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ネット依存症のことがよくわかる本
著者 樋口進
インターネットにハマり、使用をやめられない心の病気「ネット依存症」。なかでもゲームは依存性が非常に強い。心のコントロールができていないとゲームのおもしろさに引きずり込まれ...
ネット依存症のことがよくわかる本
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ネット依存症のことがよくわかる本 イラスト版 (健康ライブラリー)
商品説明
インターネットにハマり、使用をやめられない心の病気「ネット依存症」。なかでもゲームは依存性が非常に強い。心のコントロールができていないとゲームのおもしろさに引きずり込まれてしまう。深夜に白熱するため、眠れなくなり、昼夜逆転の生活に。また食事もおろそかになって体がおかしくなる。引きこもりや家庭崩壊につながることも。本書ではハマる心理から治療法までを徹底解説。自分でできる依存度チェックテスト付き。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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紙の本
ネット依存症は“心の病気”・・・。この本は、ネット依存症にさせない、ならないために必要な指南書である。
2013/07/19 18:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:星の砂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
《ネット依存症》とは、「インターネットにハマり、使用をやめられない「心の病気」」という。依存症というと、アルコール、ギャンブル、薬物はよく聞くが、ネット依存症については、あまり耳に入ってこない。ネット依存症の患者さんはたくさんいるはずなのに、「認識されていない」というのも問題である。この本は、【1 バーチャルに生きるぶんリアルに支障が出る】、【2 息抜きや気分転換のレベルではない依存】、【3 なぜそれほどネットにハマるのか】、【4 病気だと認識することが治療のスタート】、【5 ネットとの付き合い方を身につける】と、ネットにハマる心理から治療法までを解説しているから、問題や悩みを解決する糸口になるのではないだろうか。
他に、【Aくんのケース:24時間ネットで体調不良。―】、【Bくんのケース:ゲームにハマるのは発達障害があったから?】、【Cさんのケース:夫よりネットが大切。離婚してもやめられない】という3人のケースや、本人や家族の体験談などを見て、他人事ではない…と怖くなり、【ネット依存症になっていないか。自己チェックしてみよう】を、早速、中3の娘と一緒にチェックしてみた。《インターネット依存度テスト(IAT)》は、全部で20項。結果、私は20点で《平均的なユーザー(20~39点)》。娘は40点で《インターネットによる問題あり。ネット使用が生活に与える影響を考えよう(40~69点)》であった。ちなみに、70~100点になると、治療が必要の域…。私は全く問題ないが、娘は平均的なユーザーのちょっと上をいってしまったから早いうちに対策と予防が必要だ。
医学でいう依存とは、アルコールなどの物質に渇望し、使用がコントロールできない状態をいい、依存している物質の使用を中断・中止したときに、「離脱症状(吐き気、発汗、震え、発熱など)」が現れるという。ギャンブルやインターネットなど物質に依存していない場合には、「離脱症状」が現れないから、依存症とはいえないという。インターネットの過剰使用は医学的には「嗜癖」のひとつというそうだ。だが、「嗜癖」という言葉はわかりにくいので、本書では、「ネット依存」という言葉を使っている。現在、「ネット依存症の治療法は確立されていません」というぐらい、ネット依存症には、わからないことが多くあるらしい、監修の樋口さんは、「大切なのは、本人が自分は病気だと認識し、治そうと決意すること」という。
パソコン、スマホなどの通信機器は、いまやなくてはならないツールとなっている。だが、「ネット依存症」という大きな落とし穴が待ち受けていることを理解し、ルールを守って取り扱わなければいけないということを、子どもたちに伝えるとともに、親(大人)も十分に注意していかなければいけないということを、認識していくべきだろう。