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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

pandakさんのレビュー一覧

投稿者:pandak

6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本池袋西口戦後の匂い

2015/09/15 14:35

現在への途

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

池袋…新宿以上に不良のイメージが染みついて、文藝地下で週末のオールナイト映画をみるときも、思わず身構えていた頃。それは多分に巣鴨収治監(のちの巣鴨プリズン、現在のサンシャイン)などがあったからか、それとも染井墓地がゆえか。ともあれ池袋を実際に歩き始めてみると、サクマドロップスといい、亀の子束子や明治女学校、立教と江戸川乱歩の関係と言い、あるいは池袋演芸場も含め、実に多面的で魅力的な相貌を見せてくれる。モンパルナスとときわ荘などの微妙な関係も実にいとおしい。こうした事実を丹念に追いかけ、浮かび上がらせる本書の魅力は何といっても「現在につながる池袋」を丁寧に描き切っているということだろう。日常のなかにそこはかとなく漂い、流されつつ、ふと立ち止まることで強烈に感じる魅力!そのまなざしの深さを強く印象付ける一冊でもある。

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テロリズムを考えるために

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テロがこれほどまでに繰り返される時代(テロはリズムを伴う?)になろうとは…そして、こうした時代だからこそ「テロに屈しない」なることばが勇ましく独り歩きしている。往々にしてテロを巻き起こす側が繰り返すことに辟易するばかり。「テロに屈しない」ために行なわれる世論誘導の裏面をあざやかに描き出す好著!

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懐かしい日本イチの本屋!

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神戸、海文堂の閉店は多くの読書人を打ちのめした。本書は神戸の読書マニアに鳴り響いたその書店が創業100年を目前に閉店、書店を黒子に神戸の近代史を語り、カウンター越しに読者と結びついてきた「あるべき書店」の姿をこれでもか、とばかりに語りかけてくる。何度かお世話になった書店、それも良書ばかりをそろえた書店が閉じてしまうのはとても哀しく、切ない。平野店長、そのうちにまた、どこかの書店で顔を見かけることを愉しみにしていますよ!「ほんまに」(書店が独自に発行していたニューズレター)はそれぞれの宝物です。

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紙の本民主主義をあきらめない

2015/10/27 16:52

くじけず、不断の努力をもって!

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天賦の権利としての人権。これを政権党の一部は極度に嫌う。しかし憲法12条が教えているように、我らは「不断の不断の努力によって、これを保持しなければならない。」また、これは、後の97条がいみじくも語りかけているように「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」つまり、この条文は「将来」を明言することによって、改憲後の人権条項をも拘束する、ということなのだ。基本的人権にもとづく社会があぶり出す本来的な日本はどこにあるのか、それはどのようにして可能なのかを現代的視線から問いかける好著。

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70年を隔てた重み

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戦争とそのあとにくる歴史の応酬が何とも居心地の悪い思いをさせる。誰もが総力戦の時代から逃れられず、それだから余計に戦争は短い間に恐ろしいまでに幼い記憶に刻み込まれる。そして今となっては身近なおとなたちの選択を批判できない。免罪の構造と人はいうが、むしろこうした営為を重ねてきたひとのみの持つ切なさ、苦しさを描き切ったところに本書の価値がある。

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裏ぎる国家

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陸軍中野学校(現在の東大海洋研究所などの所在地にあった戦前のスパイ養成機関)を卒業、中国戦線に投入され、戦後も中国人を偽装して任務に従事した元兵士が祖国から受けた仕打ち…やはり国家は個人を裏切る!ナショナリズムの根底にはラテン語のナシオNacioが含意され、もともとは「向こう三軒両隣」程度の、つまりパトリオティズムとほぼ同じような意味であったのだが…日本においてそれは「クニ」と呼ばれたムラ的共同体(おくに言葉、などに残る)が一足飛びに近代国家に化粧直ししたことから始まるといっていい。その国と制度がいかに個人を抹殺するのか、そのひとつの典型が本書にあますことなく開陳されている。

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