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先月(2017年4月)

丸善・ジュンク堂・文教堂レビュー

hontoサービス提携書店の書店員レビューをご紹介します。丸善・ジュンク堂・文教堂の書店員、選りすぐりの書籍をご覧ください。

書店員レビュー一覧

丸善・ジュンク堂・文教堂書店の書店員レビューを100件掲載しています。120件目をご紹介します。

検索結果 100 件中 1 件~ 20 件を表示

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|ロフト名古屋店

子どもと一緒に覚えたい道草の名前 稲垣栄洋 (監修)

子どもと一緒に覚えたい道草の名前

癒される道草図鑑

植物に癒されるという話はよく聞くが、植物について書かれた本に癒されてしまった。それが本書だ。
草花の解説文にしみじみとした味わいがある。もちろん解説なので読んでいてふむふむと感じるのだが、どことなくあたたかな文章に読後は心が和む。一気に読まずに、少しずつ大切に読んでいくのがふさわしい道草図鑑だ。

この本は、ただ単に植物名や生態を調べるという目的だけで手に取る植物図鑑ではないかもしれない。大人ひとりで読むのももちろん楽しいが、子どもと一緒にページを開き、「この草はあの道で見たよ。」とか「この花はこのあいだ摘んできたね。」などと語らいながらの読み方もおすすめできる。
精密で美しいイラストと花・葉・茎・種・生え方の写真は、草花探しの手助けになるだろう。
植物ごとにページの中に『○○(植物名)を摘んだら』という記述があり、ここも読んでいて楽しい。
飾り方と鑑賞の見どころのほか、花冠や草笛、色水作りなどの草花遊びが紹介されているので、せっかく摘んだ草花を無駄にしてしまうことがない。自分も同じようにして遊んだなと懐かしく子どもの頃のことを思い出して、また癒されてしまった。

ロフト名古屋店 理工書担当中村

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|ロフト名古屋店

インテル8080伝説 世界で最初のマイクロプロセッサを動かしてみた! 鈴木 哲哉 (著)

インテル8080伝説 世界で最初のマイクロプロセッサを動かしてみた!

あのなつかしいプロセッサが帰ってきた!

インテル8080と聞けば、おっ!と思わず興奮する人がいるかもしれない。それもそのはず、インテル8080はコンピュータの起源となったプロセッサである。著者の鈴木氏は、幻のインテル8080を部品店の倉庫から見つけ出し、あの頃のように自ら動かしてみたというのが、本書の内容である。1970年代当時の熱気や背景を説明するところからはじまり、後半は8080を動かした経緯を隅々まで書かれていて、その正確さに感嘆するばかりである。プロセッサの知識がないと厳しいところもあるが、著者の8080に対する熱意は冷めることなく、最後まで書ききっているところは見事である。わたし自身、その当時をまったく知らない世代であるが、様々な部品やCPUボードの写真がほぼ実物大として載っているため、見ているだけでわくわくしてくるのである。一世を風靡したものに触れると、時代を感じるとともに、なつかしい気分にさせてくれるのである。インテル8080もその一つであり、人びとを魅了し続けるのである。

PC書担当 辻

書店員:「ジュンク堂書店福岡店スタッフ」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|福岡店/MARUZEN 福岡店(文具)

捨てる女 (朝日文庫)内澤 旬子 (著)

捨てる女(朝日文庫)

おもしろいけど心配になります!

子どもの頃からものを集めることが好きだった著者、内澤旬子。
それは大人になっても変わることはなく、40年の人生でため込んだもので部屋に隙間はほぼ、ない。
そんな状態だった彼女の人生が、乳癌の治療をきっかけに大きく変化をむかえた。
とつぜん、今まで平気で暮らしていた隙間のない部屋に耐えられなくなったのだ。
ものを捨てたい!その欲求で頭はいっぱいで、あれもこれもどれもいらない。
ずっと一緒に旅してきた靴も、古めかしい大きなドレッサーも、今まで手掛けてきたイラスト原画も、蒐集本も。
そしてついには配偶者とも別れを選び、彼女はどんどんどんどん身軽になる。
ちなみにこのエッセイは断捨離の良さや、断捨離の方法について語ったものではない。
ものを集め続けそして捨てまくった内澤旬子という女性の生き様、「捨てる」に至る経緯や「捨てたもの」についての想いがつまりにつまった1冊なのである。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

小やぎのかんむり 市川朔久子 (著)

