新潮文庫ランキング
本の通販ストア、電子書籍ストア、提携書店の新潮文庫の本の売れ筋24時間ランキングです。100位のうち、1位~25位をご紹介します。
1位
藤原幸人にかかってきた脅迫電話が惨劇の始まりだった。昭和の終わり、藤原家に降りかかった母の不審死と毒殺事件の真相を解き明かすべく、幸人は姉の亜沙実らと故郷に潜入調査を試み…。【「TRC MARC」の商品解説】あの日、雷が落ちなければ、罪を犯すことはなかった――。埼玉で小料理屋を営む藤原幸人【ゆきひと...
2位
ウサギ狩りに行く人は本当は何が欲しいのか? 暇と退屈の問題を歴史的、哲学的に論じ、ハイデッガーの退屈論などを紹介。それらの知見をもとに、〈暇と退屈の倫理学〉を構想する。【「TRC MARC」の商品解説】「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙すると...
3位
【柴田錬三郎賞(第34回)】息子が不登校になった検事、初めての恋に気づく女子大生、ひとつの秘密を抱える契約社員。ある死をきっかけに重なり始めるそれぞれの人生。だがその繫がりは、“多様性を尊重する時代”にとって不都合なもので…。長編小説。【「TRC MARC」の商品解説】自分が想像できる“多様性”だけ...
4
遺影が専門の写真館「鏡影館」。その街を舞台に、男子小学生から死を目前にした老女まで、様々な人物たちの人生が交差していく−。数十年にわたる歳月を、ミステリーに結晶化した長編小説。【「TRC MARC」の商品解説】あの日、風が吹かなければ、私は生まれてこなかった――。藤下歩実は母の奈津実とともに遺影専門...
5
ある夏の朝、時速2、3キロで滑空する物体がいた。〈飛ぶ男〉の出現である。目撃者は、暴力団の男、男性不信の女、中学教師の3人。突如発射された2発の銃弾は、飛ぶ男と中学教師を強く結び付け…。表題作など全2編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】ある夏の朝。時速2、3キロで滑空する物体がいた。《飛ぶ男...
6
【芸術選奨・文部科学大臣新人賞文学部門(第66回)】隠しカメラを使った小説家の監視、巡回バスのニッチなアナウンス原稿づくり…。社会という宇宙で心震わすマニアックな仕事を巡りつつ自分の居場所を探す、共感と感動のお仕事小説。【「TRC MARC」の商品解説】「一日コラーゲンの抽出を見守るような仕事はあり...
7
大御所ミステリ作家宮内彰吾が死去。妻帯者ながら多くの女性と交際し、外にできた子供が僕だ。宮内の長男からの連絡をきっかけに、父が最後に書いていたらしい「世界でいちばん透きとおった物語」を探しはじめるが…。【「TRC MARC」の商品解説】衝撃のラストにあなたの見る世界は『透きとおる』。大御所ミステリ作...
8
倒木に着床発芽するえぞ松の倒木更新、娘に買ってやらなかった鉢植えの藤、様相を一変させる縄文杉の風格…。北は北海道、南は屋久島まで、樹木や花を愛で慈しむ心を玄妙な筆致で綴る随筆集。【「TRC MARC」の商品解説】樹木を愛でるは心の養い、何よりの財産。父露伴のそんな思いから著者は樹木を感じる大人へと成...
9
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅...
10
心に傷を持ち、人生に疲れた人々が集い再生を期す「すくいの村」。穏やかに見えるその集団だが、「呪いで人を殺す」という根強い噂があった。2008年、近隣の廃村で陰惨な死体遺棄事件が発生し…。【「TRC MARC」の商品解説】奈良県辺境のある奥深い山間部に、村はあった。心に深い傷を負い、積年の恨みを抱えた...
