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さんたなさんのレビュー一覧

投稿者:さんたな

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本笑う漱石

2015/10/05 23:05

大人のための絵本

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夏目漱石の俳句二十八句に南伸坊さんが絵を付けた、まさに大人の絵本とでもいうべき一書。前作「笑う子規」では選句は天野祐吉さんだったが、本作ではすべてを南伸坊さんが担当されている。
漱石の俳句は正岡子規に指導を受けた本格派だが、専門俳人にはないゆとりのようなものがどこかに感じられる。そのあたりが南伸坊さんの絵柄と感性に共鳴したのだろう。俳句の読み方がわからなくても、眺めるだけで楽しい一冊に仕上がっている。何度も眺めているうちに、あとから俳句を付けたんじゃないかと錯覚してしまいそう。また如何にもという選句にも思わずニヤリとさせられるかも。
「菜の花の中に糞ひる飛脚哉」「ぶつぶつと大なる田螺の不平哉」「某は案山子にて候雀どの」「むつとして口を開かぬ桔梗かな」などなど。

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大虚子の足跡

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虚子山脈という言葉があるくらい、現代俳句に影響を与えた巨人ですが、明治、大正、昭和の俳句界は虚子の人生の軌跡と軌を一にしているということを改めて思い知らされます。
紹介されている俳句の数はあまりありませんが、貴重な写真の数々がその人生を際立たせてくれているようです。個人的には家族との関係や碧梧桐との関係にもう少し触れてほしかったかなとは思いますが…。

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紙の本柳生武芸帳 上

2015/09/23 22:14

忍耐力も必要

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三巻からなるという柳生武芸帳。誰によって、何の目的で作られたかは定かでない。ただ、これが明るみに出ると江戸幕府をはじめ朝廷までをも巻き込んだ騒乱の種になると噂されている。この柳生武芸帳の争奪をめぐる群像時代劇といえるのが本書である。
上巻では柳生本家はもとより、幕閣、尾張柳生や疋田陰流の山田浮月斎一派やお家再興を願う竜造寺家の遺児、さらに朝廷の一部までをも巻き込んで、忍者、剣豪入り乱れての戦いが繰り広げられる。それぞれの思惑が不明なままに進む物語は散漫に拡散を続け、いずれが主人公かも定かでなくなり、収束地点が見渡せぬところまで読者を運んでゆく。
未完で終わっているのは承知の上で読み始めたのだが、果たして下巻でこの長大な物語がどのように収斂されてゆくのか、それとも更なる拡散が続けられるのかそのあたりも伝奇時代劇の読みどころかもしれない。

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電子書籍軍鶏(34)

2015/09/27 22:05

苦渋の決断?

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親殺しの少年A、成嶋亮の短くも長い物語が終わった。作者の決断か編集の圧力かはわからない。
あっけなかったという気もするし、こうしか描けなかったのかなという同情もする。個人的には番竜会との戦いのあたりので区切りをつければ一番すっきりとした終わりを迎えられたんじゃないかとは思うのだが…。果たしてリョウが最後に帰るべき場所を見つけられたのは救いのないこの物語唯一の救いになりうるのか。
ラストの一頁は作者自身の祈りのような気がしてならない。

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