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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

衒学舎さんのレビュー一覧

投稿者:衒学舎

10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本読書について

2015/03/28 08:54

読書は最善ではない

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ときどき高校生向課題図書に含まれる本書。はたして推薦者は本書を読んでいるのか。「読書は知性を磨く為には必要不可欠、且つ最良の手法である」と思って推薦しているのではないか。
本書で述べられている「読書は他人の頭脳で考えること」は、即ち、どれほど読書をしても自分で考えたことにはならない、ということである。つまり読書は、数学の問題に対して解答を写すことと同義である。
著者ショーペンハウアー氏は、頭が疲れているときは読書、を日課にしていた。
また、古い中国の思想である道家が言う「本は亡き者の思想の残骸」を、東洋思想に関心を持っていた氏は知っていたのかもしれない。
氏は読書を否定してはいない。また私見であるが、数学の問題が解けない時に解答を見ることも良策であろう。
大切なことは、自分の頭で考えられるようになることである。それを改めて指摘される著述である。

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紙の本ペコロスの母に会いに行く

2015/03/29 21:20

人生いろいろあったんだなぁ

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アルコール中毒で幻覚が見えた父。
幼い娘を亡くした記憶が深く刻まれた母。
老いた後、姉妹と会うと「これが最後かもしれない」と思ってしまう母と叔母・叔母。
東京で司書房の漫画編集をしていた筆者。
郷里にはそれ程好い思い出があるわけではないのに、仕事を辞めて戻った筆者の家族を見る目は、とても温かい。それは絵柄からも滲み出ている。
過酷な人生を越えた母も、辛い人生を漂った筆者も、それ故に好い顔になったのであろう。

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紙の本水鏡綺譚

2015/03/29 20:59

祝完結

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近藤ようこ女史が「アスカ」誌で連載していた中世伝奇ロマンです。狼に育てられた少年が人間となる為に、記憶を失った少女が己を探す為に、一緒に旅をします。
「アスカ」では突然の打ち切りであったようで、近藤女史にはかなり辛かったようです。描き終わった作品は終わった作品、と言う近藤女史も気懸かりだったのでしょう。
その後、「旅は続く」イメージの12ページを足した下巻が刊行されました。
そして描き下ろしの完結編を加えた本書が出来ました。記憶が戻った少女と少年は離れることになりましたが、それはそれで好かったのでしょう。二人はそれぞれの人生を歩き出したのですから。
ところで、この絵の、特に線には、エロティシズムが込められていると感じます。少数派かも知れませんが。

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紙の本モーセと一神教

2015/03/29 05:45

驚愕の仮説!

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モーセは何故約束の地に立てなかったのか。
怒りに任せて十戒の石版を叩きつけてしまうモーセは、はたして理想の指導者と言えるのか。
エジプト王女の下で育てられたモーセに、たとえユダヤ人である実母が乳母であったからとしても、ユダヤ人としてのアイデンティティが芽生えるのか。
聖書通りに読むと気に掛かるこれらの疑問点を、エディプス・コンプレックスを提唱したフロイトが昔話のセオリーから大胆に仮説を打ち出す。「モーセはユダヤ人ではなかった!」

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紙の本砂男/クレスペル顧問官

2015/03/26 18:26

ホフマンの戦慄

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バレエ「コッペリア」の原案である「砂男」は、しかし、明るく楽しい「コッペリア」と似ても似つかない程、不安に怯え戦慄に揺れる小説である。
 元々、砂男は古くからヨーロッパにある伝説である、夜になって眠っていない子どもに砂を振り掛け、目を瞑った子どもは眠ってしまう、というものだ。この砂男のは、ただ眠らせる人というものから、二度と目が覚めなくしてしまう、というものまで、バージョンは多岐にわたる。
 この「砂男」は、名士コッペリウスが実は砂男で、目玉を奪いに来る、という不安を持ったナターナエルの話である。前半はナターナエルと、友人ロータルや恋人クララとの書簡で構築されている。ここでは勿論、書簡の書き手の視点でしか述べられていない。後半はj講談師や見世物小屋の呼び込みのような口調で、事の顛末が述べられる。ここでは扇情的な言い回しが多く、はたして真実を述べているのか、と読者に思わせる。
 結果として、コッペリウスは本当に砂男であったか否か、が読み終わっても読者は判然としない。
 この読み終わっても宙ぶらりんにされる恐怖は、多少手法が異なっても、併録されている「クレスベル顧問官」「大晦日の夜の冒険」も同様である。

