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    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

おるふぇ291さんのレビュー一覧

投稿者:おるふぇ291

2 件中 1 件~ 2 件を表示

電子書籍町奉行内与力奮闘記二 他人の懐

2016/03/21 09:48

大坂と江戸

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

筆者のファンだが、どういう訳か、大阪を正面から取り上げた小説が少なく残念に思っていた。
本シリーズは大坂町奉行の話から始まったので期待して読み始めたところ、主人公が早々に江戸の北町奉行の内与力となってしまった。しかし、押し掛け女房のように江戸までやって来た大店の孫で大坂西町奉行所同心の娘が、大阪の香りと世俗的な知恵を届けてくれるので、これまでのシリーズにはないおもしろさが期待できる。
筆者得意の吉原との関わり合いや、町方との対峙を決意し、更なる高みを目指す主君との掛け合いも興味深い。
物語が動き出せば、ますますおもしろくなること請け合いである。

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様々な示唆に富んだ一冊

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「僕いか」(「僕はいかにして指揮者になったのか」)よりも日記帳的な記述で、音楽雑誌への連載を取り纏めた一冊。
ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝してから、フランスを皮切りに、ヨーロッパ各地での指揮者活動を進める中でのエピソードが数多く盛り込まれている。
佐渡さんとは奇しくも同い年であるが、私がバブル期とそれに続く苦難のサラリーマン生活を送っていた時期と、世界的指揮者への挑戦を積み重ね、子どもの頃からの夢であった「ベルリン・フィルを振る」を実現する直前までのことが、時にユーモアたっぷりに描かれている。勿論全く異なる世界であるが、そのいずれもが今の私には堪らなく愛おしい。
最終章で「大事な才能」として挙げている3項目は将にその通りと思うし、「自信とは」の定義付けにも甚く感心した。

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