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投稿者:うふす - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までこういうものを読んだことがなかったのでとても新鮮な気持ちで読めたし、
なんだか名探偵になった気持ちにもなることが出来ました。
最近読んだ中でイチオシです!
トリックネタバレからの物語
2018/09/15 20:35
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投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
5つの密室が登場します。変わっているのは、密室トリックが最初に明かされていること。この状態で、5人の作家さんが、それぞれ物語を紡ぎます。
まさか、ここまで多様な物語が読めるとは!と、驚きでした。殺人もあれば、心温まる話、コミカルな話もあり、一冊でいろいろ読めて、満足です。
読みたい本のジャンルにこだわりがある方は、多様な話が詰まりすぎて微妙かもしれません。特に、“島田荘司”と著者にあることで、全体がそんな感じのミステリ小説だと思って読んだ方などは、期待していた方向と違うかもしれません。しかし、これを機に、新たなジャンルに触れてみるのもよいのではないでしょうか?
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーでありがちな密室をテーマをしたアンソロジー。軽いものから切ないものまで作家によって全く違う密室ミステリーを味わうことが出来、とても楽しめました。
アンソロジー好き
2020/12/05 14:56
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投稿者:ありすばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きな作家さんが1度に読めるので。なんか、ちょっとお得感。
生き様の謎解きあり
2020/06/12 00:17
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投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
似鳥さんが前説されていますが、決まったトリックで違う作家さん達がそれぞれのストーリーを醸している。似鳥さん、島田さんは流石!というか、トリックが分かっているのに違う伏線で展開させておりワクワクしました。
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
いまいち、のりきれなかったかんじです。
好みなんで、仕方ないんですけど。
5篇の中では、似鳥鶏さんのが一番良かったかな。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ大好きでずっと読んでいます。新しいタイプのミステリー作品で、笑いもあって読みやすい小説です。
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2018.10.18読了。どの作家も面白い内容でしたが、ガチガチの本格を求める人にとっては肩透かしかも。個人的には芦沢央がお気に入りです。
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共通の密室トリックを使ったアンソロジー。島田荘司の新刊『鳥居の密室』の一部は本書にも収録されている。
似鳥鶏を目当てに買ったのだが、それぞれ、趣向を凝らした内容で面白かった。特に『神秘の彼女』が面白かったので、彩瀬まるは長いものも読んでみたい。
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糸などを使って鍵を閉めるトリックに限定したアンソロジー。なかなか面白い趣向だと思います。収録作の中では友井羊の「大叔母のこと」がよかったなぁ。謎を追いかけることで、少しずつその人の人となりが見えてくるっていう流れは見事です。
ミステリーで使い古されたトリックはまだまだあります。これはシリーズ化して続けて欲しいな。
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テーマがまずおもしろい。古典的密室トリック、クレセント錠やサムターンを外から回して密室にする・・・という手法を取り入れて作られたお話。
試したことはないから知らないが、どうやら単に糸をかけて引っ張るだけではダメらしい。その点も踏まえて各話、じゃあどうするか?というひろがりもあってミステリー初心者には新鮮。テーマを抜きにしてもどれも面白く読んだ。彩瀬さん以外は初読み作家さん。
友井羊「大叔母のこと」がしみじみと深みがあって好きかな。トリックの使いどころは単純でメインにはなっていないし、そもそもの謎解きも技巧的なものではないので、ミステリーにはくくりにくいかも。でも若い美奈の気持ちと、彼氏とともにたどる過去探しのテンポ、かつて熱い思いを抱いていた大叔母たちの若かりし頃の様子・・・が、むりなく緩やかに繋がっている感じが良かった。幸せになって、不幸になって、それらが糸のように結ばれていき、人の営みに続いていく。
その「糸」に、書斎のドアにひっそりと仕掛けられた糸の残像を見たりして・・・。
彩瀬まる「神秘の彼女」も愉快な話だった。既読の長編とはまた少し違う印象。由良さんの言動を深読みするべきなのか、そのまま受け止めるべきなのか?!
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似鳥鶏さん、友井羊さん、彩瀬まるさん、芦沢央さん、島田荘司さんの5人の作家さんによる同一トリックアンソロジー。
お題としてトリック(紐で密室を作る)が先に設定されていて、作家さんが思い思いのストーリーに仕上げるなんて、面白い試み。
似鳥鶏さん「このトリックの問題」はお題に忠実、かつ似鳥さんらしく面白い。
友井羊さん「大叔母のこと」は、日常の謎のミステリ。気持ちが温かくなりました。
彩瀬まるさん「神秘の彼女」、いきなり”金の廬舎那仏”が出てきて、もうノリがとっても面白い!いつトリックが出てくるのかなぁ、と思いながら読んでましたが、ラストで自分の頭の中で想像すればいいのかしら。あと、春さんとのその後が気になります。
芦沢央さん「薄着の彼女」、ラスト2行にやられました!ぜひ、2時間ドラマ化をお願いしたいです(笑)。
島田荘司さん「世界にただひとりのサンタクロース」、本格ミステリーですね。ただ、トリックがお題のものとは違っているような気がしますし、この短編は長編小説「鳥居の密室」という作品の一部として書かれた、とのことなので、あえて収載しなくてもよかったのでは?と思います。
(島田さんファンには申し訳ありませんが、「新潮文庫nex」というレーベルには若干違和感が…)
本書で執筆されている作家さんのうち、今までに読んだことがあるのは似鳥鶏さん、芦沢央さんだけ。アンソロジーは読んだことのない作家さんの作品への入り口にもなっていいですね。
友井羊さん、彩瀬まるさんの作品も読んでみたくなりました。
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2018年102冊目。糸を使って外から鍵をかけて密室を作り出す。使い古されたトリックを基に作られたアンソロジー。似鳥さんの作品が一番テーマに沿ってて、かつそれが存分に生かされていた。ユーモアたっぷりの注釈も相変わらず楽しい。
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糸を使って鍵をかけた密室。というトリックから5人の作家が短編を書く。うーむ、面白い。
同じ状況なのにこんなにも景色の違った物語がうみだされるとはね。それぞれにそれぞれらしいニヤニヤしたりハラハラしたりしみじみしたり。これは楽しい。
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同じテーマの密室アンソロジー5作。
趣向が全然違うし、面白さもいい。
アンソロジーのお得感良さが出てる。