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レビューアーランキング
先月(2017年4月)

青年知識人さんのレビュー一覧

投稿者:青年知識人

13 件中 1 件~ 13 件を表示

清々しい気持ちで挑戦

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

学生時代に学んだのは、第2外国語も含めて西欧の言葉だけという方が多いのではないでしょうか。私も御多分に漏れて居りません。近隣国の言葉を、習得・・・とまではゆかぬまでも、できるところまででも食らいついていこうと、この春に決意して、嘗てもお世話になったNHKの4月号を手に取り、放送開始前にざっと通読しました。「基礎英語」や「英会話」のように基本事項を網羅してくれていないので、一寸不安もありますが、そこは、放送で補ってもらいましょう。テキストは、見やすい構成で挫折させることなく、半年間導いてくれそうです。

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紙の本赤毛のアン 明るく元気に生きる女の子の物語

2015/10/19 07:28

10歳を優に超えていますが…。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

公共放送の朝ドラで採りあげられた村岡花子の仕事で最も有名な、といえば「赤毛のアン」の翻訳。ご本人の手になるものは、さすがに現代の読者には硬い表現が多いらしく、いくつか新訳が出ているが、本書はさらに思い切ったダイジェスト版だ。「10歳までに読みたい」と銘打ったシリーズのため、アンが巻き起こす事件のうち、割愛しても本筋が十分に楽しめるところは省かれている。それでも、空想好きでおしゃべり好きなアンの魅力はしっかり伝わってくる。もちろん文章はやさしく読みやすい。オリジナルにより近い翻訳に挑戦するまでの「入門書」といったところ。とはいえ、巻頭にはアボンリー村の案内地図やら、物語の舞台のモデルになったプリンス・エドワード島の写真やら、サービス満載。アニメ調のイラストも親しみやすいから、文庫版を読むときにも隣においておきたい。まず、大人が読んでみてから対象児童に与えるのがいいかも知れない。

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テキストは易しくあれば、優しい伴走者でもあります。

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「人生論ノート」は、大学生の頃、父の書斎で見かけた文庫本を失敬したのが出会いでした。難解でした。1~2行で段落が改まることが多かったり、静かに突き放すように語る文体が多かったりで、当時のアタマでは、読み進めるのがかなりの苦行でした。星霜を経て、Eテレで採り上げられるのを知り、毎回録画をして真剣に観ました。観て良かったと思いました。講師の解説は上品で、進行の二人も謙虚で見やすい番組でした。番組終了後に、テキストを購入し一気に読みましたが、当然、視聴だけでは得られない、三木清の背景やエピソードに触れられました。月並みな言い方ですが、知識人の苦悩を追体験できた気がします。名著とは言え、時代の相違から生じる理解の困難が立ちはだかる場合、それを乗り越える手助けとなる良心的なガイドブックで、懇切な伴走者になってくれる一冊です。そのうち再放送があれば、文庫版とこのテキストを併読してから視聴するのがおススメです。

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食らいついて行こう。

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4月号に続いて、5月号にもお世話になることにしました。最近のこの手の番組は、出演者が多くて、スキットも明るく軽めの演技が目に尽きます。それはそれで、決して悪くはないのですが、ついつい見終えた後、楽しさと出演者の笑顔以外は、ほとんど何も残らない・・・ということにもなりかねません。語学には根気が必要なので、復習にも精を出すことを誓って(?)、テキストの下読みをしてからテレビの前に座ろうと思います。今晩、今月2度目の放送がありますが、結構楽しみです。

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この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前著『この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう』に続く、池上さんの東工大での講義録。受験を終えて、一つ上の世界で深呼吸しながら社会の動きにも関心を持ち始める理科系学生に、今の日本の状況がどのように形作られたのかを戦後の出来事を中心に簡明に解説している。各章とも、話の「マクラ」からぐいぐい引き込んでいく語り口はテレビのあの名調子と変わらず、読みながらも茶の間で液晶画面に向かっている錯覚に陥るようだ。公害・エネルギー・教育・学生運動・バブル崩壊・政権交代・・・と、浅い知識はあるものの、なかなか他人には説明できない事柄を改めて復習できる。一例を挙げると、戦後の農地解放(農地改革)によって、大地主の土地を安く入手できた小作農たちは、「やる気を出し」て生産性が向上する一方で、自作農となり自身の土地を得たことでその多くはやがて保守化し、「農村は保守勢力の牙城に生まれ変わ」った、という第2章での指摘。現在の保守政権が大事にしてきたのがどの階層でそれは何故か、すんなりと理解できた。ただ、池上さん流の結論の導き方が若干強引なくだりもあり、異説・反論を唱えたい向きもあるだろうが、それこそ学生ならずとも他書にあたるなりして、自分自身の戦後史観を築くのが良いだろう。池上さんが若い人たちに望むのもまさにその点にあると思う。

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書を捨てよ、街へ出よう・・・腕を大きく振って。

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長寿のためにも、病気の治癒や回避のためにも、大事なのはだれでも気軽に始められる有酸素運動である「ウオーキング」。その方法をそれぞれに合わせて伝授してくれます。モデル兼タレントさんや、著名な学者の実践している例もちょこっとだが参考になります。具体的な数値で説明してくれるページが多く得した気になれます。

