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文豪、社長になる みんなのレビュー

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みんなのレビュー30件

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)
30 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

本名は「ひろし」です

2023/04/27 17:52

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

菊池寛が雑誌「文藝春秋」を創刊したのが、
 大正12年、1923年のことだから、
 今年(2023年)は創刊100年になる。
 そんなこともあってだろうか、
 直木賞作家の門井慶喜さんが書いた長編小説が
 『文豪、社長になる』だ。
 5つの章で構成されていて、発表年月でいえば、
 第二章の直木三十五との交流を描いた「貧乏神」が2021年秋で最初で、
 続いて菊池寛がいかに「きくちかん」となっていったかを描いた
 第一章の「寛(ひろし)と寛(かん)」が2022年夏になる。
 いずれも、文藝春秋の娯楽誌「オール讀物」に掲載された。

 やはり、面白いのは「「寛(ひろし)と寛(かん)」だろう。
 冒頭の夏目漱石の死の場面から引き込まれれる。
 小宮豊隆や久米正雄といった門人の中にあって、少し距離がある菊池寛。
 いまだ名を成さず、新聞記者でしかない。
 そんな菊池を援けたのが、芥川龍之介だった。
 芥川は終生、菊池を本名である「ひろし」と呼び続ける。
 「寛」を「かん」と読むのは通称だが、広く呼ばれていくことで、
 彼は人気作家から雑誌創刊へと大きく変身していく。

 後半の章では、軍部に協力したという責めをおい 、
 公職追放される菊池寛。
 彼が作った「文藝春秋」は彼の手を離れ、この国を代表する
 総合誌になっていく。
 その最後の章に登場する石井桃子や、女子高生だった向田邦子など
 史実を巧みにいかした創作として
 とても面白くできている。

 菊池寛。
 昭和23年(1948年)に亡くなるが、まだ59歳という壮年であった。

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紙の本

少なくても、あと20年は長生きしてほしかった

2023/07/03 15:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「銀河鉄道の父」(名作です)で直木賞を獲得した門井慶喜氏の作品、ということで読む前から期待してしまいます、「恩讐の彼方に」「無名作家の日記」といった名作を残し、芥川賞直木賞を創設した人、菊池寛、少なくても、あと20年は長生きしてほしかった、59歳は早すぎる

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紙の本

文豪の「マーケッター」としての一面

2023/05/17 09:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る

ベストセラー作家にして文藝春秋の創業者・菊池寛を主人公とした歴史小説。文学史の知識として「父帰る」「恩讐の彼方に」といったタイトルは知っていましたが、「真珠夫人」をヒットさせたり、文藝春秋を人気雑誌にしたりというマーケッターとしての一面を初めて知りました。時代を捉えて楽しむ方にとっては難しい時代だったのかもしれず、もうちょっと戦後を生きてほしかったですね。

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紙の本

菊池寛

2023/05/13 10:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

菊池寛が、文藝春秋の始祖というのは知らなかったです。戦後、すぐに、亡くなったとは聞いていましたけど、まだまだ活躍できたのに……。菊池寛の小説は、名作ぞろいといわれていますが、未読の方は、まずこの本から

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2023/02/15 17:26

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2023/04/07 05:54

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2023/04/26 16:05

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2023/04/25 13:00

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2023/05/05 20:37

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2023/05/01 19:04

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2023/05/07 12:50

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2023/05/10 22:24

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2023/05/19 07:43

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2023/05/22 10:36

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