サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. super moonさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年6月)

super moonさんのレビュー一覧

投稿者:super moon

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本グロテスク 下

2015/08/31 00:03

不思議な爽快感

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

某テレビ番組で、今や時の人となってしまったピース又吉さんが、桐野を絶賛しているのを偶然見て、「本を読む」ことから遠ざかっていた私に「読んでみようか」という気が起きた。
この『グロテスク』が私の読書復帰であり桐野デビューだった訳だが、みるみる桐野ワールドに引き込まれてしまったことは間違いない。
語り手である『わたし』による、『東電OL殺人事件』をモチーフとした類い希なる美貌の持ち主、妹「ユリコ」、女子高の同窓生「ミツル」と「和恵」という4人の物語ではあるが、『わたし』の徹底した悪意、3人と容疑者初め登場する人々の読者に委ねる感のある真実の人物像。どんどん堕ちてゆく女たち。決め手は「ユリコ」の忘れ形見とされている『百合雄』に操られるかのごとくに堕ちてゆく『わたし』。いや、這い上がったのかもしれない。
〈負〉のエネルギーのみが充満した作品であるのに、読み終えた時の爽快感は、次の作品をチョイスする楽しみを与えてくれた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示