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ひるねさんのレビュー一覧

投稿者:ひるね

3 件中 1 件~ 3 件を表示

分母分子論・普動説の再録だけでもすごい!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

分母分子論や普動説が再録されているだけでも、この本はかなりの価値があります。
大瀧氏の音楽分析は今なお斬新で、2000年を超えたあたりから混沌として進むべき道が見えにくくなってきた日本のポピュラー音楽界に、ある種の風穴をもたらすものではないかと思います。
巻頭の対談も必読!

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保守化する今の日本人には

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辺境旅行ライター高野秀行氏が、どうして本屋さんの就職関係のコーナーに置かれる書籍を書いたのか、まったく分からなかった。
彼が属する「エンタメノンフ」(エンターテイメント・ノンフィクションの略で、高野氏の提唱するジャンル)が、いくら書籍のジャンル分けになかなか適合しづらいとはいえ、どういうことなのだろう。
しかも、就職関係コーナーに鎮座しながらも、「就職しないで生きる」とタイトルにある。
?だらけの一冊だった。

その謎は巻頭ですぐに解けるようになっている。
しかももちろん、単なるハウトゥー本でもうんちく本でもない。
基本は海外生活経験者のゲストを招いて進んでいくインタヴュー集であり、そこには年ごとに保守化していく今の日本人の忘れかけていることが山のように、しかも教唆というような言葉とはまったく無関係な地平から浮かび上がってくる。
これで納得。
やっぱり高野氏は高野氏だった。

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紙の本怪獣記

2013/09/11 02:29

うわぁ、これは!

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UMA(未確認動物)ものの本の中でも、高野さんの著作は「世界のシワ」みたいな地域のそのまたシワのような聞いたこともない「幻の」動物を追いかけることとか、結果ではなくドラマ性のある過程の中に抱腹絶倒させてくれることとか、そんな部分に共感してきたんですが、この「怪獣記」はその意味ではかなり異色作です。
ジャナワールという、UMAファンでもない僕でも聞いたことのある幻獣をトルコのワン湖まで探しに出かけ、おしまいに彼ら一行は……(結末は伏せておきます)。
とはいえ、いつもの高野節で、あっという間に彼の世界に飲み込まれ、手に汗を握ったり、(家族に怪しまれながら)腹を抱えて笑ったり、人々や風景の描写にときめきながら、彼と一緒に旅立つことができるのは、他の著作と同じです。
いや、UMAものでは最も熱くなれるかも。

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