“有志舎”の紙の本一覧
“有志舎”に関連する紙の本を172件掲載しています。1 ~ 30 件目をご紹介します。
パレスチナ/イスラエル論
- 早尾 貴紀 (著)
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- 税込価格:2,860円
- 発売日:2020/03/02
- 発送可能日:1~3日
- パレスチナ/イスラエルの現代史について、歴史的・政治的・思想的・文化的な視角から論考。この暴力を対岸の出来事として見るのではなく、日本も含む近現代世界史の文脈の中で論じ、それを通して世界と日本を問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】
いま、パレスチナ/イスラエルをめぐる問題は、直視することも放棄したくなるほどの惨状にある。パレスチナのガザ地区はイスラエルの建設したフェン...
植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる 釜山から上海まで 新刊
- 宋 連玉 (著)
- 税込価格:3,960円
- 発売日:2023/11/06
- 発送可能日:1~3日
- 「売春する帝国」の構造とは。開港後の釜山から15年戦争下の上海まで、これまでの「慰安婦」問題が主に戦時下の問題として捉えられてきたことを転換し、近代日本の植民地支配全体に関わる性政治の在り様として問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】
日本の公娼制度は近代軍隊に無くてはならないものとしてつくられ、また近代家族を補完するものとして、帝国日本を支える重要な柱となっていった。...
「敗け方」の問題 戦後文学・戦後思想の原風景 新刊
- 五味渕 典嗣 (著)
- 税込価格:3,300円
- 発売日:2023/12/11
- 発送可能日:1~3日
- なぜ日本国民は敗戦によっても変わらなかったのか。文学者や思想家のテクストを手がかりに、帝国の記憶を選択的に忘却しつつ、今も旧宗主国民としての自意識をあからさまに保持し続けている現代日本の原点を見つめ直す。【「TRC MARC」の商品解説】
「1945年8月15日」は長きにわたって帝国日本の〈終わり〉の日、戦後日本の〈始まり〉の日と意識されてきた。しかし、この終わりと始まりは、...
第一次世界大戦への道とドイツ帝国
- 伊藤 定良 (著)
- 税込価格:3,740円
- 発売日:2023/10/09
- 発送可能日:1~3日
- 帝国主義の時代の世界史を押さえつつ、第一次世界大戦に向かうドイツの政治をさまざまな政治勢力のせめぎあいをとおして考察。近代社会が抱えた問題や深刻な矛盾が噴き出して巨大な戦争へと向かっていく構造を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
世界史上初の世界戦争・総力戦であった第一次世界大戦はなぜ起きたのか。帝国主義の時代の世界史を押さえつつ、第一次世界大戦に向かうドイツの...
初期社会主義の地形学 大杉栄とその時代
- 梅森 直之 (著)
- 税込価格:5,940円
- 発売日:2016/09/02
- 発送可能日:1~3日
- 明治後期に誕生した日本の初期社会主義。日本資本主義批判の系譜の根源に立ち帰り、大杉栄をはじめとする初期社会主義者たちの思想と行動の意味を、かれらが生きたグローバルなコンテクストとともにあきらかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
日本の初期社会主義は、明治後期に誕生した、日本で最初の資本主義への意識的な対抗思想・運動であった。本書はこうした日本資本主義批判の系譜の根源に...
