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keiさんのレビュー一覧

投稿者:kei

11 件中 1 件~ 11 件を表示

水先案内人

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いろいろな種類の本を読んでいると、段々と自分の好みがはっきりとしてきます。それはそれでいいのですが、時々、これまで読んだことのない著者や未知のジャンルの本に興味が湧く時があります。

そういった時に悩ましいのが、選択肢が多すぎてなかなか決まらない、結局は店頭で紹介されている無難でメジャーなタイトルに落ち着いてしまう、ということです。

高校生の時分、著者が趣味で書かれていた(今はもうない)書評サイトを参考に本を選んでいた身としては、こうして再び、水先案内人とも云える人の本の紹介を読むことができることを嬉しく思います。
米原万里や酒見賢一だけでなく、著者の書評を見なければ読まなかっただろうなあ、と思える本が沢山あります。そういった本が本書でも紹介されていて、また少し嬉しくなりました。

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電子書籍ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

2017/05/06 23:21

青春を音楽に賭けて

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ハルチカシリーズ番外編。ハルチカ以外の視点で吹奏楽部が書かれていきます。中でも好きなのは、芹沢と元部長が駄菓子屋で語り明かす一編。芹沢が、ハルチカに出会って変わってきたことが伺えたり、キレのあるツッコミが見ることが出来たりします。また、短編はそれぞれ独立していますが、緩やかなつながりが見て取れたり、もしかして本編に続くのかな、といった描写があり、続刊が楽しみになる一冊でした。

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マジックタッチ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルも、章題も、本当に気が利いている。前書きを立ち読みして、インタビュアーである川上氏の語りの読みやすさと熱量に参って購入しました。中身は、先日刊行された『騎士団長殺し』についても詳しいですが、それ以外にも、これまでの作品について、縦横無尽に話題が行き交います。村上春樹のファンとして、「退屈している暇はなかった」、嬉しい内容でした。

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電子書籍【期間限定価格】ダマシ×ダマシ

2017/05/06 22:27

節目の一作

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Xシリーズ最終作。気の利いた会話とレトロな雰囲気が合わさった、森作品の中でも好きなシリーズです。題材は結婚詐欺ですが、そこは森作品らしく、あっさりとした味付けで、どろどろした空気にはなりません。それと、シリーズをきれいに締めつつ、別シリーズとの関連も仄めかせるあたり、ファンには嬉しい内容でした。

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次の一冊を選ぶときに

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話題の本が歴史・時代小説と聞くと、どうしても一瞬手が止まってしまいます。それは、馴染みがない・敷居が高そう、という勝手な偏見です。

そういった思い込みを物ともせず、著者は縦横無尽に歴史・時代小説について語りまくってくれます。また、その切り口が面白く、「三国志のあの場面を読み比べてみる」など、なかなかディープですが、興味を惹かれるものばかりです。しかも、章のタイトルがまた秀逸(『三国な戦士のテーゼ』など…)で、その遊び心には思わずクスッと来てしまいます。

なんといいますか、ここまで熱く楽しそうに書かれていたら、「さて、どれを読んでみようかな」と思っても不思議ではないというものです。
別ジャンルでも色々書いてほしいなあ。。。

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電子書籍二科てすらは推理しない(1)

2017/11/12 21:55

なかなかどうして

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机上の空論と推理の境界は曖昧です。
この物語の探偵役である二科てすらは、推測はしますが実証部分を助手役の主人公に丸投げします。
思考の切れ味と、なんてことない掛け合いが小気味良く、続きが待ち遠しいお話です。

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電子書籍初恋ゾンビ 8

2017/07/30 21:07

2人で帰省した先で

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夏休みに帰省した先で、物語が進みます。メインのストーリーだけじゃなく、夏祭りの夜の少し浮かれたようなふわふわした空気感とか、二人きりになった時の、なんとも言えない雰囲気がすごくいいです。夏休みも終わり、次巻も楽しみです。

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かってよかった

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久々の表紙買い。幼馴染の双子の兄妹と10年ぶりに再開して、まあ、色々あるわけですが、その、なんともいえない距離感に、たまらなくにやにやしてしまいます。

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はじめの一冊としても、次への一歩としても

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アクチュアリー会で扱われている二見氏の著作とは別視点で、生保数理の基礎を説明しています。魅力は、丁寧な式展開、多重脱退等の公式をまとめている部分、12章「計算基礎の変更」のうち、二見氏の教科書には記述のないリッドストーンの方法への言及などでしょうか。

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電子書籍ふくねこ : 1

2017/05/06 23:11

春先の木漏れ日のような

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前作もそうですが、この人の描く作品の「間」や空気感が好きです。ささやかな日常が、少し不思議な出来事によって色づいていきます。
次巻が楽しみです。

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親子の絆

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ゲームは好きですが、オンラインゲームには、少しばかり、人と交わる煩わしさもあり、偏見がありました。
ただ、この本を読んでいく間に、そういった思い込みの勿体無さを感じてしまいました。そこには、現実とは姿形こそ異なりますが、確かに手触りのある世界が広がっているのでした。

そこで、名を隠し、父親と冒険を進める中で、家では見ることのなかった父親の別の一面を見たり、これまでとは違った関係を築いていき、冒険の最後には、、と新鮮な物語に出会った読後感があります。

しかも、これがノンフィクションだというのですから、それだけで、もう、なんだか色々と、幸せのおすそ分けをいただいたような気分になってしまいます。

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