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レビューアーランキング
先月(2017年4月)

名取の姫小松さんのレビュー一覧

投稿者:名取の姫小松

27 件中 1 件~ 15 件を表示

とんでもないレシピ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『雑草クッキング』とか、学生時代に古文書で勉強した上杉鷹山の『かてもの』とか、以前に読んだ本を思い出した。
 戦中・戦後の食糧難はフィクションの世界や祖父母の世代から聞かされていたが、なかなか想像し難いものがあった。ドラマや映画で食べ物がないから工夫していたと描かれていても、俳優さんを餓死寸前まで痩せさせるわけにはいかない。健康そう。骨と皮のようになり、栄養不足からくる免疫力低下で、白癬・疥癬などの皮膚病、蚤・虱にたかられた様子など、画面の印象を悪くするから映せないものであるだろう。
『戦下のレシピ』は戦争が進行するに従って、食糧の輸送、生産の担い手不足から節米の料理、果ては実野菜の葉や茎、雑草まで調理して食べる方法が出てきたと紹介している。
 それこそ、江戸時代の飢饉時に山野草の葉や根を上手くあく抜きして食べてきた「かてもの」と同じである。
 現代日本の食料自給率の低さ、輸入エネルギーの依存度を鑑みれば、遠い過去の出来事、これからは有り得ないこととはいえない。
 それにしても、専業主婦とともに手作り料理へのこだわりが誕生した時代が重なってきているというのは卓見。

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紙の本マリー・アントワネットの噓

2017/05/17 20:02

メイキング

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惣領冬実の『マリー・アントワネット』のメイキングともいうべき一冊。活字上作作画やストーリー展開へのこだわりが、活字上で繰り広げられる。
惣領冬実と萩尾望都との対談も興味深い。

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戦勝国の人体実験

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アメリカ合衆国は第二次世界大戦の戦勝国であり、いち早く核兵器を完成させた国である。放射性物質の危険性が未知数であったからとはいえ、敗戦国の日本の被爆者からサンプルを集めるのでは飽き足らず、自国民を人体実験の材料としていくのに疑問を感じていないのには戦慄を覚える。
 ニュルンベルク憲章で人体実験への基準が定められても、それはナチの科学者のしたことに対するものと、無神経さを感じた。
 核実験の際に、兵士たちを爆心地の近くにいさせる。パイロットに命じて戦闘機をキノコ雲の中を通らせる。その他にも、ガン患者、妊婦、囚人、精神遅滞の子どもらにインフォームドコンセントなしに放射性物質の注射、或いは放射性物質を混ぜた飲食物を摂取させていく。
 これ以上は危険と示す医者や科学者がいても、軍部や新たに宇宙開発のためのNASAが実験を指示しようとする。
 国を信じられないという国民がアメリカ合衆国にいる事実は、現代に通じている。

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紙の本山怪 山人が語る不思議な話 1

2017/04/21 14:06

オチや真相が不明なのがいい。

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実際に起こった事件にオチがない、や真相不明、当事者以外にはなんのことだか解らないというのはある意味当然だ。ワイドショーやドキュメンタリーの語りのようにはならない。
そういった山にまつわる不可思議な出来事を、無茶苦茶な考察や結論付けをせずに綴っているのがいい。

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紙の本毒々生物の奇妙な進化

2017/04/09 19:25

へぇ、感心だけでは終わらない。

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研究者は実践あるのみを改めて伝えてくれる本です。
 毒を持つ生物は何故毒を持つようになったか、身を守る為の警告、そして捕食の為の武器として生物の一部が毒を持つようになったと説明されています。
 わざわざ虫や蛇に刺され、咬まれて痛みの度合いを測ってみたり、毒の強さを自己実験で試そうとしたり、命懸けの好奇心。
 血液毒は回ると体の壊死を起こし、神経毒はとにかく苦痛を与え、呼吸など体の動きを麻痺させていく。
 体に毒を蓄えるのは生物にとっても負担であり、人間は生物毒の全てを解明した訳でないのです。
 しかし、ある種の毒が病気の症状を押さえる別の効果が見られるなど、研究の副産物が恩恵さえ産もうとしています。
 この動物にはこんな毒があるから要注意! では終わらない本です。

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紙の本丹生都比売

2017/04/07 20:22

儚く、美しい物語

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不思議な短編集です。
表題の『丹生都比売』は天武天皇と持統天皇の息子草壁皇子が吉野で遭遇した少女と、その不可思議な体験が描かれています。そして、母の持統天皇の心の中が知らぬ内に明らかになってゆく過程が美しい文章で綴られています。

人と人ならぬものの、重なりあう境界が描かれています。

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紙の本珍奇な昆虫 オールカラー版

2017/03/15 10:22

昆虫、昆虫、昆虫!