小やぎのかんむり

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

小さな山寺でのサマーキャンプ。苦しく息が詰まる毎日から逃れてきた中学3年生の夏芽は、5歳の雷太、 地元の高校生葉介、優しいお寺の人々との触れ合いを通じて、その胸の奥底でずっと抱え続けていた問題と正面から向き合おうとします。精一杯生きる者へ贈られる「宝だ」の一言は、心の奥深くまで響きます。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

シュヴァル 夢の宮殿をたてた郵便配達夫 岡谷 公二 (文)

シュヴァル 夢の宮殿をたてた郵便配達夫

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

今から百年ほど前、郵便配達夫シュヴァルは不思議な形の石を発見し、空想上の夢の宮殿をたてることを決意。村人たちから変な目で見られてもその情熱は衰えず、33年もの月日をかけて完成させます。 当時の雑誌や万国博覧会の影響を強く受け、非常に細かいところまで見事に造りこまれた宮殿は、見る者を圧倒します。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

十三番目の子 シヴォーン・ダウド (作)

十三番目の子

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

村の言い伝えでは、十三番目に生まれた子は十三歳の誕生日に地底の暗黒の神ドンドの生け贄として捧げなければならない。生け贄となる少女ダーラは、十三歳の誕生日の前日に十二番目の子である双子の兄と再会します。生まれた時に順番を取り違えられていた事実を知った二人は、この日はじめて会った互いのために、ある決断をします。北方の神話の空気を感じさせる美しい物語です。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

ちっちゃいさん イソール (作)

ちっちゃいさん

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

夫婦の元にちっちゃいさんがやってきました。ちっちゃいさんの生態(?)や仕草、ちっちゃいさんとの生活がよく描かれていて、愛されていたこと、愛していたことがふつふつと思い出されてきます。この絵本を読むと、子どもの寝顔を眺めるのと同様に、時折のぞく子育ての疲れも癒されることでしょう。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

このあとどうしちゃおう ヨシタケシンスケ (著)

このあとどうしちゃおう

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

亡くなったおじいちゃんの部屋のベッドの下からノートが出てきました。
「このあと どうしちゃおう」と書かれたノートには、自分が死んだらどうなるのか、どうなりたいのか、いてほしい神様の理想像、家族への希望などがヨシタケシンスケの世界で書かれていて、死をテーマにしているのに重くも軽くもなく、楽しく真剣に考えられます。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

本懐に候 山本音也 (著)

本懐に候

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

新撰組を題材にした小説を読むには体力・気力がいる。とりかかるのに覚悟がいるのだ。激動の幕末、翻弄され倒れていった彼らには、惹かれずにはいられない強さと悲哀がある。覚悟して読んでいても 彼らの運命にひきずられて苦しくなってしまう。でももっと深くまで読んでみたいと思ってしまう。本書はまさに、苦しいけれど読まずにはいられない新撰組だった男たちの物語だ。
新撰組最後の隊長・相馬主計と、元隊士・安富才助。土方歳三の最期を看取ったふたりは、明治の世へと生き残っていた。相馬は腕を、安富は指を失って。
「これから向かっていく時世に腕を揮ってみたい」という相馬に対し、「新しい時世とは無縁にいずれ朽ち果てる」と思い定めている安富。どこまでも対照的に描かれる二人の行末。
読み終えて、やっぱり苦しかった…と思いつつも、その重さが心地よくて、この物語の世界に浸っていたいと思わせてくれる。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

残り者 朝井まかて (著)

残り者

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

幕末、鳥羽伏見の戦に敗れ、朝敵となった徳川家に江戸城の明け渡しが命じられる。官軍が来ることを恐れ、女中たちが我先に城を出ようとするなか、大奥にとどまった五人の「残り者」がいた。
大奥というと、御台所やそれぞれの主に忠義を尽くして奉公するイメージがあるが、本作の女中たちは皆、己の腕一本で長年務め上げた者たちばかり。先の見えない不安と混乱の中でも仕事のことが気になってしまう、そこに見えるのは、忠義というよりも自分の仕事への誇りである。
家とも職場とも言える、唯一の場所を失うことへの不安や切なさを抱えながらも明日はやってくる。五人それぞれがどのような明日を迎えるのか、読み終えた後にはなんだか胸が温かくなる、そんな一冊だ。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

バラカ 桐野夏生 (著)

