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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

たるさんのレビュー一覧

投稿者:たる

30 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本思考の整理学

2015/10/20 21:42

ペンシャープナー本

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「本はたくさん読んで物は知っているが、ただ、それだけ、という人間ができるのは、自分の責任において本当に面白いものと、一時の興味との区分けをする労を惜しまないからである」という指摘にギクリとした。 現代では、歩きながら考える思考(≒飛行能力)が求められ、自分で飛べる人間への方法が様々な学術分野から論じられている。著者が思考の純化をした集大成がこの本なんだろう。

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紙の本臨床とことば

2015/10/09 11:52

ダイアログ

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河合隼雄と鷲田清一のダイアログ。臨床心理学と臨床哲学、それぞれの知見から「臨床の知」とは何かを紡いでいる。各トピック毎に深く頷けるところ、二人の対話の次元が高度過ぎて空を見上げることも多々あり…笑。なかなか言語化が難しい臨床の知。個より普遍に至る道のりから、どこに普遍性を見出して行くのかが求められる。近代科学のような方法論だけでは現場とギャップが生じてしまう。臨床の知を言語化していくことこそ社会の中で役立つ学問になる。聴くことの重さや「語り」と「声」については各著者の書籍を詳しく読みたい。

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勇気をもらえる本

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再読。定期的に読みたくなる程、良書。著者は「どうせ無理」を無くすために北海道の(あえて言うならば)田舎の町工場で宇宙開発に取り組んでいる。宇宙には誰もが夢を感じる。が、みんな諦めてしまう。だからこそ、宇宙開発をすることで夢を諦めなくていいと示している。うまく行かなくなったら「だったらこうしてみたら?」と、優しく背中を押してくれる本。自分はショッカーになってないかな?大丈夫かな?高校生、大学生にオススメ。著者のFacebookも是非。

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良書

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「受援力」支援される側が支援する側の力をうまく生かし生活の再建に役立てる能力。支援者のノウハウを活用できるかは当事者たちの「貧困から立ち直ろうとする前向きさ。」現役から老後の生活態度のソフトランディングを図ることが大事だな~。幅広い読者層を想定していて、わかりやすく言語化されていた。鷲田清一の「しんがりの思想」にもつながるなあ。
(p96)家庭科の授業が男女共修になったのは、中学で1993年、高等学校では1994年である。それ以前の人、特に男性は家庭科における家事、調理を学ぶ公的な機会はなかった。
→確かに団塊の世代以降で専業主婦が長期入院するケースでは単身夫の家事支援に介入することがあった。妻が家を空けることを心配して治療に専念できないことも…自活する能力は必要だろうなあ。
(p157)貧困ゆえにサービスの利用料が払えない高齢者がいても社会保障や生活保護制度の活用を検討するケースは少ない。専らサービスの利用料の範囲内で組めるケアプランしか立てないケアマネジャーの多いことか。
→本当にそうかな?利用者と共に福祉事務所や年金事務所に同行するケアマネジャーもいる。労災や傷病手当金や高額療養費制度等該当しないか相談してくれるケアマネジャーもいる。貧困の現状から活路を探してくれる心ある人はいるんだけどな。ただ、ベースの資格によってはそういった制度に明るくない人がいることも確かだ。

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僕のバケツの綺麗な一滴になった 。

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「他人の幸せを勝手に自分のものさしで測ってしまう鈍さは暴力だ。(略)鈍くなることで自分を守らないと、生きていけない。人はもろい部分を見せまいと、ものさしを振り回す。(略)他人のことはどうでもいい。ものさしは自分の背骨だけ。」誰しも他人にものさしを当てて自分を誤魔化した経験があるはず。こういう「多くの人が気にしてはいるけどなんとなくそのままにしている」ことに気づけるのは著者の言う通りネガティブの力なんだろう。自分の外側から声をかけてくれる本。

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アール・ヌーヴォーの巨匠、アルフォンス・ミュシャの画集

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当時、彼の作品が単に商業的なものにすぎないと不当な評価をされ、狂信的な愛国主義者と長年誤解されてきた。それでも祖国(チェコ)ひいてはスラブ民族のために〈スラブ叙事詩〉を描きあげたミュシャ。後のナチスやソヴィエトのからミュシャの作品を守った家族の尽力(後にミュシャ財団を立ちあげた)がすごい。 ミュシャの〈宿命〉が一番好きだ。 彼が信じた運命を擬人化させたスラヴの少女の蒼い眼差し。

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紙の本もの食う人びと

2015/10/13 13:11

食事という行為から国々の社会背景を浮彫にさせた一冊

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「調べる技術・書く技術」の本文で紹介されていた中で一番興味をそられたので手に取った。「食」という生き物の根本的なテーマにしたルポタージュ。 120円の猫缶を作る工場労働者の食事は一食50円。 以下引用‐「日本の猫のための缶を作っていること、どう思う?」(略)「関係ない。ただ働いているだけよ。」(略)「質問されなければならないのは私たちのほうなのだ。あなたの家の猫が食べているその猫缶が、どうやってできたものか想像したことがありますか?」-引用終わり