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昆虫がフルカラーで、丁寧な説明付きで読める。大人でも、子どもでも虫好きなら楽しめる本です。
 昆虫の不思議な生態、昆虫と共生する植物、互いに利用し合っているようで、どういう益をもたらしているか解明されていない部分まで判りやすく書かれています。
 日本のサムライアリがまた名前に似ない生態で、楽しいです。

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相変わらず

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こんなにお酒を飲んでいて大丈夫なんだろうか、将来の肝機能が心配になっています。

ミッキー先輩とおチョコさん、たどたどしくも可愛らしい。
でも、勉強もしてね。

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過酷な暮らしをほのぼのと描く。

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フィンランドを思わせるのスオミ族の領主と、これまたドイツを連想させる国の女性軍人が出会い、条件付きで結婚。
極寒の地での自給自足の生活で、領主と言えどもぬくぬく暖まっては過ごしていられない。
自ら狩猟・解体・保存を行い、暖かい季節には率先して畑仕事に精を出す。領民の生活の見守りも領主の仕事。
過酷な暮らしなのに、悲惨さはなく、ポジティブに季節の仕事をこなしていく。元軍人の妻と領主の狩猟採集生活は、何故かほのぼの薔薇色。
手作りの伝統工芸品や、狩りの成果の料理など、温もるエピソードが盛り沢山。

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一次史料からの伊周と隆家

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『大鏡』や『栄花物語』からではなく、多くを当時の貴族の日記や『日本紀略』などの記録の断片を読み繋ぎ合わせた労作。
『枕草子』とは違う中関白家の姿が、歴史物語の逸話と重なり、立体的に浮かび上がってきた。
どこまでも自分の立ち位置が把握出来なかった伊周、乱暴者ながら交際範囲の広い隆家。対称的な兄弟の姿がこの本にある。

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人々の変わらぬ姿

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奈良の大仏建立は、聖武天皇や光明皇后、藤原氏の視点から描かれていることが多い。この作品は、地方から直接税として都に集められ、働かされている仕丁の真盾が主人公だ。炊屋の宮麻呂、仕丁を束ねる猪養など詳しい実態の解らない庶民たちが主になって物語は進む。
 民を救うために建立されるはずなのに、大仏を造るのに民を苦しめてはいないか、その疑問がありながら、やはり祈る拠り所を求める人の姿が語られている。

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紙の本月魚

2017/05/24 21:05

う~ん、微妙。

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古本を通しての幼い頃からの付き合いの二人の若い男性。
しかし、単なる幼馴染みの友情とも言えない、隠された清流のような感情。
微妙な、そして読み手の妄想自由の、世界。
古本屋の業界を垣間見てみたい人にも楽しめます。

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歌う生物学

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群体マーチなど巻末に筆者作詞作曲の楽譜付きの歌が載せられている。
様々な生物の生活する場での、適応した体の形とその仕組みを案内してくれる。進化についても考えさせられる。

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紙の本秘密の花園

2017/05/04 21:06

秘密

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誰しも秘密は抱えている。若くても、仲が良くても、秘密は明かせない。キリスト系の女子高に通う三人の女性の心を語っていく物語。
一人は幼児期に遭った性的イタズラから恋愛の触合いを求められない。
一人は高校の教師との肉体的な恋愛をして、その感情をもて余している。
一人は生まれなかった自身の兄をイマジナリーの友とし、客観的に周囲を見詰めている。
心の中では、友情を求めているのに、現実はもどかしい。
そのもどかしさが女の子らしいけれど、10代離れしている。
でも読んでいて、女性の生き方ってなんだろうと考えさせられます。

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紙の本吸血鬼

2017/04/29 15:05

人生不可解。

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ポーランドの寒村に着任したオーストリアの役人と一緒に付いてきた若き妻。そこの地主は詩人で身分の違いを乗り越えて結婚した農民出身の妻。
どちら農村にとっては異物。
貧しい暮らしの中で、庶民がばたりと突然亡くなるのは珍しくないのかもしれない。迷信と社会を改革しようとのインテリの遊戯が混在し、悲劇ともつかない出来事が起きていく。

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