収録作品一覧
言語表現学叢書 第3巻 文学の言語表現学
- 表現学会(編)
作品 | 著者 | ページ |
---|---|---|
冒頭句「今は昔」と「けり」叙述 | 藤井俊博 著 | 1−12 |
物語冒頭と作品素材 | 神尾暢子 著 | 13−20 |
歴史的現在法の文体論的意味 | 山口仲美 著 | 21−28 |
見聞三話の統合論理 | 保科恵 著 | 29−36 |
「語り」の表現機構 | 安田章 著 | 37−47 |
俳文「柴の戸」の表現様式 | 広田二郎 著 | 48−55 |
文体の性格 | 真下三郎 著 | 56−61 |
日本古典文学の現代語訳 | 呉羽長 著 | 62−72 |
上代語における係助詞「こそ」の構文上の特徴 | 堀尾香代子 著 | 73−82 |
接尾語「さ」の構文的機能の変遷 | 秋本守英 著 | 83−91 |
落窪物語の丁寧表現 | 長沼英二 著 | 92−100 |
和歌の禁止表現 | 木村雅則 著 | 101−107 |
俳諧表現考 | 松岡満夫 著 | 108−116 |
視点と理解主体 | 東節夫 著 | 117−121 |
方丈記の解釈 | 押見虎三二 著 | 122−128 |
万葉集の歌謡性と視点の問題 | 久米常民 著 | 129−135 |
『和歌九品』望月駒詠の表現構成 | 小池博明 著 | 136−143 |
芭蕉の表現 | 赤羽学 著 | 144−150 |
『紫式部日記』の比喩表現 | 稲垣泰一 著 | 151−159 |
近松における修辞的分析の試み | 柳沢浩哉 著 | 160−167 |
平安時代仮名文における用語「山里」 | 阿久澤忠 著 | 168−176 |
表現世界と語の意義 | 藤田加代 著 | 177−185 |
場面に即応する義趣の追究 | 桑田明 著 | 186−194 |
古今的表現の一面 | 渡辺輝道 著 | 195−201 |
西行の旅の歌における表現意識 | 西村真一 著 | 202−208 |
聞書抄物のことばの解明をめざして | 小林千草 著 | 209−217 |
真名伊勢物語の清濁表記 | 遠藤邦基 著 | 218−225 |
子規の写生文に見られる現実認識 | 寺本喜徳 著 | 226−234 |
正岡子規の文章観と写生文の表現 | 長谷川孝士 著 | 235−243 |
夏目漱石『道草』における作中人物の発言と地の文との関係 | 石出靖雄 著 | 244−251 |
一人称代名詞「自分」の記述的意味 | 西崎亨 著 | 252−259 |
『細雪』四姉妹の対称詞 | 安井寿枝 著 | 260−271 |
大佛文学が描いた女性像 | 福島行一 著 | 272−277 |
文体はいかにして生成されるか | 木原茂 著 | 278−287 |
巌谷小波における口語文体形成の軌跡 | 小松聡子 著 | 288−296 |
志賀直哉における省略の文体 | 根岸正純 著 | 297−302 |
話型の力 | 平野芳信 著 | 303−310 |
横光利一における文体の形成 | 前川清太郎 著 | 311−316 |
川端康成作品のファンタジー性 | 森本正一 著 | 317−325 |
遠近法と作品世界の作られ方 | 井倉美江 著 | 326−334 |
大江健三郎の文体 | 橘豊 著 | 335−343 |
「その子二十」歌考 | 大野裕 著 | 344−352 |
永劫の旅人の円環のヴィジョン | 池谷敏忠 著 | 353−358 |
実相観入の論 | 山根巴 著 | 359−365 |
芥川龍之介『藪の中』 | 佐藤嗣男 著 | 366−376 |
照応と省略 | 菅野宏 著 | 377−383 |
「人生劇場」の評価 | 都築久義 著 | 384−390 |