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sakuragiさんのレビュー一覧

投稿者:sakuragi

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素晴らしい作品でしたが……(ネタバレ含みます)

5人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本作は姪から薦められ購読しておりました。

オタク趣味こそ持っているものの、長らくライトノベルというジャンルに
手を出していなかった私ですが、本作はホームコメディとして非常によく出来ていて、
年甲斐もなくはまりこみ、TVアニメについてもBlu-rayを購入し、姪と一緒に観賞することも
しばしばございました。

一人っ子の姪は特に京介がお気に入りで「こんなお兄ちゃんが欲しかった!」とよく言っていたものです。
私も、身を挺して妹を守ろうと奮闘する京介の姿に何度も感動させられました。

しかし、この最終巻によって状況は一変してしまいました。

「いいお兄ちゃん」だったはずの京介が、いきなり妹を恋愛対象とする事を宣言して、二人だけの結婚式まで
あげてしまうという展開に、読み進めていて「自分は違う作品を読んでいるのだろうか?」とまで思うほどに、
違和感を覚えました。
確かに、京介の行き過ぎたシスコン振りはある種異常ともいえるものでしたが、それも「妹を守るお兄ちゃんの奮闘」と
捉えれば美談になる、そう思っておりました。

しかし、実際には京介は妹を恋愛対象として見ており、「妹の為に頑張るお兄ちゃん」などいなかったのです。
しかも、信頼を勝ち得ていた父親や母親に対する後ろめたさを欠片も見せずに「近親相姦上等!」などと
叫ぶ始末。
私の読解力不足なのかもしれませんが、京介がはっきりと妹を恋愛対象として見始めたきっかけも描かれていなかったので、
余計に最終巻のこの展開には、違和感を覚えてやみません。

どうやら姪も同じ気持ちだったらしく、先日会った際にはこの「俺妹」の原作本も全て処分しており、
自分で集めたり私がプレゼントした関連グッズも、乱雑にダンボールに詰め込まれ、部屋の隅に
追いやられていました。

「もういらないの。おじさん、プレゼントしてくれたのにごめんね」という姪の言葉と悲しそうな表情が
今も忘れられません……。

作者様には作者様の書きたい世界があるのは重々承知しておりますが、私どものように、
「京介に裏切られた」と感じ傷付いた人間もいる事を、どうか心の片隅でもよいので
置いていただければ幸いです。

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