バラカ

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

放射能警戒区域の中に一人残されていた少女。「ばらか」としか口にしないその少女をめぐり、この物語は恐ろしいほどに躍動する。震災という異形の神に、物語自身が命を吹き込まれたように。
 大震災に原発事故という現実を目にした著者は、「作家として何もなかったような話が書けるだろうかと自問し」た結果、当時構想中だった作品に、その現実と、そこから生まれた空想を大きく取り込んだ。
 それはまさに「作家の業」であり、震災後の世界と同時進行的に紡がれた物語は、自身の吐き出す業火で己を焼き尽くしてしまうかのような壮絶な作品となった。
 登場人物に対する共感と反感のギリギリの線をついてくる細かな心理描写と、リアルな設定。確かな筆力が、自在に広がる物語をがっしりと支える骨太な傑作。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

トシ、1日1分でいいからフクシマ英語に触れてみて。それだけできっと世界は変わる。 田淵 アントニオ (著)

トシ、1日1分でいいからフクシマ英語に触れてみて。それだけできっと世界は変わる。

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

発売された本書のタイトルを見て、医学英語の本としてここまで(ピンポイントな内容で)やってしまってもよいのだろうか?との疑問も正直最初はあった。しかしそこはこれまでの医療英語学習本の常識を壊し、ベストセラーとなった「トシ」シリーズ。日本の現状や福島で何が起こったのか等の英語での伝え方を肩肘張らずに学ぶことができ、それによってほんの少しでも福島のことを想うことにつながる、そんな願いが込められた唯一無二の書籍となっている。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

時間がなくても、お金がなくても、英語が苦手でも、論文を書く技法 臨床医による臨床医のための3Step論文作成術 木下 晃吉 (著)

時間がなくても、お金がなくても、英語が苦手でも、論文を書く技法 臨床医による臨床医のための3Step論文作成術

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

日々多忙な若手臨床医は、研究や論文作成まで目を向ける余裕がない。日常診療で常に新しい知見・珍しい知見・疑問・悩みなど問題意識を持ち続けていくことが大切である。本書は、時間のない中で効率のよい論文作成の進め方をビジネス思考の活用(研究・テーマの設定)・型の習得・クラウド利用の3ステップを用いて解説する。効率的にアウトプットできるスキルである。

書店員:「ジュンク堂書店福岡店スタッフ」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|福岡店/MARUZEN 福岡店(文具)

絶叫 (光文社文庫)葉真中 顕 (著)

絶叫(光文社文庫)

早く誰かと語り合いたい

マンションで孤独死体となって発見された女性、彼女の足跡を追うほどに平凡な人生から深い闇の世界へと落ちていく。
この物語は、平凡な日常を送る女性が転落していく半生と、彼女の死の真相を追う女性警察官、そしてある事件で捕まった被告人の証言の三方向から進められていく。ごく普通の人生として語られる彼女の生活を読み進めるうち、これは私が体験しているのではと錯覚するほど、誰もが持っているであろう心の黒い部分を突いてきて、すっかり取り込まれたしまった。少しずつ歯車は噛み合わなくなり、無縁社会、生活困窮者、ブラック企業、目にするだけで辛くなる出来事が絡み合ってくるのだが、それだけでは終わらない。この壮絶な物語の真相、そしてラストのエピローグまで辿り着いたとき、その結末を見届けた解放感と爽快感に包まれる。すぐにでも読んだ人と語りたくてたまらない。
闇の中に光が射すような「自由」をぜひ体感してほしい。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

介護事業のグローバル人材活用術 古田 勝美 (著)

介護事業のグローバル人材活用術

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

著者は35年にわたり高齢者福祉に従事してきた社会福祉法人経営者。介護職員不足や介護報酬カットなどから生じるサービス低下問題の打開策として、外国人の介護スタッフ導入・活用に積極的に取り組んでいる。経済連携協定などによりフィリピン、インドネシア、ベトナムから日本に来ている多くの看護師・介護福祉士候補者。彼らがより良く働ける体制をつくること、その後の海外に向けての人材活用も提案している。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

シミュレーションで学ぶ避難所の立ち上げから管理運営HAPPY エマルゴトレインシステム手法を用いて 山崎 達枝 (監修)

シミュレーションで学ぶ避難所の立ち上げから管理運営HAPPY エマルゴトレインシステム手法を用いて

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

災害医療の歴史は浅く、避難所のケアも新しい分野であるため、避難所に関するマニュアルがあっても学ぶための書籍は少ないのが現状である。本書は、エマルゴトレインシステムを用い、課題解決型学習法を取り入れて解説しており、問題解決能力を養うことや、深く考える訓練、体験学習を行うことも出来る。イラストや図表、人形(シンボル)を使うことでイメージしやすくなっている。次の災害に備える為には普段からシュミレーションや訓練等を行うことが大切であり、減災につながるのではないだろうか。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

