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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

でんしゃずきさんのレビュー一覧

投稿者:でんしゃずき

67 件中 1 件~ 15 件を表示

まずはこの1冊

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

将来を見据えて入手したものの,自分には不要ではと思い確認のため再び開いた。しかし,自分には手放せない本だと感じた。そしてレビュー投稿を思い立った。
本書は「投資を強く勧める本」では決してない。だからこそ「投資」に関心を持った人にお勧めしたいのだ。
作者らしいと私は思うのだが,この本では「貯金の発展としての投資」が書かれている。貯金と投資は両立するものだ。
P73の図は,投資におけるリスクとリターンを視覚的に分かり易く説明していて良い。
100万円程度のまとまったお金がある人のために,CHAPT.3に「やってはいけない」ものも含め,各種投資法が載っている。
書名から想像する人はいないだろうが,P64には作者が非常時のために備えている資産が紹介されている。実は投資法以上に実用的な情報と感じた。これは良い付録だと思う。
文字がやや少ないと感じるが,年収関係無く「投資に興味はあるが知識はない」という人にはちょうど良いと思う。また,だからこそ「社会・経済の勉強のため」投資をするしないは別として,高校生以上なら読んでもいいと思う。「自分への投資」という言葉も出てくる。
カネ・モノに満たされるだけでは無い,「良い人生」を送りたい人向けの本である。

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紙の本「憲法改正」の真実

2016/10/16 22:41

現代版「脱亜入欧」の意味

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

レビュータイトルは本書の対談者の一人が慶応の名誉教授だから,というわけでは,無い。
誰か「も」ネットで「書名に真実と付いている本は怪しい」という意味のことを書いていた。しかし,私は本書はそうでは無い,と思った。情報量が豊富だからだと思う。そして,対談をまとめた物なので読み易い。
小林の「自民党議員観」が「面白い」。「多くが憲法というものを知らない」のだそうである。自分も白状すると,小林の言う様な「憲法」については最近まで,それも「ネット上」で接するまで知らないことだらけだったのだが,「法を作るために国民から選ばれた者達」が私の様な「愚民」と同水準というのは極めて問題である。
対する樋口の自民改憲草案に対する発言を引用する。P63L6 「近代法を捨てて,「いにしえ」の東アジア的な権威主義に戻ろうとしている。」レビュータイトルの由来は「ここ」である。そう,「戦前回帰」などという所では無いのだ。憲法においては。
「憲法改正」というと,例としてあげられる国が偏っている様に私には感じられる。本書では,自民改憲側が例として挙げているというが,一般マスコミでは目にした覚えの無いスイスの例が出ていることを書いておく。但し,参考にするのであれば「同国の事情」についてちゃんと知っておかねばならない。

ところで,本書は私がこれまで「偶然」接して来たネット上における「憲法観」を裏付ける証拠になっている印象がある。更に,平成6年に「改憲私案」を発表した読売新聞の「憲法観」,更には軍事・安全保障観の怪しさ,いかがわしさをも説明してしまっているように思える。樋口は「九条を改正して国防軍を創設するのなら,徴兵制を導入せよ」と主張する。読売は昨年「現代においては徴兵制はあり得ない」などと私からすればふざけた理屈を主張した。私は樋口に同意見だ。但し理由は全く異なる。それは,現在の陸自に限って言えばそもそも創設以来,「本来必要な人数を確保出来たことは無かった」と記憶しているからである。国個別の事情を無視し,「現在」「諸外国」という言葉を用いて説明するのは読者を騙す危険性があると思う。それは,無論憲法にも言えることである。

樋口発言で魅かれるのは,私が現在宮城県に住んでいるからだろうが,仙台藩士玉蟲佐太夫の「訪米記録」を持ち出したり,前述の徴兵制について例え話で「方言」を用いていることだ。結果として,だと思うが私にとって本書は身近に感じられるものとなった。
最後に変な話になるが,今時,新書とはいえ「この内容でこの価格はオトク」だと思う。護憲・改憲などという立場を超え,一人でも多くの日本国民に読んで欲しい,そう思う一冊である。

