“砂子屋書房”の紙の本一覧
“砂子屋書房”に関連する紙の本を1,512件掲載しています。1 ~ 30 件目をご紹介します。
いま二センチ 永田紅歌集 (塔21世紀叢書)
- 永田 紅 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2023/02/27
- 発送可能日:要確認
- 【若山牧水賞(第28回)】蝶一頭二頭とかぞえしこともなくそんなふうだった会うまでの日は 抱きしむるにはまだ細く柔き子は長肌着の袖を嚙みはじめたり 2012年から2015年までの488首を収めた第5歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
『いま二センチ』は、『春の顕微鏡』に続く第五歌集である。二〇一二年から二〇一五年末までの四年間、三十六歳から四十歳の四八八首を収めた。二〇一...
奇麗な指 歌集
- 尾崎 まゆみ (著)
- 税込価格:2,750円
- 取扱開始日:2014/01/09
- 発送可能日:1~3日
- 香のあはくひくく来たりて柊と思ふわたしが瞬きをする 七月の雨をからだに容れるから紫陽花の藍色は濃くなる 海の青には空の色映されて夕焼の茜色がいつぱい 2008年から2013年までの作品を収めた第6歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
小池光歌集 続 (現代短歌文庫)
- 小池 光 (著)
- 税込価格:2,200円
- 発行年月:2001.6
- 発送可能日:1~3日
七文半の足あと 新刊
- 岩間啓二 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2024/04/11
- 発送可能日:要確認
- 二〇〇八年五十八歳の晩秋に仙台文学館で短歌と出会い、歌作を始める。翌年から読売や日経等の各紙に度々掲載、NHKにも紹介され、二〇一三年度読売歌壇で俵万智選年間賞を受け、穂村弘氏には新聞雑誌書籍で何度も紹介される。二〇一七年元日の読売新聞コラム「編集手帳」に載り、元千葉大学名誉教授で心理学者の故多胡輝氏からはその著書で『脳細胞刺激短歌』と評され紹介された。【商品解説】
橡と石垣 大辻隆弘歌集 新刊
- 大辻 隆弘 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2024/04/03
- 発送可能日:要確認
- 春の日にこほしく読みぬひそやかに自家生殖をする草のこと まなざしは遠くおよびて朝ぞらの青へめり込みゆく塔がある 2015年から2022年までに作った歌の中から長歌を含む414首を選んで収録。第10歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
「橡」は「つるばみ」と読む。日本の色の古名である。クヌギの実の煮汁によって染められたその色は重ねれば重ねるほど深みを増し、複雑な色合いになっ...
影ふたつ 歌集 (りとむコレクション) 新刊
- 生方 柾栄 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2024/03/25
- 発送可能日:要確認
- 「届けます出勤前に」教え子の電話に告げてぶどう持ちくる 亡きひとにダイレクトメール届きたりK社にはいまだ夫の生きおり 長年教職にあった著者の、2011年から2023年に詠んだ323首を収録した第1歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
隣席の女生徒問題とき始むカフェのざわめきスパイスにして
生方征栄さんが高校生や卒業生に向ける目はとりわけ柔和だ。長年、教職にあ...
三年有半 内藤明歌集 (音叢書)
- 内藤 明 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2024/02/27
- 発送可能日:要確認
- 若き日に見ざりしジャコビニ流星群夢幻となりて眼交を降る 炎天の下の小径をなづみ来て碧を湛ふる淵に逢ひたり 60歳代後半、2019年から2023年までの494首を収めた第7歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
二〇世紀のはじめ、中江兆民は喉頭癌で余命一年半と医師に言われ、『一年有半』を著した。世界と日本の変化に戦きながら、私の心身も変調を来たした。
いささか大仰な物言...
草の譜 黒木三千代歌集
- 黒木 三千代 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2024/01/17
- 発送可能日:要確認
- まなぶたを閉ぢて緋の合歓見るやうな形容詞「愛し」しとしとしたたる うまいもの食はせるだけの家婦となり火はどこかしら遠くで燃ゆる 同人誌や新聞に発表した作品をまとめた第3歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
長いあいだ歌集を纏めることを躊躇してきた黒木三千代が、ここについに上梓する第三歌集。ともすれば難解だったその歌風がより簡素、平明、シャープになったことをよろこぶ。生き生...