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紙の本脳科学からみた「祈り」

2015/10/19 06:40

「汝の敵を愛せよ」・・・それも、こころから。

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「祈り」という、一見、宗教的・神秘的・非科学的な行為が、科学の領域とどう関わりを持ち、科学者がどう説明するのかが気になって手に取った。読後感は「スッキリ」と云えるものだった。叙述の方向はいくつかあるが、太い柱の一つは、自分だけでなく皆のため、時には利害の対立する相手のためにも最良の結末を望み続けることで、邪心やストレスが消え、心も前向きに表情も柔和になれる・・・それが心の高揚や自己肯定間を育み、幸福感が増すということか。その論法が精神論やお説教ではなく、数種のカタカナ語の脳内快感物質の分泌とそれが心と体に及ぼす影響(例えば、病気の治癒)を平易に説いてくれる。所謂「運のよい人」とは、神に愛される人ではなく、他人に配慮できて持続的に良好な人間関係を築ける人、という教訓的とも取られかねない指摘も、脳の働きを「配慮範囲」という概念で説明されると合点しやすい。芸術や自然科学の分野で才能を発揮した人の言で「目覚めると神がささやいた」という類のものがあるが、そのいくつかは、日頃の準備が本人には何でもない位にルーティン化して、アンテナの感度がひときわ鋭いということか、と自分なりに感じた次第。本書をきっかけに、脳科学の他書を読みたくなった。

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紙の本脳を活かす勉強法

2015/09/27 08:06

刺激されると脳はうれしい。

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脳科学の専門家の立場から、試験の突破や仕事の効率アップを願う読者に、著者なりの方法論を示したユニークな一冊。類書は多いが、著者自身の小学生時代からの向学心の形成と発達を、研究者になって振り返り、それを分析して提示している点で異彩を放つ。専門用語は最小限に抑えられいて読みやすく、テレビ出演時に述べていたように、「赤毛のアン」にのめりこんだ読書体験の披露、大学に通わずともネットで広範な情報はアクセス可能ゆえ、ちょっとした細切れ時間の活用のススメなど楽しい語り口に満ちている。全8講中、後半の3講は主題からやや逸れた感があり、若干の自慢話にも付き合わされるが「脳に刺激を与え、俺もヤルゾ」という気にはさせてくれる。

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紙の本10分で読めるお話 6年生

2017/03/31 08:03

名作集というよりも、隠れた佳作集

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教科書以外には活字なんか読まない、という子供たちも少なくないだろうが、それでも何とか本に触れて欲しいと心を砕く大人は多い。本書を含むシリーズの選者の方々も、小学校の高学年が興味を持ちそうな12の話(そのうち1篇は詩)を苦心して選んだようだ。高学年生なら、確かに10分で読み切れる小品の集まりで、結構面白い。文科省選定の教科書に掲載するには、やや含蓄に欠けると私は感じたが、他の方はどういう感想をもつのか聞いてみたい。「最後の授業」という著名な文学作品が異彩を放つが、これに匹敵する話が、もう1~2篇あっても良かった。

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温故知新と云えば聞こえは良いが…。

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清潔感のある「乃木坂46」のメンバー達には以前から興味があって、映像はよく観るようになりました。デビュー後の間もないころの情報が得られるとあって、本書を読んでみました。基本的に1項目につき3ページをあて、主力メンバーには2項目を割いていますが、まあ公平な書きぶりです。既に「卒業」と呼ばれる離脱をした元メンバーや、戸惑う少女たちの葛藤も少なからず書かれており、今の地位を得るまでの道のりは、やはり平坦なものではなかったことがよくわかります。意外にも、チーム結成前にタレント活動をしていた者が多いことなど、収獲の多い本ですが、あやふやそうな伝聞に頼った叙述が多く、彼女たちの真実に迫っているようで、若干のブレもありそうです。

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テレビでの講義とほぼ同じですが役立つ内容

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テレビの健康情報番組によく出演される、池谷敏郎先生が監修したガイドムック(ブック)です。類書は多いですが、本書の特徴はそれなりに理由づけがなされていること。ものぐさな人でもとりかかれるように、推奨する運動のハードルが低いこと。巻末のチェックで自分の位置が把握できる(気になる)こと。読みやすいので、先ずは手にとって、今日から実践しましょう。

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食べ方も大事

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知人に糖尿病患者が複数いるので、勉強してみようと思い、まずはこの入門書から。運動療法と食事療法の併用を・・・とよく云われるものの、実際には、余程意思が強くないと、三日坊主に終わる人が多いはず。本書に従えば、少し意思薄弱気味でも、そばに心得た指導者がいなくても、ムリなくできることから始めて、徐々に高血糖からサヨナラを目指せそう。朝はバナナやヨーグルトといった、すでに語りつくされたことでも、180頁弱ののハンデイな新書版にコンパクトにまとまっていると、読破も、その後の」実践も挫折しないでしょう。慣れてきたら、少し上級の生活習慣改善に向かうといいのかな。

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知っておいて損はない

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誰しも長生きはしたいものだが、不老長寿の薬の開発はまだ先の先の話。それでは、素人が毎日のちょっとしたことの実践で病気にかかるリスクを極力避けるには・・・?どこかで誰かに聞いた覚えがあるような健康維持のための「生活の知恵」をあらためてクイズ形式で解説してくれるのが本書。「体型維持するために制限するなら、糖質orカロリー?」という専門的な問いかけから、「太るのは、ラーメンorハンバーガー?」といった砕けたきき方、「手術するなら、個人病院or大学病院?」の裏情報的な題材まで、頷きながら一気に読める。ただし、解説はあっさりとして問数も25題では軽量級すぎるきらいあり。

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