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紙の本死神の精度

2015/10/04 11:48

雨の日に読みたい一冊

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ミュージックを偏愛する死神(=千葉)の短編集。だが、時折作品間の相互性を作っているのはさすが伊坂幸太郎。 「人の死に意味はなく、価値もない。(略)誰の死も等価値だ…」と、千葉は人の死を見定めるために人間界に降りてくる。仕事をするときはいつも天候に恵まれないのは彼の憂鬱を表してるのか。余韻を残す話の終わり方で読んでいてあれこれ想像をかきたてられる。

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紙の本調べる技術・書く技術

2015/09/30 18:18

読んでよかった

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これがプロの「知的生産術」だ!と断言した帯に誘われて手に取った。 本著は著者と先人のノンフィクション作家たちが蓄積してきた経験と技術を一般の読者に還元すること(=ノンフィクション執筆の標準化)を目的をしている。  僕が仕事柄興味を持ったのは「人物を見るときのチェックポイント」顔つき、体つき、服装、表情、しぐさ、視覚以外で感じたこと。と挙げていること。そして、相手と自分の対話を俯瞰する「第三の目」を持つこと。これらは対人援助職として共感できるところがあった。後半には著者が実際に掲載した実例をだし要点をまとめている。「現代」に掲載された「五人の少女はなぜ飛び降りたか」の最後の一行は思わず身震いした。これほどまでに血の通った生身の人物を描けるのか。 言葉を綴る人にとって本著は「ペンシャープナー」になりえる本だと思う。

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紙の本三色ボールペン情報活用術

2015/09/20 19:59

ぜひ活用したい。

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僕が勝手に父から借りてる新書に三色でガシガシ線が引いている。原因はこの本だった。 本著は冒頭に「この本は情報の整理のためではなく、"活用"する脳内整理術である」と述べている。 情報へのかかわり方として、1くぐらせる2立ち上がらせる3編み出す。ソぞれの具体的な内容はぜひ手に取って眺めて欲しい。  自身のポジショニングを確立するには、1客観(赤、青)をズレなく抑えること。2個々の経験の含蓄、感性(緑)を情報に絡めて発信知ることが肝要だと学んだ。 初版が2003年。もう少し早く教えてよ、父よ。

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紙の本保育園義務教育化

2015/09/14 17:00

親が人間だって気づいたのはいつだっただろう

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冒頭からガツンと効いたメッセージだった。日本は母親に完璧を求めすぎている。三歳児神話や、母乳育児etc…いろんなプレッシャーから子供を可愛く思えないという母親を生み出していまっている。そんな社会への処方箋として著者は保育園義務教育化を提示している。非認知能力を向上させ社会全体のレベルを底上げする。子育て支援が経済成長へつながるデータもある、と。 「人の生き方、価値観が変わった。制度が追いついていない」まさにその通りだと思う。

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しんがりの思想

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「成長」の予感が安心をもたらす社会、「縮小」へとなかなかに反転できない社会というのは、実は未来をあなどる社会ではないだろうか。社会が人口減少に向かうなか、まず脱ぎ棄てなければならないのは、どうもこの頑迷な感覚のように思えてならない(p25)右肩下がりの時代だからこそ、問題を未来の世代に持ち越してはならない。先頭で道を切り開いていく人(従来のリーダーシップ)よりも、特定の世代に負担が集中していないかと仲間の安全を確認してから最後に引き上げる「しんがりの思想」が重要となる。

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紙の本ラッシュライフ

2015/11/06 20:56

仙台を舞台とした群像劇方式の小説。

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それぞれの登場人物の好きな日本語を問う外国人の使い方(時間軸の答え合わせ)が秀逸だった。 前半にあれだけ放った伏線の数々をきちんと収斂していく。読んでいてにやりとしてしまった。 豊田が憧れたエッシャーの騙し絵の「壁によりかかり城の上を眺めている男」は、きっとその老犬なんだろう。未来を決めるのは人の交互作用だった。

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紙の本西洋美術史入門

2015/10/26 23:20

西洋史入門

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なぜ美術を学ぶ必要があるのか。それは識字率というパラメーターにある。 文章での伝達が困難な社会では絵画が最大のメディアだった。絵に込められたメッセージを読み取ってはじめて、その絵が描かれた当時の人々の考え方を理解することができる。 現代では美術はメディアとしての存在理由を失ってしまった。本来、美術は美術館で厳重に管理されているものではないはず…。 もうちょっと早く知っていたら世界史とか好きになってたのになあ。

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実行に移したい。

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今までA4の方眼ノートを使っていたが、まとめ方がよろしくなかった。 To Doリストと見返し3秒ノートはすぐ使えそう。 レビューを書く時も活用しています。 Less is Moreを習慣づけたい。

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