収録作品一覧

和歌史の中世から近世へ

浅田徹（編）／小川剛生（編）／兼築信行（編）／神作研一（編）／田渕句美子（編）／堀川貴司（編）

作品	著者	ページ
『小侍従集』と「実定百首」	家永香織著	１３−３６
二条天皇と管絃者	中村文著	３７−５３
『宝物集』の証歌	紙宏行著	５５−６８
中世歌物語というジャンルについて	浅田徹著	６９−８７
俊成の時代の『伊勢物語』	山本登朗著	８９−１０１
伝藤原為家筆『治承三十六人歌合』断簡	久保木秀夫著	１０３−１１８
『千載和歌集』の成立過程	渡邉裕美子著	１１９−１３８
藤原俊成の判詞について	渡部泰明著	１３９−１５３
後鳥羽院歌壇の歌合と俊成判詞	安井重雄著	１５５−１７２
『五社百首』についての覚書	吉田薫著	１７３−１８９
俊成の祇園社奉納百首について	檜垣孝著	１９１−２０７
八幡信仰と慈円『法華要文百首』	石川一著	２０９−２２２
「追風」か「負風」か	兼築信行著	２２３−２４０
有心体の成立	寺島恒世著	２４１−２６０
巻子装の勅撰集	佐々木孝浩著	２６１−２７９
西行上人集の伝来	小川剛生著	２８１−２９８
紫式部影の瑞夢と九条稙通	杉本まゆ子著	２９９−３１１
実隆発句「梅が香を消えあへぬ雪やにほふらん」攷	大谷俊太著	３１３−３２７
脇坂安元旧蔵本について	堀川貴司著	３２９−３４４
仙台藩士茂庭綱元（了庵）の文事	綿抜豊昭著	３４５−３５８
長嘯子『挙白集』と西行歌の転生	鈴木淳著	３５９−３７６
和田以悦最晩年の文事	海野圭介著	３７７−４０４
もう一つの「細道」続貂	深沢眞二著	４０５−４２８
風客仁木充長	久保田啓一著	４２９−４４４
江戸の源氏学	神作研一著	４４５−４６６
後桜町天皇と近衛内前	盛田帝子著	４６７−４８８
歌枕から名所へ	錦仁著	４８９−５０８
窪田空穂による『源氏物語』の和歌注釈	田渕句美子著	５０９−５２８
国文学研究資料館所蔵松野陽一文庫分類目録		５４７−６２０
父との思い出	松野一秀著	６２２−６２３
歳月を超えて耳に響く声	ロバートキャンベル著	６２４−６２８