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外国の「学習」MANGAも面白い

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

経済学というものに関心を持ち,テレビや本で独学みたいなことをしていくうちに,「マクロ経済」という方面を抑えていないことに気付き,購入してみた。
刊行から1年経って読んだが,基礎を抑えているためかこの程度の年月では古さは感じない。内容としては「薄め」に感じるが,それは「くどくない」ということでもある。経済学を専攻する方には入門書としてもよいと思う。
漫画故に分かり易いのは当たり前だが,外国でも「学習漫画」があるとは知らなかった。過去の自分を振り返れば,「関心さえあれば」高校生からお勧めできる。

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紙の本日常の小説

2013/10/13 16:11

素材良ければ二次創作良し

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「日常」はアニメで知った。面白かった。それは原作に忠実にアニメ化するのに工夫したからだと思う。だから,「その精神」で小説化すれば面白い小説になるのが当然といえる。キャラの性格そのまま。だから安心。

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現代史の教本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今から四半世紀ほど前,80年代後半,昭和末期の経済・社会情勢を短く,分かり易く,面白そうなトピックも混ぜて書いた本。こういう形態の本って「それ」だけで手に取ることすらしない人もいるとは思うけれど,「あの時代」を簡単につかむ,おさらいするにはぴったりの本。年表もある。バブルそれ自体は決して悪とは私は思わないけれど,犯罪者をも肥え太らせる機会を与えた「バブル」について知っておくのは今後のためにもなると思う。

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電子書籍山の不可思議事件簿

2017/06/30 23:24

広く浅く

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

山や自然に関心が無くとも,怪談や不思議な話に関心のある人には勧められる本。「第4章謎の生きもの」なんて妖怪話では無く,現実的な「九州のツキノワグマ」を取り上げている。収録地図は話の信憑性を増すだけでは無く,地理の学習にもなることだろう。更に,掲載されている山岳写真も美しい。

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科学に関心のある人へ広く薦める

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近ー勿論刊行当時である-科学に関する不正・疑惑が頻発しているのは現代科学の異様さが現れている姿で,科学研究の場の知的堕落が始まっている兆候では,と作者は説く。
更にP10では「すぐに明快な答えが得られない問題が私たち周辺に多数あることを忘れて,あたかも科学によってすべてがわかるかのように考えるのは傲慢なのである。」とまで書いている。
文系・理系という分類が存在するが,理系である科学も文系である諸学問との関わり無しにはやっては行けない,ということを認識させられる1冊である。
本題からは外れるが,「要素還元主義への懐疑的視点」を説明するにあたり,「地球温暖化への懐疑的視点」も「例」として出しているのが印象に残った。
著者の提言する「新しい博物学」は楽しそうな提案である。自然科学というか本書の内容が苦手に感じられる人にも最後まで読みとおした際の「ご褒美」になりそうだ。

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まずは読んでみよう

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

老若問わず,不満や不安の無い人生を送っている人はまずいないと思うが,特に「そういう感情」が強いと自身,感じている人はこの本を読むといいと思う。
本書を読み,自分が一番記憶に残ったのは,「『負け』を『あいこ』にする」という発想である。ズルいと言えなくもないが,このように「結果から何かを得られるように頭を働かせる」のである。ことわざに置き換えれば「転んでもただでは起きぬ」というあれである。「失敗を決して『損失』にはしない」とも表せる。具体的に自分がこのことを例え話で書くと,「アルバイトの面接で出かけたついでに,その後書店で自分の世界を広げてくれそうな本をみつけた。結果,アルバイトは不採用でも得た物はあった。よって無駄でも損でも無い」となる。
「失敗しない」ということは,上記の様な行為だと自分は解釈した。他に,「思考法」にも触れられている。本書に一通り目を通し,尚且つ「Point!」を覚えて実行出来れば,人生を渡る上での良参考書となることだろう。