ツバサノキオク 震災・災害に立ち向かう救難最後の砦 自衛隊救難部隊の真実と実態 杉山 潔 (執筆)

ツバサノキオク 震災・災害に立ち向かう救難最後の砦 自衛隊救難部隊の真実と実態

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

災害時や遭難時、最後の砦となって人々の救出に向かうのは、自衛隊の救難部隊である。全ての組織が捜索を断念した後に初めて出動許可が下りるため、彼らの任務は必然的に過酷なものとなる。だが、その救助の様子は殆ど報道されない。本書はそんな現状を憂いた杉山氏が救難隊の実情を発信する目的で寄せた、飛行機模型専門誌での連載が纏められている。本職は映像プロデューサーであり、数々の航空関連作品を手掛けてきた著者ならではの、「航空」に対する計り知れない熱意と、救難隊への深い尊敬の念がひしひしと伝わってくる。
 最善を尽くしても救えない命がある。その事実に傷を負いながら、今日も訓練に励む救難隊。我々はどのような形で、彼らの活動を支えることができるのだろうか。考えさせられる一冊。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

花と人のダンス 読むと幸せになる花文化50話 川崎 景介 (著)

花と人のダンス 読むと幸せになる花文化50話

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

著者は幼い頃から花に囲まれて育ち、やはり花に関わる仕事に携わる家族の様子を見て、「花とダンスしている」みたいと感じる。古来、花は人間の思いを全て受け取り、時に代弁し、心を癒す大切な存在だった。
 『星の王子さま』と花一輪、ツタンカーメンに捧ぐ花、『万葉集』の人気者ハギの魅力、グレース・ケリーとスズランの花束、巨匠ガウディは植物の教え子、花を踊らせた絵師 伊藤若冲、など「読むと幸せになる花文化50話」というサブタイトル通り、古今東西の花と人のエピソードが盛り沢山。
 本文書体や装画も美しく、添えられた図版が楽しませてくれる。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

なぜ、あの家族は二人目の壁を乗り越えられたのか? ママ・パパ一〇四五人に聞いた本当のコト 1more Baby応援団 (編)

なぜ、あの家族は二人目の壁を乗り越えられたのか? ママ・パパ一〇四五人に聞いた本当のコト

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

初めて産んだ子どもが、先日、二歳の誕生日を迎えた。親族・職場・保育園など、たくさんの方々に支えられて迎えた誕生日。とても嬉しい一日ではあったが、最近引っかかっているのは、実は別のこと。……できればこの子に、兄弟がほしいのだ。でも、教育費は? 一人でも大変だったのに、本当にもう一人育てられるの? 職場の上長・同僚たちにこれほど支えられていながら、また長い育休を取ると思うと……などなど、不安材料には事欠かない。
 そんな煩悶を抱えながら働いていたときに入ってきたのが本書。一〇四五人のママ・パパからの聞き取りをもとに、「『二人目の壁』を乗り越えたいまどき家族のいろんなカタチ」、「『二人目の壁』を乗り越える八のヒント」、「子どもが二人以上いる家族ってどんな人たちなの?」の全三章である。
 二人目を授かって出産するまでの道は平坦ではないけれど、「これがクリアできていなければダメ!」というものでもない。さまざまな家族の、さまざまな例を挙げながら、「二人目がほしい」あなたや私の背中をそっと押してくれる一冊。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

直感力を高める数学脳のつくりかた バーバラ・オークリー (著)

直感力を高める数学脳のつくりかた

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年6月号より

著者は工学教授だが、その経歴がユニークだ。かつては数学や理科が苦手で、高校時代は単位を落としたほど。言語学が好きで、ロシア語に長けた軍人だった。軍を退役後に「脳を再教育しよう」と数学・科学を勉強し直し、電気情報工学の修士号とシステム工学の博士号を取得した。
数学脳をつくり直すことに成功した彼女が本書で提唱するのは、人間の脳機能をふまえた学習法。脳が持つ二種類の思考モードを切り替える方法、情報をチャンクにして記憶する方法、先延ばしにする気持ちを克服する方法などの学習に効果的な脳の使い方が、豊富な事例や図を交えて解説される。
数学・科学を得意分野にしたい人はもちろん、攻めの学習法を習得したい人や、問題解決能力を高めたいビジネスパーソンにもおすすめの「脳の取扱説明書」。

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