収録作品一覧
古典文学の常識を疑う 1
- 松田 浩(編)/ 上原 作和(編)/ 佐谷 眞木人(編)/ 佐伯 孝弘(編)
作品 | 著者 | ページ |
---|---|---|
『万葉集』が「天皇から庶民まで」の歌集というのは本当か | 品田悦一 著 | 2−5 |
「枕詞は訳さない」でいいのか | 大浦誠士 著 | 6−9 |
『万葉集』の本来の姿はどのようなものか | 小松(小川)靖彦 著 | 10−13 |
五七のリズムは日本固有のものか | 岡部隆志 著 | 14−17 |
万葉仮名は日本語表記のための発明か | 遠藤耕太郎 著 | 18−21 |
上代文学はどのような古代日本語で表されているのか | 奥村和美 著 | 22−25 |
『古事記』と『日本書紀』の〈歴史観〉はどのように異なるのか | 松田浩 著 | 26−29 |
『日本書紀』は「歴史書」か | 山田純 著 | 30−33 |
『古事記』の出雲神話をどう読むか | 三浦佑之 著 | 34−37 |
『古事記』の神話は日本固有のものか | 猪股ときわ 著 | 38−41 |
天照大御神は太陽神か | 烏谷知子 著 | 42−45 |
「風土記」は在地の伝承か | 飯泉健司 著 | 46−49 |
『日本霊異記』は日本の仏教説話集の濫觴か | 山本大介 著 | 50−53 |
「国風文化」をどう捉えるか | 渡辺秀夫 著 | 56−59 |
注釈学の発生メカニズムは解明可能か | 東望歩 著 | 60−63 |
物語文学史の空白は書き換え可能か | 渡辺泰宏 著 | 64−67 |
文献空白期の平安時代琴史 | 正道寺康子 著 | 68−71 |
諸本論は『枕草子』研究を革新できるか | 山中悠希 著 | 72−75 |
五味文彦『『枕草子』の歴史学』の「新説」を検証する | 津島知明 著 | 76−79 |
紫の上妻妾婚姻論は平安時代の結婚をどう読み替え得たか | 鵜飼祐江 著 | 80−83 |
『源氏物語』の巻々はどのような順番で作られたか? | 中川照将 著 | 84−87 |
『源氏物語』作中人物論の常識を問う | 竹内正彦 著 | 88−91 |
『源氏物語』宇治十帖の謎 | 三村友希 著 | 92−95 |
『源氏物語』校訂本文はどこまで平安時代に遡及し得るか | 上原作和 著 | 96−99 |
『源氏物語』の注釈書はなぜ思想書となったか | 湯淺幸代 著 | 100−103 |
古筆研究はどこまで文学史を書き換えたか | 仁平道明 著 | 104−107 |
作家の古典現代語訳はどのように推敲されたか | 上原作和 著 | 108−111 |
中世が無常の時代というのは本当か | 藤巻和宏 著 | 114−117 |
和歌史において武士の時代はどう位置づけられるか | 舘野文昭 著 | 118−121 |
中世歌謡と信仰はどのように結びついていたか | 中本真人 著 | 122−125 |
中世に説話集が流行したのはなぜか | 近本謙介 著 | 126−129 |
『平家物語』は鎮魂の書か | 佐伯真一 著 | 130−133 |
『平家物語』の読み本と語り本はどう違うか | 佐谷眞木人 著 | 134−137 |
『太平記』はどのような意図で書かれたのか | 小秋元段 著 | 138−141 |
中世文学研究と「歴史学」の交錯 | 大橋直義 著 | 142−145 |
お伽草子は中世の文芸か | 伊藤慎吾 著 | 146−149 |
中世の偽書 | 千本英史 著 | 150−153 |
琉球をめぐる文芸 | 目黒将史 著 | 154−157 |
軍記文学史は必要か | 大津雄一 著 | 158−161 |
日本における「文人」とは | 池澤一郎 著 | 164−167 |
歌語「のどけし」にみる近世の歌論と実作 | 盛田帝子 著 | 168−171 |
国学における実証性と精神性 | 田中康二 著 | 172−175 |
浄瑠璃正本は実際の舞台にどれだけ忠実なのか | 黒石陽子 著 | 176−179 |
歌舞伎人気はどれくらい地方にまで広がっていたのか | 池山晃 著 | 180−183 |
『奥の細道』中尾本の意義はどこにあるのか | 佐藤勝明 著 | 184−187 |
蕉風は芭蕉の何を受け継いだのか | 深沢了子 著 | 188−191 |
近世における写本と版本の関係は | 塩村耕 著 | 192−195 |
十九世紀江戸文学における作者と絵師、版元の関係 | 佐藤悟 著 | 196−199 |
西鶴浮世草子をどう読むべきか | 中嶋隆 著 | 200−203 |
近世に怪談が流行ったのはなぜか | 佐伯孝弘 著 | 204−207 |
秋成にとって『春雨物語』を書く意味とは | 長島弘明 著 | 208−211 |
馬琴の「隠微」とは何だったのか | 板坂則子 著 | 212−215 |
軍記はどのような人に読まれたのか | 井上泰至 著 | 216−219 |
近世文学における教訓性とは | 倉員正江 著 | 220−223 |
近世期における春画の用途と享受者 | 石上阿希 著 | 224−227 |
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