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紙の本「今」を読み解く日本の地図帳

2016/10/30 22:58

地図から見る歴史,政治・経済

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学校の教科は中等教育以上になると,「分かる為に分ける」印象があるが,それも行き過ぎると全体像を見失い逆効果になってしまう恐れがあると思う。それを防止,または改善する為に本書は使えると思う。
表紙のカバーをまずご覧いただきたい。「はじめに」と重複するが,平たく書けば「視点を変えること」を勧めていると言える。これで思い出すのが,小松左京のエッセイ「さかさに地図を見てみよう」である。この「発想」というか,題名が30年ほど経っても頭から離れない。著者・題名・表記に誤りのある可能性があるが,敢えて調べないし,仮にあっても訂正はしない。そもそも未読である。その「エッセイ名」を敢えて出したのは,私にとって本書は「そういう印象の本」だからである。

読者対象として思いつくのは,子を持つ親・教師への参考書である。そういった人では無くても,暇つぶしにページをめくるのも悪くは無い。空間を知る為の地図は歴史も政治も経済もまた表しているのだ。
尚,本書P174から「外国資本に次々と買収されている 日本の貴重な水源地」という記述があるが,それを「危険」と見なすかは,新潮選書 沖大幹 「水危機 ほんとうの話」P247からの「地下水の枯渇」と合わせて読んで判断すべきだと思う。

やや時間の経過した本書ではあるが,まだまだ現状を知ることができる上に,更には未来予想にまで使えそうである。

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多くの人に薦めたい

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私は本書の中身を書店で見た様な気がしていたのだが,届いた実物をめくり,記憶違いだと感じた。表紙絵の様なイラストが本文中にはない。いや,イラストはあるのだが「小さい」。短い話を和英両文で記した本だが,絵本の様な感覚で取り組むべきでは無い。
一応,学校で英語を文法から学んだ人の方が,イソップ寓話の知識の有無にかかわらず,読みやすいだろう。だから,中学2年以上なら英語の自習にも使えると思う。学校・塾等で教材にしても良いのではないか。
本書を読み,「アリとキリギリス」の意外な意味を知った。普通,この寓話は「辛くとも働いた者には楽しみが訪れるが,遊び呆けていた者には苦しみが訪れる」という例えとして使われているように思う。しかし,本書では「備えあれば憂いなし」ということわざに言い換えている。更に,最終段落では『順境にあるときでも,逆境に備えて貯えるべきだ』とまとめているのである。これはつまり,『働きさえすれば良い』ということでは決してない。遊びまわっていても良いのだ。十分と思える「貯え」さえあれば。
もちろん,こういった解釈が全て,常に正しいわけではないだろう。だが,英文法,構文,更に同意できるかは読者次第だが,「教訓」も得られるのは時間の有意義な使用法だと思う。読まれる価値のある本だと思う。