声は霧雨 富田睦子歌集 (まひる野叢書)
- 富田 睦子 (著)
- 税込価格:3,300円
- 取扱開始日:2023/12/22
- 発送可能日:要確認
- 崩したる「ら」の字は少女のかたちして丸みにプリーツスカート纏う にほんすみれ砂利のあいだにひとつ揺れこんなかたちの強かさもある 2018年春から2021年秋までの381首を収録した第3歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
まんさくの花 歌集 (朱竹叢書)
- 橋爪 あやこ (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2023/12/11
- 発送可能日:要確認
- 地の下に地震は続けど高原の焼野ににじみ出でし黄すみれ 一人住む家出でて物を買ひにゆく町の黄昏ネオンが灯る 驕ることなく休むことなく歩み続けてきた歌人の、褪せることのない人生の軌跡が纏められた歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
広大な阿蘇くじゅう国立公園の自然の姿を多くの人々に紹介する博物展示施設の館長でもある著者。驕ることなく休むことなく歩み続けてきた歌人の、褪せること...
シーラカンスの砂時計 乾佐伎句集
- 乾 佐伎 (著)
- 税込価格:2,750円
- 発売日:2023/12/04
- 発送可能日:要確認
- シーラカンス大海原に星を撒く 今だけが確かにあって薔薇を抱く ゴッホにも近付けるはず自転車で 2019年8月から2023年9月までの213句を収録した第2句集。【「TRC MARC」の商品解説】
口語をベースとして、俳句的手法を離れ、季語の制約もなく作られている乾さんの一行の詩は短歌的、一人称的な抒情を思わせる。しかしまた、そこにはどこか俳句的な、啓示的、飛躍的なものもうかが...
さいとうなおこ歌集 (現代短歌文庫)
- さいとう なおこ (著)
- 税込価格:1,980円
- 発売日:2023/11/17
- 発送可能日:要確認
- いつよりかわが胸に棲む悲しみがひといろの旗を掲げてきたる 歌集「キンポウゲ通信」「シドニーは雨」「明日は靄と」「逆光」(すべて抄)、歌論・エッセイ、日高堯子による解説などを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
第一歌集『キンポウゲ通信』(抄)、第二歌集『シドニーは雨』(抄)、第三歌集『明日は靄と』(抄)、第四歌集『逆光』(抄)。歌論・エッセイ。解説:日高堯子。【商品解...
庚申 中井康雄第六歌集
- 中井 康雄 (著)
- 税込価格:3,080円
- 発売日:2023/10/19
- 発送可能日:要確認
- ほかほかの零余子ご飯に柚子味噌を副えて食べたり昨夜はたのしく たゆき身を持て余しつつけふ何も用のなければ地下足袋を履く 平成21年から平成25年までの作品を収めた第6歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
『国東』『孤行』『閑雲』『翁草』『百耕』に続く著者第六歌集。平成二十一年から平成二十五年までに「石流」「八雁」に発表された作品がほぼ制作順に収められている。【商品解説】
街村 歌集 (地中海叢書)
- 両角 徳子 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2023/10/06
- 発送可能日:要確認
- まつ人のありて嬉しや賜りし新茶入れむと湯冷ましかける 朝焼けも山の向かうの夕焼けも母在りし日の焚火の匂ひす 青虫に成れずに生きる我れ百姓翅持ち飛ぶも夢幻に 明日朝は霜かと思ふ夕食の洗ひ物する窓に満月 第2歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
美ヶ原の麓の村に育ち、教職の夫と結婚し、上田市となった丸子町の家に住み、米・野菜を作りつつ生活をしてきた著者。第一歌集『雲谿』から十...
さよならいつかとだれかがいった 詩集
- 若山 紀子 (著)
- 税込価格:2,750円
- 発売日:2023/10/03
- 発送可能日:要確認
- 毎日詩集を読んだ 何冊も 何十冊も読んだ それらは次々に わたしのなかで交錯し 乱れ ぱらぱらと崩れた そうなんだ 詩はどこに在るのか 不条理 反逆 後悔 不毛 難解(「読む」より) 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
毎日詩を食べながら たよりないくもの糸を出す
それら とぎれとぎれに地に落ちてゆき
沈んでゆき いつの間にか
ぐだぐだと溜ってしまって...
安藤直彦歌集 (現代短歌文庫)
- 安藤 直彦 (著)
- 税込価格:2,200円
- 発売日:2023/09/13
- 発送可能日:要確認
- なか空に咲きあらはれて散る花の流るるみれば少し風ある つゆぐもる朝の谷間を中空を蝶のたちゆく明るき方へ 「佐夜の鄙歌」(全篇)、「九月の鮎」(抄)、歌論・エッセイ、小池光らによる解説などを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
『佐夜の鄙歌』(全篇)、『九月の鮎』(抄)、『鄙さかる』(抄)、自選三十五首、歌論・エッセイ
解説:小池光、落合けい子、奥田亡羊、藤井玄、...
