたいヨーロッパ、アフリカにはあまり触れていないことが残念。
しかし、穀物という作物の動き、役割などを理解するには十分。
まだまだ勉強したりないことが多いが、農業の知識などない人でも理解がしやすい一冊。
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サクサク読めるというか見られてしまうがものすごい情報量、こういうのは最新版で見られるのがうれしい。ネットだとどうも信用しきれなくてね。