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鉄道史の「補機」

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「RAIL WARS!」のコミック版を読んだら,本書のレビューを書きたくなった。
私が本書を入手したのは,開館してまだ間もない「鉄道博物館」のミュージアムショップであった。そこにふさわしい買い物をした,今でもそう思っている。
「補機」とは,列車が急勾配を通る際に力を貸す「補助機関車」の略語である。日本の鉄道の歴史について書かれた本は珍しくないだろう。車両の歴史の全体像を捉えた本もあると思う。本書の意義は,それら,特に「国鉄における鉄道車両史を,より深く理解する為の補機」といえる。
国鉄という組織が,その時代における政治・社会情勢という条件と,経済・技術的な条件を両立させて,国鉄車両は「現実に誕生した」。それが,少数派であれ,短命であれ,仮に「無駄」呼ばわりされた物であれ,である。そこに「国鉄,または日本の鉄道の歴史」という物が出ていると思う。それら,カタチになった車両の陰には本書で取り上げられた「幻」に終わった物が存在するわけである。即ち,国鉄の歴史についてより詳しく知りたければ,国鉄が提供しようとしていたサービス,それを実現する為の技術にまで触れた本書を手に取ると良いと思うのだ。
電気機関車のページを見ると,それが理解出来よう。あくまで,本書収録の「幻の電気機関車」だけではあるが,時代でいうと,「昭和40年代」には「該当する物は無い」。これは,当時はもう直流電気機関車については,それまでの技術開発の苦労が実を結び,無駄なく無理なく開発・配備が進行したから,と思われる。それは,戦後始まった交流・交直両用にもいえる。
ところが,「昭和50年代」に入ると様子が変わる。当時は,「余剰機関車の再利用」と「新技術の導入」が課題となっていた,ということが本書から分かる。その背景には,社会問題化した国鉄の赤字額があることが推測される。後者だけでは無く,前者ですら実現ならず,本書に収録された案が存在した,ということは国鉄利用の低下及び,経営状況の悪化がより深刻さを増したから,という想像が出来るのである。
不満を挙げると,どう考えても「日本の国鉄向け」とは思えない「9000PS電気式ガスタービン機関車」まで収録されていること,本文の説明と図の対応というか,関係が分かりづらいことである。しかし,それを含めても,「幻を1冊の本にした取り組み」は高く評価出来るものである。
鉄道史や機械の知識が無くとも,非常に想像力をそそられる面白い本であることは間違いが無い。「あとがき」にあるように掲載出来なかった「私鉄車両及び貨車」についても,このシリーズで無理なら,「商業本」として是非出版して欲しい。実は私は某鉄道誌編集部ツイッターに「JTBパブリッシングさんがやってくれないので,貴誌の特集でやって欲しい」と投稿したことがある。もし,雑誌の特集では無く,単行本として再びこの様な本を出すのなら,具体的な出版社名として学研やイカロス出版等が思い浮かぶ。JRも発足30年近くになる。本書と新規記事とをまとめた「増補版」でも良い。是非とも執筆者・出版社には検討して頂きたい。

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紙の本修猷館高校あるある

2016/03/09 22:27

おや!

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私が東京にある大学に入学し,早期に知り合った女子が「ここ」の出身である。それ以来,同校の名を覚えている。難しい表記,「しゅうゆうかん」という音,見聞きすれば忘れる方が難しい気もする。本書では無いが,コンビニで手に取った文庫本に「全国」で何番目かに入る高校と記述されていたのを見た覚えもある。
だから,この本を知って以来,「欲しかった」。自分にとって特に関心のある高校なのだ。「あるあるシリーズ」でも国公私立を問わず「特定の高校」に絞った本はこれだけ,だと思う。仙台市内に行った際,書店で探しても見当たらなかった。上京の折,紀伊國屋書店新宿本店で探したが,そこでも見当たらなかった。「首都進出すら」果たしていなかった,とすれば,「同級生の出身校」とはいえ,宮城の県立高校出身の私からしても残念だ。hontoネットストアでも「注文出来ない」という時期があった。しかし,遂に入手出来た。
開いて知った。うちよりはるか先に共学化されていたことを。ここの女子制服がセーラー服なのは約10年前の読売新聞の記事で知ってはいたが,女子生徒を「星娘」と呼ぶことを。
ところが,「おや!」となる様な記述もある。これは「自分の出身校」や「他の宮城県立高校」と「同じ」という意味である。「同じ」若しくは「近いこと」に驚いたのだ。私の高校はそうでは無かったが,「修学旅行がなかった」という記述がある。高校時代に,当時男子校だった某県立高もそうだとその高校の生徒と話をして知った記憶がある。つまり,この本は「特定の高校の話」だけでは無く,「地域に根差した伝統ある公立高校のそれ」という,相反するかの様に思われることが一冊にまとまっていると言えるのだ!
だから,同校の出身者・在校生,彼ら・彼女らの知り合いだけでは無く,「地方の歴史ある高校の出身者や在校生」が読んでもまた「あるある」と思えるはずだ。
それにしても,誰でもいいので同校出身,又は在校生に会ってみたくなってしまった。

