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一日一膳さんのレビュー一覧

投稿者:一日一膳

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紙の本二つ、三ついいわすれたこと

2015/02/01 20:48

思春期の娘を持つ父親は一読の価値あり

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作者は米国では著名な作家だが、日本では今ひとつ知名度がたかくないという。私も読売新聞の若者向け書評欄で本作をしったのだが、「SNS全盛時代に生きる少女達の内心」を描いた作品として、また、親として子供達が見ている世界を知る手がかりとして、読み進めていった。
話の性格上、読み進めるのが結構しんどいのだが、逆に言えば子供達はそれ程しんどい日常を送っているとうことになる。容姿端麗で成績優秀な主人公が、自室では自傷行為を繰り返す姿には、もし我が子が同じ事をしていたら何と言ってやれば良いのかと考えてしまった。
その一方で、主人公の悩みはひどく贅沢な
悩みでもあることは、それなりに人生を送ってきた方々ならすぐに気づくことだろう。米国、そしてわが国でも、教育を受けたくても経済的に断念せざるを得ない貧困家庭が急増している現在、この小説に不快感やアホらしさを感じる人は多いだろう。その思いは、全くそのとおりであるのだが、現実に自分自身の「環境の良さ」に気づかずに悩みを抱える若者は少なくないだろう。そういう人達が、本作を読んで孤独感を癒すことができるならそれも良いのかと思うし、少なくとも何かを知ることにより、その事を「他人ごと」と捉えなくなれば、上手く言えないがより良い人間関係の構築に少しは貢献するのではと考えている。
子供達が大きくなって、他人との関係を色々考えるようになった時に、そっと本棚に置いておいてやりたい作品だ。

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