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夏道さんのレビュー一覧

投稿者:夏道

3 件中 1 件~ 3 件を表示

固有名詞の氾濫する生活

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恐ろしいくらいの人名、作品名の羅列の隙間から小説家の鬱屈した精神生活、および実際の生活が浮かび上がってくる。
読者の精神までものみこむほどの固有名詞の連発。
それなのに読むのを止められなくなるのはどうしてだろう。
それは彼と同じ世界に生きるわたしたちもまた知っておかなければならないことの氾濫で溺れかかっているからではないかと思った。

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紙の本星が吸う水

2015/10/05 16:39

”あたりまえ”がときほぐされていく

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みんなちがってみんないいという言葉があるけれど
実際に自分にとってのあたりまえがあたりまえではない人とかかわり合うときには
やはり戸惑いを覚えてしまうでしょう。
この小説の登場人物たちの関わり合いを読んでいく中で
わたしはそんな”あたりまえ”がやわらかくときほぐされていくような感じを幾度も覚えました。

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紙の本夢の浮橋

2015/08/25 17:47

「あわい」をかき消す言葉

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実の母と彼女にかわり新たに現れた「母」。
そのふたりの間に横たわる溝を忘れてしまうことを求める父と主人公は共犯関係にちかいものを築く。
主人公は「母」を母として受け入れる。
その過程の中に、距離を掴みかねるやりとりの中に、濃密な官能の気配が宿る。
谷崎最晩年の作。

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