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紙の本詭弁論理学

2015/10/30 21:53

読む価値あり

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私は本書の存在を,SF作家山本弘のホームページで知った。
読んでみた。今回が3回目だ。忘れていた内容もあった。所謂「文系」の自分には難解な,というより「見たくもない」個所もあり,そこは飛ばしながら,それでもまた読んでみた。
今回気が付いた。「喜劇には論理性が求められる」。本書では「男はつらいよ」が引用されているが,落語であれギャグ漫画であれ,言い換えれば「笑わせるためには,送り手は頭を働かせねばならない」のである。そして,ひっかけられないためにはその文章の読解力も問われる。算数の文章題には国語の読解力も要求されるというが,それである。
実は,本書は「論理的思考能力」だけでは無く,歴史の知識もまた得られる,という意外な面もある。
本書の内容は現代でもまた通ずるものである。このような本を「古典」と呼ぶのだろう。

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紙の本萌える!魔女事典

2015/09/30 23:35

深い!!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

以前から気になっていていたこの本。「入手できません」の表示になったことが自分の記憶では何度かあって,手に入れられるのか不安を感じたが,入手できた。
字は小さめで内容が濃く,深い。表紙絵に騙されてはいけない。
中身だが,大別して「架空の魔女」と「実在の魔女」の2種類の魔女が取り上げられている。そのほか,文字中心だが補足的内容として「世界の魔女の小事典」というページがある。更に「男魔術師の小事典」もある。
収録されている「魔女の地域」だが,「売り」のカラーイラスト付きのページでは欧州が中心である。しかし,「小事典」ではアジアやアメリカ等広い地域
の魔女についても記載がある。
魔女について知ることは,大雑把に書くと,「欧州の宗教・伝承・歴史について知ること」でもある。私は学生時代,英語圏の人間との交流に備え,英文科の「聖書研究」の授業を履修したが,この本でもそういう使い方は可能だと思う。また,英米文学を学ぶ準備にもなるだろう。
印象に残ったのは,「箒で空を飛ぶ魔女は少ない」ということと,「北欧神話とゲルマン神話」には関連がある,ということである。
一つ問題に感じたのは,「絵」である。「萌える」だから,容貌が「おばさん」「おばあさん」の筈の魔女でさえ「そういう絵」になってしまっている。これは誤解を招くと思うのだが,ぎっしりと詰まった内容を考慮し,見逃そう。
「特に」欧州史に関心のある方には「魔女や民間伝承に関心が無くとも」是非お勧めする。私は,欧州の歴史を知れば,現代世界のより深い理解に繋る,そう思うからである。

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紙の本子どもが減って何が悪いか!

2015/09/27 22:59

時を超えた本

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本書はhontoのサービスで入手した物では「全く」無いのだが,再読して価値に新たに気付いたので,レビューを投稿しようと思う。
再読して強い印象を私に与えたのは,「本題とはあまり関係が無い」と感じた「序章」だ。どういうことかというと,ここは「調査やデータを批判的に解読するリサーチ・リテラシー」の具体的事例になっているからである。少子化に無関心の方にもこの部分は読む価値があると思う。
書名に関連したことを書くと,この本が世に出てから10年,ほとんどこの問題に関しては進展が無く,著者からすればの話ではあるが未だ「いかがわしい意見」がはびこっている,という気がした。だから,関心のある方には「今でも」読んで頂きたいのである。
「あとがき」の最終段落で書かれていることは,「全くその通り」と私も同意する。それを主張するために,「ものの考え方」にまで著者は内容を広げ、1冊の本にした,というわけである。

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