読割 50
電子書籍
凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力
著者 京谷 啓徳
古代ローマに倣うように、ルネサンス宮廷に甦る仮設建築の凱旋門。それは入市式における君主の行列を迎える舞台、またメッセージを伝える大道具として機能し、さらに「生きた人間によ...
凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力 (講談社選書メチエ)
商品説明
古代ローマに倣うように、ルネサンス宮廷に甦る仮設建築の凱旋門。それは入市式における君主の行列を迎える舞台、またメッセージを伝える大道具として機能し、さらに「生きた人間による絵画」の展示を加えて、大がかりな演劇的空間を作り出した。束の間の宮廷祝祭を彩った凱旋門と活人画は、その後、国民国家の記憶装置あるいは上流社会の娯楽としての道を歩みやがて明治日本にも伝来し独自の変容を遂げてゆく。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
漫画化、アニメ化希望!
2021/01/24 10:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:むぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。めくるめく活人画や一夜で凱旋門を建てる様子は、どたばたの中に人間模様もありそうで、武士の家計簿やテルマエ・ロマエのようなドラマ(漫画、アニメも)にしてほしいと思った。
真面目な研究書だけに、史実として登場する人物だけでなく、書かれていない街の人たちがどんなふうに楽しみにしたり愚痴ったりしていたのか…妄想が膨らみます。