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先月(2017年6月)

のーばでーさんのレビュー一覧

投稿者:のーばでー

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本純粋理性批判

2015/05/29 23:01

西洋哲学における最も重要な哲学書の一つ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

認識のコペルニクス的転回によって経験主義と合理主義の止揚を果たした。というのが最も有名な意義だろうが、この本は勿論それ以上に多様な歴史的意味を孕んでいる。
「理性」を極限まで突き詰めることによって、敬虔なキリスト教徒である彼は何がしたかったのだろうか?
科学の基礎づけ、というのもあったろうが、恐らく主要な目標は道徳に関する形而上学だったのではないかと思われる。
次の批判書である『実践理性批判』での自由、道徳の定義は現代の人権に関する考え方にとても合致するものだし、倫理学においてもこの本はとても重要な役割を持っている。
しかし、それにはその土台である理性をギリギリまで突き詰める必要があった、だからこそのこの『純粋理性批判』である。
正義を把握するため、恐ろしく鋭利に研がれた思考方法による内省が記されたこの本は、日常生活におけるものの見方さえ変えてしまう力を持っている。
熊野さんの訳は、原書と比較しやすいようになっており、ゆくゆくは原書も、と考えている人に特にお勧めしたい。

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