近代日本の宗教概念 宗教者の言葉と近代
- 星野 靖二 (著)
- 税込価格:7,040円
- 発行年月:2012.2
- 発送可能日:7~21日
- 「宗教」とは歴史的に変わらないものなのか? 翻訳語として近代日本に新たに登場した「宗教」という概念が組み上げられていく過程を、宗教者たちの言葉を追うことで系譜学的に考察する。
明治維新と世界認識体系 幕末の徳川政権 信義と征夷のあいだ
- 奈良 勝司 (著)
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- 税込価格:7,040円
- 発行年月:2010.9
- 発送可能日:7~21日
- 西洋列強と出会い、それまでのコスモロジーが崩壊した幕末の社会は、自己意識を肥大化させることで「日本」を新たに創り出していった。世界認識の軋轢の結節点にあった徳川政権の姿を分析し、新たな明治維新史像を描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
関東軍と満洲駐兵問題 現地軍「独断的行動」のメカニズム
- 後藤 啓倫 (著)
- 税込価格:6,820円
- 発売日:2023/02/09
- 発送可能日:1~3日
- 現地軍は機械的な政策の執行機関ではなく、統帥権独立に基づく裁量によって独自の判断・活動が可能な特殊な機関だった−。関東軍の「独断的行動」のメカニズムを描き出し、その外交政策へのインパクトを検討する。【「TRC MARC」の商品解説】
1931年に満洲事変を引き起こした関東軍は、政府の不拡大方針をことごとく突破し、その独断的行動によって満洲国を承認させ、満洲における駐兵権と軍事...
朝鮮の近代思想 日本との比較
- 趙 景達 (著)
- 税込価格:8,800円
- 発売日:2019/03/08
- 発送可能日:1~3日
- 近代思想に関する論文を集成し、合わせて比較軸を示す意味から日本の近代思想や対外認識・国家認識に関する論文も収録した、著者の思想史研究の集大成。朝鮮独自の近代思想史を描き出す試み。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は朝鮮の近代思想に関する論文を集成し、合わせて比較軸を示す意味から日本の近代思想や対外認識・国家認識に関する論文も収録した、著者による思想史研究の集大成である。...
皇国日本のデモクラシー 個人創造の思想史
- 住友 陽文 (著)
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- 税込価格:5,940円
- 発売日:2011/07/26
- 発送可能日:7~21日
- 戦前日本のデモクラシーが、天皇を中心とする「皇国」を求める思想に帰結したのはなぜか? ナショナリズムに潜む私欲を乗り超え、社会を担う「個人」を求める思想の分析から、そのモメントをあきらかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
外征と公議 国際環境のなかの明治六年政変 新刊
- 大島 明子 (著)
- 税込価格:3,740円
- 発売日:2024/02/13
- 発送可能日:要確認
- 明治六年政変(征韓論政変)は、国内政局から論じられることが多く、その国際環境との関わりについては良くわかっていない。アメリカが新たな東アジア政策を模索するなかで、慶応三年、徳川慶喜政権は公議機関に支えられつつ米朝間の仲介と日朝関係の革新に踏み出そうとしていた。公議と対朝鮮外交は幕末の二大課題であったが、それらを継承した明治新政府は、戊辰戦争からの旧雄藩帰還将兵の暴発を怖れて外征へと傾斜してゆく。左...
植民地朝鮮の愛国婦人会 在朝日本人女性と植民地支配 新刊
- 広瀬 玲子 (著)
- 税込価格:7,700円
- 発売日:2024/01/15
- 発送可能日:要確認
- 植民地朝鮮において組織された官製婦人団体・愛国婦人会。本書はその誕生(1906年)から1942年に大日本婦人会に統合・解消されるまでの足跡をたどり、日本の朝鮮植民地支配において愛国婦人会がどのような役割を期待され、いかなる役割を果したのかを、植民地支配そのものとのかかわりの中で解明する。植民者としての日本人女性というものに注目し、一国史の枠組みを超えて、日本女性史における「植民地責任」を問い直す。...
「日本的なるもの」の思想史 戦争の時代における個人
- 松村 寛之 (著)
- 税込価格:5,940円
- 発売日:2023/06/06
- 発送可能日:1~3日
- 日本とは何か。かつて、この命題を身もだえしながら思索した人たちがいた。萩原朔太郎・保田與重郎・古屋芳雄・辻潤・石川三四郎。5人の知性が求めた「日本的なるもの」というものを読みとき、思想史の新しい地平を拓く。【「TRC MARC」の商品解説】
日本とは何か。かつて、この命題を身もだえしながら思索した人たちがいた。「日本的などというものは虚妄だ」という言説に、詩人・萩原朔太郎は、...