本当の話 詩集
- 桐野 かおる (著)
- 税込価格:2,750円
- 発売日:2023/09/12
- 発送可能日:要確認
- 何が嫌だといって掃除ほど嫌なものはない 掃除機をかけるのは月一度 雑布がけは季節に一度がいいとこか おかげで部屋の中はいつも ゴミ チリ カビ でいっぱいだ(「掃除嫌い」より) 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
『嘘八百』『他言無用』『盗人』に続く著者第十三詩集。【商品解説】
歴歳集 酒井次男第八歌集 2 (茨城歌人叢書)
- 酒井 次男 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2023/09/04
- 発送可能日:要確認
- 霜柱立つ畑より採りしてふ葱の葉切れば液滴りし 初夏の青空飛ぶが如くにも常磐道を疾駆しにける 机の上広辞苑をば左へと移さむとすれ重くおぼゆる 平成23年から平成29年までに詠んだ370首を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者第八歌集。茨城歌人叢書第二〇三篇。
平成二十三年から平成二十九年までの三七〇首を収録。【商品解説】
野守の鏡 歌集 (まひる野叢書)
- 柴田 典昭 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2023/08/04
- 発送可能日:要確認
- 独り居の寂しさ母には告ぐらしきスマホに娘は頰寄せながら 秋入学立ち消えのままにこの国の周期揺るがず春入学制 野の番人のようにして、平成から令和への移り行きを見据えた珠玉の作品、400首を収めた第4歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
野の一隅に雨水を湛えた池水はおのずから水鏡をなす。短歌という水鏡が映す己の姿、天上の気配、地上の現実。野の番人のようにして、平成から令和への...
東方の石の夜明け 詩集
- 小幡 薫明 (著)
- 税込価格:2,750円
- 発売日:2023/07/31
- 発送可能日:要確認
- 誰かささやく 瑠璃にあおく 芽吹きととのう 樹の声 水の声 世界を耳にしまい 生まれたての風 円かに微笑む 野は妙に清く 噴水のひかりは 紫色に甘くかほり 空渡る(「門」より) 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者:小幡薫明(おばたしげとし)。1941年生まれ。
著者第六歌集。【商品解説】
くさかむり 浜名理香歌集
- 浜名 理香 (著)
- 税込価格:2,750円
- 発売日:2023/07/24
- 発送可能日:要確認
- 臨終の布団の下に足裏の見えて明るく日は射しており 仏壇に上ぐる苺のくさかむり母のふたつのつぶら実まっ赤 遠くには白雲の浮く空がある笑っていれば見上げない空 2011年2月〜2016年4月の作品を収めた第5歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
熊本は、阿蘇の伏流水に恵まれた水の郷である。水のなつかしさは、母を慕う懐かしさに似ている。このごろ母を思うことが多くなったのだ。(帯...
西方の樹 秋山佐和子歌集
- 秋山 佐和子 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2023/05/16
- 発送可能日:要確認
- 丹田に力入りたり喪の帯をかたくひと息に結び終ふれば 和泉式部詣でしといふ玉置神社の神代杉へ霏霏と雪降る 2014年から2023年までの498首を制作順にまとめた第9歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
四季のめぐりの中で、身内や敬愛する人々との永訣を多く歌う。
挽歌とはそれぞれの死を歌で刻印し、かつ永遠の生命をこの世にもたらし、
作者自身をも恕すもの。万感の祈...
春いろのマフィン 歌集
- 浅野 美紀 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2023/05/10
- 発送可能日:要確認
- 夏の匂いの風をまといてバスを待つ水色の傘にしずく転ばせ まだそこに父のいるよう紫陽花の白い毯雨とささやき合えり 自然が見せる多彩な表情を感覚するどく掬いとり、ゆたかな情感を湛えた第4歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
どこからともなく〈ひかり〉は届き、そこにあるものをやさしく包みこむ。
日々の暮らしのなかにあって、はるかなるものの手がかりのような〈ひかり〉である。...
紀野恵歌集 (現代短歌文庫)
- 紀野 恵 (著)
- 税込価格:1,980円
- 発売日:2023/04/07
- 発送可能日:要確認
- 世の中に値千金といふらむは春の夜大みそか逢ふ宵 マチネーといふ語響かせ帰りぎはゐやせしたふれかくるが如し 「フムフムランドの四季」(全篇)、「架空荘園」(全篇)などを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
『フムフムランドの四季』(全篇)、『奇妙な手紙を書く人への箴言集』(全篇)、『架空荘園』(全篇)収録。【商品解説】
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。