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カラーインクをを使ってモノクロフォトを

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モノクロ写真が好きな私は、デジタルカメラで撮った画像をレタッチ後、単にプリンターのインク設定でモノクロにしていました。モノクロフィルムを印画紙に焼く際、露光時間の調整と、場合に寄っては覆い焼きをする程度でしたから。
最初は、グラデーションの調整(硬調・軟調)のレタッチや用紙の選択といったことを中心に書かれている、と思っていましたが、それだけではありませんでした。
モノクロフィルムでの撮影で、カラーフィルターを使って或る色を白っぽく、また或る色を黒っぽくします。それをレタッチで行う方法が載っています。
また、有名なセピア調のように、全体を茶色っぽく、または青っぽくプリントすることも載っています。
また、何故モノクロにするか、も説かれています。

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何処を見るかが判ります

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日本刀の入門書です。でも、日本刀の使い方(人の斬り方)を説いたものでも、日本刀の作り方(鍛え方)を説いたものでも、ありません。書名にある通り、鑑賞の仕方を説いた本です。
日本刀なんてどれもこれも同じに見える、と言う方は多いでしょう。でも実は、反り具合、鋒(きっさき、つまり先端)の形状、刃紋(表面の模様)の様子、等を見ると、一振り一振り(一本一本でなく)個性があるのです。
また、日本刀(打刀)及び太刀が、歴史上どのように見られ扱われたかも述べられています。どの武将がどういった刀を好んだかも、なかなか面白いでしょう。
ただ、刀身の写真はモノクロにしてもらいたかったのですが。

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旧き良き時代

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「ガロ」と言っても魔界騎士ではありません。伝説の貧乏漫画誌です。NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」での「ゼタ」の元ネタです。
 本の内容は、執筆されていた漫画家とその当時の世の中とを述懐するパートと、各号に載っていた漫画や評論等のパートの、二つに分けられます。
 「青林堂編」であり、また過去の思い出を汚したくないからか、現在分裂してしまった「青林堂」と「青林工藝社」との確執には触れていません。その為、ガロ作家の現在に関する記述は乏しいのです。
 過去のデータベースとしては十分役に立ちます。

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紙の本ヌードと愛国

2015/03/26 19:01

ミステリー「ヌード史」

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「ヌードと愛国」は、明治維新から現代まで、国家や社会とヌードとの関係を、七つの事件によって解く本です。内容はかなり硬いのですが、テイストはミステリー仕立ての読み物になっています。
 扱われるヌードは、絵画・彫刻・写真であり、七つの事件の中の一つは男性のヌードです。この事件では、女性が男性の裸体を描いた、ということで読者の関心を呼んでいます。
 少々ミステリー仕立ての文章は鼻につきますが、何分一般の人に広く読んでもらいたい、という著者の願空回りする願いに苦笑すること度々、でした。多少高くても、学術的な文章で読んでみたい、と思わせる深い内容です。

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大風呂敷

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書名の「美しきヌード絵画の世界」は良いとして、サブタイトルの「19~20世紀を彩った女性たち 画家たちが追い求めた究極の”美”がここにある!」は大仰です。特に20世紀は半分程度しか扱っていません。
 紙質が良いこともあり、図版はとても綺麗ですし、述べられている記述もこなれていて判り易いのですが、惜しむらくは、図と文章が合っていないことです。
 テーマに沿った絵画が並んでいるので、それらを眺めるという使い方には好い本でしょう。

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