「スキャンダル」の時代の知識人と民衆 新人会・白蓮事件・アジア主義
- 雨宮 史樹 (著)
- 税込価格:6,600円
- 発売日:2023/05/12
- 発送可能日:1~3日
- 白蓮事件などの「スキャンダル」がセンセーショナルに報道され、現代化・大衆社会化が進行したと言われる1920〜30年代。しかし、それは本当だったのか。知識人と民衆の深い亀裂から、戦前日本社会の実像を描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
1918年、東京帝大では宮崎龍介などを中心に、虐げられた民衆の権利獲得を謳う学生団体・新人会が結成された。1920~30年代を大衆社会状...
近代朝鮮の甲午改革と王権・警察・民衆
- 伊藤 俊介 (著)
- 税込価格:5,280円
- 発売日:2022/11/07
- 発送可能日:1~3日
- 朝鮮が制度改革を通して自国の近代化を目指す契機となった「甲午改革」とは何だったのか? 甲午改革の持つ本質的性格を追究し、政治史のみならず民衆史の視点から朝鮮社会にとっての近代の意味を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
甲午改革――それは日清戦争期から1896年2月に朝鮮国王・高宗がロシア公使館に逃避するまで、朝鮮政府によって行われた一連の近代化推進運動である。朝鮮が制...
近代日本海軍の政治経済史 「軍備拡張計画」の展開とその影響
- 池田 憲隆 (著)
- 税込価格:6,600円
- 発売日:2022/10/03
- 発送可能日:1~3日
- 近代日本海軍の軍備拡張はなぜ始まったのか? 1883年に実施が始まる軍備拡張計画に焦点を当て、成立経緯と実施経過およびその影響について日清戦争期までを分析し、海軍軍拡の政治経済的意義を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
近代日本の海軍軍備拡張は当時の政治経済に大きな影響を与えた。この実施にあたっては一定の軍備構想に基づいた計画が策定される必要があり、それは国内政治や...
近代中国の国家と商人 税政と同業秩序のダイナミクス
- 金子 肇 (著)
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- 税込価格:8,580円
- 発売日:2022/07/31
- 発送可能日:1~3日
- 改革開放政策下の中国で同業団体が復活し、中国経済に大きな影響を与えつつある。近代中国の歴史を、税政に視点をすえて国家と同業団体がおりなす対立と共棲のダイナミクスから描き直す。【「TRC MARC」の商品解説】
中国では、改革開放以来、企業家を会員として同業で協力し合う同業組合=「行業協会」が復活し、中国経済に大きな影響を与えつつある。中国の同業組合は、清朝末期から中華民国期・...
「地球社会」時代の日米関係 「友好的競争」から「同盟」へ1970−1980年
- 長 史隆 (著)
- 税込価格:8,800円
- 発売日:2022/06/03
- 発送可能日:1~3日
- 【大平正芳記念賞(第39回)】1970年代、西側先進国では「地球」を1つの単位と捉える世界認識が広がった。そのなかで日米関係はいかなる変化を遂げたのか。グローバルな視野とともに社会・文化的な側面を重視し、新たな国際関係史のあり方を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】
1970年代、多極化とグローバル化の進展により世界は多元的様相を強めた。東西対立の緩和とともに、西側陣...
「都市の農村化」と協同主義 近代都市像の再構築
- 斎藤 義則 (著)
- 税込価格:3,960円
- 発売日:2022/04/28
- 発送可能日:1~3日
- かつて、日本の都市は一貫して農村との相互補完関係をもっていた。都市の歴史をふまえながら、地域社会における市民・団体・行政などによる様々な協業と協同主義の実践から、都市と農村との親密な関係を再生する道を構想する。【「TRC MARC」の商品解説】
かつて、日本の都市は歴史的に一貫して緊密な農村との相互補完関係をもっており、都市の土地も緑地を多く含む「庭園都市」であった。しかし、...
