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  3. 三等陸佐さんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年8月)

三等陸佐さんのレビュー一覧

投稿者:三等陸佐

5 件中 1 件~ 5 件を表示

著者の無謀な挑戦に敬意を表する。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

良い本である。
難解極まりない、そして冗長的なフランス現代思想を鮮やかに切ったその切り口は、読者を取り上げられている思想家の著書に誘う最高の入り口である。
ソーカル事件を最初に取り上げ、決してフランス現代思想に迎合する姿勢を取らずに、客観的に著述する著者の姿勢に感動した。
レヴィ=ストロース、ラカン、バルト、アルチュセール、ドゥルーズ、フーコー、デリダ、etc・・・これらの思想家の思想を新書本一冊でまとめ上げるのは相当困難であり、不可能に近い。だからこそ、読者のある程度のフレンチ・セオリー・リテラシーが求められている。
本書は成功か失敗か? ・・・・・否、そのような階層的二項対立は既に解体に向かっている。

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紙の本サルトル

2015/02/03 10:58

サルトルの梯子

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

荒く、そしてまた丁寧な解説書である。
ジャン・ポール・サルトルとは何者であったか・・・本書が意図する内容はサルトルの思想を明瞭に解説することではなく、彼が置かれた状況、時代(1930-1970)の雰囲気を伝えることで、読者のサルトル理解を深める優等生的な入門書である。
したがって、本書は梯子である。役割を終えた時には捨てなければならないが、私にはなかなかできない。イラストが豊富で、内容もユーモラス。どこか愛着を覚える。
サルトルが戦ったあの時代の喧騒。サルトルは、最後まで自分に正直な思想家だった。

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紙の本世界で一番美しい猫の図鑑

2015/02/03 11:33

非常に重い本である・・・

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

非常に重い本である。

・・・・・内容がではない、質量がである。非常に重たい。
有史以来、猫と人間がどのように共存してきたがよくわかる内容である。猫好きであれば鼻血まみれで病院に急送されるほど、喜ばしい写真も豊富で、見ていても面白い本である。一家に一冊、家宝として常備していても何ら不思議ではない。
猫とは美しい、外見も生き方も、そして人間を手玉に取るような性格も妙にどこか魅かれる。
最期に、ニーチェ風に語るなら、”人間はこの世界で一番不幸な動物である。だから、神は慰めに人間に猫を与えた。”

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紙の本新解マルクスの言葉

2015/02/03 11:07

少しふざけていないか?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

あとがきに書いてある通り、本書は『超訳 ニーチェの言葉』のベストセラーぶりを受けて、二匹目のドジョウを狙った内容である。
ニーチェとマルクスが根本的に異なるのは、前者はアフォリズム口調で書かれているのに対して、後者は論文口調で書かれてあることに他ならない。したがって、少々乱暴であるが、格言集のように前者を”意図的”に編集することが出来るが、後者の場合、編集使用なら、論は、哲学は崩壊する。
著者が本当にマルクスの著書を読んでいるか否かは、安易に想像できる。そういう意味では、本書の狙いは当たりであっただろう。

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紙の本読書案内 世界文学

2016/01/11 17:26

古典の意味とは

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

優れた古典の紹介は巷では溢れてはいるが、何も私たちが能動的に実践してみようと働きかける魅力を持つものは少ないと思う。イタロ・カルヴィーノの『なぜ古典を読むのか』ではタイトル通り、いささか説教臭く感じてしまうし、日本の研究者については諸賢であればお察しである。(まるで自己啓発書のようにテキストを強引に誘引するその様は、書を本当の意味で辱めている。)

さて、このモームの小著、なかなか興味深い切り口で私たちを古典の森へ誘いこんでいる。序論で「読書は楽しみのためでなければならぬ」と宣言し、欧米の文学の沃野を駆け巡るプロセスはノマド的であり、リゾーム的に破天荒だ。まさにこの点が私を魅了するのである。とやかく言われる”つながる読書”というのも良いのかもしれないが、読書とは本来、個で楽しむものである。個の充実を蔑にして、集団で読むようになれば読書というのはただのおしゃべりになり果ててしまう。
個を徹底としてその土台に設置し考えたこの読書論を、私たちは無視できない。

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