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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

でいびすさんのレビュー一覧

投稿者:でいびす

17 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本職業としての小説家

2015/09/29 01:25

著者近影に驚かされる

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

紀伊国屋書店が買い取る、とかで話題になりました。ネット書店、特に、アマゾンに対抗とのことですが、読者からすると、書店だろうがインターネットだろうが、買いたいところで買えるのが理想だと思います。hontoの通販で買えないのか心配しましたが、無事に買えて良かったです。

まずは、カバーの著者近影に驚きました。
人前に出るのが嫌いな著者が、よくオーケーしたな。
編集者はどうやって村上さんを口説いたのだろうというのが第一印象でした。

内容は、著者自身が小説に向き合う姿勢を真摯に語ったものでした。
流石に文章が上手い。最後に語り口調に統一した様ですが(読者にキチンと伝えたいという気持ちが伝わって来ます)、小説の様にグイグイ魅かれて一気に読み終えてしまいました。

神宮球場で小説を書こうと思ったこと。これは過去に何度かエッセイに書かれてましたが、これほど詳しく、そして絶対的な自信を持って語られたのは初めてではないでしょうか。
群像新人賞をとったことはとても嬉しかったが、芥川賞はとってもとれなくてもよかった、そして、作品や自分自身に対する批判で辛い思いもしたが、ある意味見返すために海外に出た、小説を書くために、走ることを日課にして自分を追い込む姿勢など、今まで断片的に話していたことが割と強めの口調で語られています。正直、作家って大変なんだなと思います。でも、「そんなことは小説家として当たり前ですよね」とサラッと書くのが、村上さんらしくて良いのだけれど。

読み終えて、著者近影がカバーになった意味が分かりました。
村上さん、60歳を超えて「自分に自信を持った」ということですね。
文壇とは無縁、サイン会もしないけど、「カバーで顔ぐらい出してもいいよね」と思うくらい、自らを小説家と自認し、作家活動とその作品たちを認めたからだと思います。
小説を書く目的、そのための準備としての体力作りや生活リズムの確立、そして自分の作品の影響力などの全てを、この本をまとめることで確認できたのではないでしょうか。

春樹ファン(もうすでに読み終わっていると思いますが)のみならず、アンチ春樹派の方にも読んでいただきたい一冊だと思います。村上さん、芯のしっかりした、普通の方です。

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村上ワールドの本流だと思います。

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

設定が大学生、だからというわけではありませんが、
初期三部作の匂いを強く感じた作品でした。
「喪失」が大きなテーマ、
様々に損なわれてた登場人物たちが、
自分に納得しながら、前に進もうとする。

「ノルウェイの森」の元になった短編「蛍」が、ちょうど三十年前の発表。
それからずーっと何かを探し続けているのが、
村上ワールドの本流ではないかと思います。

鼠や双子の少女や、五反田クン、
かつての登場人物たちが、あちこちに潜んでいます。
手塚治虫がひげ親父や写楽を様々な作品に登場させたのと同じように。

昔の「僕」は、資本主義のシステムに
一人で地道に立ち向かっていきましたが、
「つくる」クンは、立ち向かってはいきません。
ただ、真摯に生きようとする姿は、通じていると思います。

読後感は三十年以上経ってもかわりません。
相変わらず、文章が上手で、さっと読ませてしまいます。

月並みなアイデアですが、
これだけ音楽に密接な作家なのですから、
電子書籍化したら、と思います。
文中の「ル・マル・デュ・ペイ」をタッチすると、
ラザール・ベルマンの演奏が端末から流れてくる、
なんて仕組みになるといいですね。
そうすれば、プレスリーの「ラスヴェガス万歳!」も、
わざわざユーチューブでチェックする必要がなくなります。

タイトルからは全く想像もできなかった内容でしたが、
村上ワールド本流の、快作だと思います。

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紙の本鉄道

2015/09/30 23:30

クオリティの高い、鉄道図鑑です!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

子供向けの図鑑ですが、
今をときめく鉄道写真家「山崎友也」氏監修だけあって、
掲載写真のクオリティは高いです。

解説もしっかりしており、
男の子のいるご家庭には、
必携の一冊だと思います。

DVD付きで2千円は、お得、です!

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電子書籍チーム

2015/09/29 01:40

学連選抜に焦点をあてるとは

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

箱根駅伝がモチーフの作品、と聞いて読みました。
早稲田や駒沢、東洋、もしかしたら青学などの、チームに焦点をあて、
喜怒哀楽と人間ドラマが語られるのもと思っていましたが、
「学連選抜」にスポットを当てられたのには恐れ入りました。
箱根駅伝参加チームでありながら、母校を背負っていない、
普段はライバルたちがチームメートというねじれた状況にある
学連選抜の選手たちの悩みと、箱根駅伝の魅力が、
見事に練りこまれた作品だと思います。

もう少し待って、箱根駅伝の最中に読んでみるのもいいです。

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この本を持って、小湊鉄道に乗ろう!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

筆者の鉄道写真家、中井精也さん、
「小湊鉄道」は大好きらしく、
シリーズで一番厚い本となっております。

ページ数だけではなく、内容も充実しており、
「小湊鉄道」の魅力が、写真で語られています。

解説の文章も、
「小湊鉄道」への愛情があふれてます。

是非、この本を持って、
千葉へお出かけください!