「下から」歴史像を再考する 全体性構築のための東アジア近現代史
- 伊藤 俊介 (編)
- 税込価格:9,460円
- 発売日:2022/03/31
- 発送可能日:1~3日
- 「下から」の視線で描かれた日本史・朝鮮史・中国史の論考から東アジア近現代史への再提起を行い、国家権力や支配層、知識人など「上から」の視点で描く歴史像とは違う、民衆の主体的契機を重視する歴史を描出する。【「TRC MARC」の商品解説】
今まさに世界中で、「下から」の告発・実践が立ち現れる時代を私たちは生きている。その告発こそが、支配・被支配関係のなかの暴力や、社会内の矛盾と格...
近代民衆の生業と祀り 労働・生活・地域祭祀の民俗変容
- 佐藤 雅也 (著)
- 税込価格:3,960円
- 発売日:2022/03/08
- 発送可能日:1~3日
- 近代化は民俗をどう変えたのか。近世から近代にかけて変容した人びとの生活・労働・信仰などのあり方を、東北の仙台地域を主な舞台として論じ、伝統社会から近代社会へと移り変わっていく歴史を民衆の視点から明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
日本の近代化は、欧米をモデルにした資本主義化であり、脱伝統などの発展理論を取り入れて社会を大きく変容させていった。そのなかで、民衆の生...
存在の歴史学 近代日本における未成の者たち
- 田中 希生 (著)
- 税込価格:3,960円
- 発売日:2021/12/27
- 発送可能日:1~3日
- 孤独な存在者たちのための歴史学は可能か? 武士の資格を失ってさすらう近代の文士や大陸浪人、近代に入って大きく立場を変える天皇に光を当て、無から有へ、有から無へと流転する〈存在〉のダイナミズムを描出する。【「TRC MARC」の商品解説】
あらゆる〈存在〉が、社会という名の〈関係〉のネットワークのうちに組み込まれ、埋没していく近代という時空。そこにあって、前近代的でもなければ近...
赤松啓介 民俗学とマルクス主義と
- 岩田 重則 (著)
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- 税込価格:3,080円
- 発売日:2021/10/27
- 発送可能日:1~3日
- 1980年代に「非常民」の民俗学で広く知られた民俗学者・歴史家の赤松啓介。しかし、それは晩年の一仕事にすぎない。赤松の生涯と学問・思想を、多くの作品から丁寧にひとつひとつたどり、彼の真の姿を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
1980年代に「非常民」の民俗学で広く知られた民俗学者・歴史家の赤松啓介。しかし、赤松にとって、それは晩年の一仕事にすぎない。「非常民」の...
東北史論 過去は未来に還元する
- 河西 英通 (著)
- 税込価格:3,080円
- 発売日:2021/09/24
- 発送可能日:1~3日
- 会津戦争、開発と飢饉、軍事基地化、戦後のレッド・パージ、大学闘争…。厳しい歴史を踏まえつつ、東北は〈いかに後進か〉ではなく、〈いかにして後進か〉を問い、日本の〈最後尾〉から新しい歴史の地平を切り拓く。【「TRC MARC」の商品解説】
この〈日本〉というクニの近現代史において、東北は「白河以北一山百文」と呼ばれ、〈後進地〉として置かれ続け、気づかぬまま・気づかれぬまま〈植民地...
日本を生きた朝鮮牛の近代史
- 竹国 友康 (著)
- 税込価格:3,740円
- 発売日:2021/07/30
- 発送可能日:1~3日
- かつて日本の農村や都市では、150万頭をこえる朝鮮牛(赤牛)が人びとと共に働き生きていた。日本を生きた朝鮮牛をめぐる記憶の糸を掘り起こし、その近代史を織り上げ、未来に向けた日本・コリアの対話の道をさぐる。【「TRC MARC」の商品解説】
牛が田畑を耕す役用牛として農民と共に力強く働いていた光景、それはもはや人々の記憶から失われ過去のものとなってしまった。しかし、かつて150...
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