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ジャーナリストの生理学
19世紀のパリで新聞などを舞台に活躍していたジャーナリストと批評家を取り上げ、作家一流の「生理学」の手法で徹底的に批判する。「もしジャーナリズムが存在していないなら、まち...
ジャーナリストの生理学
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ジャーナリストの生理学 (講談社学術文庫)
商品説明
19世紀のパリで新聞などを舞台に活躍していたジャーナリストと批評家を取り上げ、作家一流の「生理学」の手法で徹底的に批判する。「もしジャーナリズムが存在していないなら、まちがってもこれを発明してはならない」と一刀両断にする結論を見れば、今も昔も新聞は何も変わっていないことは疑いない。新聞の存在意義が問われる今日こそ、ジャーナリストはもちろん、すべての人が手にするべき一冊。(講談社学術文庫)
目次
- 著作権侵害者への警告
- 緒 言
- 一般的特徴
- 第一の属 政治ジャーナリスト
- A 新聞記者
- B 政治家兼新聞記者
- C 風刺攻撃文作者
- D 空疎論者
- E 大臣亡者の政治評論家
- F 一作托生の作家
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紙の本
フランスのバルザックによる「ジャーナリズム考」の一冊です!
2020/03/09 10:15
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、新聞や雑誌といったジャーナリズムの存在意義について書かれた著者バルザック独特の批判書です。バルザックは同書の他、『役人の生理学』という著者でも有名ですが、19世紀にフランスのパリで活躍していたジャーナリストや批評家を徹底的に批判しています。というのも、彼らの中には「狂信者」が多く混じっているからだと言います。そして、結論として、「もしジャーナリズムが存在していないなら、まちがってもこれを発明してはならない」とまで言い切ります。バルザック独特の批判的思考でジャーナリズムというものを一刀両断にした興味深い一冊です!