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紙の本NHK中井精也のてつたび!

2015/09/30 23:41

写真の教科書です!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

BS番組の忠実な再現本ですが、
映像では見過ごしてしまいそうな、
撮影に関するエッセンス満載の一冊です。

各回ごとに
撮影テーマが明確になっており、
鉄道写真初心者にもやさしく、わかりやすく書かれています。

筆者の個性的なキャラクターが、
紙面の魅力を上げているのは間違いありません。

30分の番組名場面DVDが付いてこの値段は、良心的だと思います。

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「ゆるテツ」のバイブル

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大井川鐵道に行かれる方、
この本をお持ちください。

写真を撮られる方はもちろん、
撮られない方にもためになる本です。

でも、この機会に、
写真を始めてみたら、
きっと世界は広がると思います。

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紙の本カカシの夏休み

2015/09/30 19:57

重松さんとの出会いの本です!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本に出会うまで、
「重松清」なんて作家は知りませんでした。

書店の店頭に平積されていた「カカシの夏休み」、
表紙のイラストに魅かれて、手に取りました。
最初の数ページを読むと、ぐんぐんページが進み、
そのままレジに行きました。

同窓会、田舎、年老いた親、リストラなど、
同世代の身近な話が満載です。

「重松清何者や?」
名前からして、60過ぎのおっさんに違いない、
と勝手に思っていたら、同級生でした。

そうか、だから話が合うんだよね。
それから、旧知の友人に会って話を聞くような感覚で、
彼の作品を読み続けています。

でも、電子書籍でこの書影を見ても、買わなかったと思います。
書店店頭で、平積されたこの文庫のイラストで、心が動きました。

イラストレーターの方、
重松さんと出会わせてくれてありがとうございます!

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電子書籍ヒート

2015/09/29 01:53

山城ファンです

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前作「チーム」で、主役級の活躍を見せた、
嫌われものの天才ランナー山城。
今作では、主役と言っても過言ではないですが、
彼の自己中には磨きがかかっています。
でも彼は、ただ、自分の納得の行く走りがしたいだけなのです。
あまりに実直に取り組むが故に、周りに敵を作ってしまう。
そんなことってありますよね。
他人に媚びない彼の姿は、ある意味魅力的です。
そして、山城を取り囲む、個性的な脇役たち、
作者の人間を書ききる力は圧巻です。

でも、ラストシーン、あれでいいのでしょか・・・

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皆さんの作品にみとれました

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アサヒカメラ鉄道写真コンテストの
優秀作品93点が掲載されています。

人気絶頂の鉄道写真家、中井精也さんと
櫻井寛さんが、審査員だったようで、
作品の解説をされています。

鉄道写真に興味のある方には
必携の一冊です。

これでけの力作を見ると、
創作意欲が沸いてくるのではないでしょうか。

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さすがカリスマ現代文講師!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

国語の不得意な、
受験生の息子のために買いましたが、
親の私がすっかりはまってしまいました。

丸山眞男、森鴎外、夏目漱石、小林秀雄、中原中也と
親年代に馴染みの深いテキストばかりだったからかもしれませんが、
明瞭簡潔な解説は心地よいです。

息子も面白いと言っておりましたが、
肝心の国語の成績は、全く上がらずです・・・

ということで、大人におすすめの一冊です!

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紙の本みんなのうた

2015/09/30 19:44

カラオケボックスが舞台とは。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルから、
色々な「歌」にまつわる、
ショートストーリーが紡がれるのかと思っていたら、
なんと、田舎のカラオケボックスが舞台でした。

受験に失敗した主人公が田舎に帰り、そこで色々な出来事が起こる。
さまざまな想いが、都会と田舎を行き来するといった、
いかにも、重松的な設定ですが、
一気に読ませてしまう筆力はさすがです。

重松文学、またまた、楽しませていただきました。

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電子書籍4TEEN

2015/09/30 19:37

素直な作品でした

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

石田衣良さんの作品、初めて読みました。
テレビで見た印象で、
もっと、とんがった作品を書かれる方かと思いましたが、
小説、実に素直なので、好印象でした。

人は見た目で判断してはいけないですね。

少年の心、少し取り戻せたような気がしました。

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真島さんは偉大です

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルで買ってしましましたが、
筆者の米屋さん、真島写真事務所にいらしたのですね。
この本で知りました。

鉄道少年が、鉄道カメラマンに、
まさに、なるべくしてなった職業だということが分かりました。

特に、真島事務所時代の話、
先生はじめ、猪井さん、
その他、中井さんや山崎さん、長根さんたちの
エピソードがもっとあればと思いました。

でも、面白かったです。

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電子書籍PK

2015/02/09 00:00

よくわからなかった・・・

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

伊坂作品、初めて読みました。「PK」とのタイトルでしたので、サッカー好きの私としては、大変期待したのですが、正直、おもしろさがわかりませんでした。日本代表の試合のシーンとか、流石だなと思う描写の上手さはありましたが、伝えたいことがピンときませんでした。作品も、短編集でありながら連作だと思うのですが、ちょっと残念でした・・

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