11
【新田次郎文学賞(第42回)】武家に生まれた歌川広重は浮世絵師を志す。しかし、彼が描く美人画や役者絵は酷評ばかり。鳴かず飛ばずの貧乏暮らしに甘んじていた広重だが、ある日舶来の高価な顔料「ベロ藍」に出会い…。遅咲きの絵師の人生を描く。【「TRC MARC」の商品解説】描きたいんだ、江戸の空を、深くて艶...
12
突然、弟が失踪した。放火犯の疑いがある女と姿を消したらしい。僕は、彼と交流があった人物に会いに行ったが、弟の印象はそれぞれまるで異なっていて…。書下ろし最終章を追加収録。〔令和2年刊に最終章「光」を書き下ろす〕【「TRC MARC」の商品解説】誰からも愛された弟には、誰も知らない秘密があった。突然姿...
13
高知から宿毛へ走る特急「あしずり」で起きたコロナ担当大臣毒殺事件を発端に、各地で不気味な事件が続発。世直しを訴える奇妙な手紙との関係は? 姿なき犯人に、十津川警部はいかに立ち向かうのか。【「TRC MARC」の商品解説】JR土讃線・土佐くろしお鉄道を、高知から宿毛(すくも)まで走る特急「あしずり九号...
14
郊外の所轄署に勤める、世代もキャリアもバラバラな彼らの前に大きく立ちはだかる仕事と人生の壁。さらに、50年にわたり組織的に隠蔽され続けた事件の謎も明らかになり…。連作警察小説。『小説新潮』掲載を文庫化。【「TRC MARC」の商品解説】バツイチ・子持ちの交通課係長、事故係に異動したばかりの若手巡査、...
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16
「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた—記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わ...
17
大学生の透は恋の極みにいた。年上の詩史と過ごす甘くゆるやかなひと時、世界はみちたりていた。恋はするものじゃなく、おちるものだ。透はそれを、詩史に教わった。一方、透の親友・耕二は、女子大生の恋人がいながらも、蠱惑的な喜美子に夢中だった。彼女との肉体関係に…。夫もいる年上の女性と大学生の少年。東京タワー...
18
うみは、ひとを好きになれない。アミは、好きなひとと子供をつくるのがこわい。お互い恋愛感情をもたず、交配の約束だけして結婚したふたり。やがてうみが妊娠するとアミは去り、父親不在のまま息子のアオは17歳になって…。【「TRC MARC」の商品解説】うみは、ひとを好きになれない。アミは、好きなひとと子供を...
19
女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。…遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か...
20
酔っ払った龍神たちが、隅田川の水をかき回して、長崎屋の舟をひっくり返したってぇ! 水に落ちた若だんなは200年ぶりの天の星の代替わりに巻き込まれ…。「しゃばけ」シリーズ第20弾。【「TRC MARC」の商品解説】“天の星の代替わり”に巻き込まれた若だんなは、なんと赤ん坊に戻ってしまった。大慌ての長崎...
21
84日間の不漁に見舞われた老漁師は、ひとり小舟で海へ出た。やがてその釣綱に、大物の手応えが。見たこともない巨大カジキとの死闘を繰り広げた老人に、海はさらなる試練を課すのだが…。世界文学の金字塔を新訳。【「TRC MARC」の商品解説】八十四日間の不漁に見舞われた老漁師は、自らを慕う少年に見送られ、ひ...
22
衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない—。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズ...
23
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を...
24
僧侶は武士を呪い殺し、農民は合戦を繰り広げ、浮気された妻は相手の女を襲撃…。自力救済、信仰等を主題に、現代の倫理観とは程遠い中世人の衝撃的な逸話の数々を紹介する。ヤマザキマリとの対談、余話を加えて文庫化。〔令和3年刊の増補〕【「TRC MARC」の商品解説】日本人は昔から温和なんて大噓!僧侶はデスノ...
25
ある日、千春はアルバイト先の喫茶店で客が忘れていった一冊の本を手にする。それは千春がはじめて読み通した本となり…。たやすくない日々に宿る僥倖のような、まなざしあたたかな短篇9編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】自分には何にも夢中になれるものがない――。高校をやめて病院併設の喫茶店でアルバイト...
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