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てんそるさんのレビュー一覧

投稿者:てんそる

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本相対性理論入門講義

2016/01/30 15:17

わかりやすい相対論入門テキスト

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東京大学の教養学部前期課程の相対論の授業用のテキスト。

相対論に入りやすくする工夫が随所に見られる。
まずは
「なぜ相対論というある意味『珍奇』にさえ見える理論を考えることになったか」
と云う経緯について通常言われるマイケルソンモーリーの実験以外の例についても豊富に扱い、相対性理論を実験的に見つけやすい公理をいくつか設定して、そこから論理的にローレンツ変換を導出し、その物理量に対しての法則をまとめ上げていわゆる「特殊相対性理論」を丁寧に示す。

もっとも相対性理論の通常言われるところの本質を描いているが、結果的に入門の域を出ない。歴史としてはさらに応用されたり一般相対論へ昇華したりするなど様々なところがあるがそれは他書任せであるが、ローレンツ変換を数学的に綺麗に扱おうとするあたりはそう言った本への接続の良さも感じる。

入門とは門へ入ることであって、ガラス越しに見ることではない。

ということを感じさせる本です。

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量子論の基礎であって、量子力学の基礎ではない

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量子力学≒量子論をベースとした力学

ということで「量子論」それそのものを分離することができ、また、その量子論の部分を扱っているのはこの本とかアイシャムの「量子論―その数学および構造の基礎 (物理学叢書 (93))」あたりが有名だろうか。あまりシュレディンガー方程式がどうの、それを解いて固有状態がどうの、というような議論よりはそもそもそれがどんなところにいきた議論なのか、を扱ってくれている。

量子力学の具体的な問題も全く取り扱っていないわけではなく、実際扱う場合の問題はシュレディンガー方程式に基づく非相対論的量子力学だが、具体的な問題としてはそこまで充実してはいない。

むしろ、ある程度学習した人が「で、結局量子力学って古典とどこが違うの?」っていうところを再確認する上で使い勝手がいいだろう印象。

学部で量子力学を学ぶときには技術的な扱いの方が大事になってくるのでそうなると猪木川合あたりや古いがシッフ、メシアあたりを参照する、ということになってくるのではないでしょうか。

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紙の本熱力学の基礎

2015/09/30 00:09

「感覚」よりも「結果」から学ぶ本

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力学や熱力学はテーマ的に身近なシーンを思い浮かべて対応付けるものを持っていることが少なからずあり、熱力学でもピストンや気体など具体物のイメージを持って問題を考えられる状況設定を基本において説明されるケースは少なくないが、力学や熱力学の基本法則はそのような限られた範囲ではなく、極めて広い範囲に普遍的な法則である。それらは長い年月をかけてなお実験結果と無矛盾であると考えてよく(量子力学や相対論は力学の修正とも絡むため絶対ではないが)、信頼性が担保されている。この本が最初に「要請」としてまとめるものはそういったものの結果が綺麗にあらわれてくれるように上手い具合にまとめられたものである。したがって、この本は科学が進んできた道とはどちらかといえば逆行し、抵抗感を持つ人は少なからずいるだろう。だが、科学の結果として最もすっきりした形で冒頭から書いてあるおかげで熱力学で何を学べばいいのか、がわかりやすい。他の本と合わせて読むと熱力学そのものが何かを考えることもやりやすい。スタイルが珍しい本だけに、賛否両論考えられるが、絶対お勧めしたい一冊である。

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科学する本質と歴史の本質

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科学というとテーマとその結果に目が行きがちで、途中の思考展開には十分には触れられない。それでも納得できてしまう場合もあるが、科学を進めてきた過去の偉人たちが科学を進めてきた有様がそのようなものではないことを示す歴史書の第1巻だろう。したがって、素朴な理解とその改良などがいちいち細かく、ちっとも進んだように思えないかもしれない。現代から見れば使い慣れた温度概念なんかにもとにかく細かいツッコミが入る。ただ、そういうものを見ることで初めて実感できる内容というものもあるのではないだろうか。あまりにも馴染んだものである「熱」のなかにある、日常感覚では全くわからない世界を案内してくれる本。

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紙の本数学の基礎 集合・数・位相

2016/04/06 14:16

数学の基礎です

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数学を学ぶ上で基礎的なところを、という意味の基礎というよりは、数学の理論的基礎としての本です。というわけで、これは「知ってて当然」「知らなければ何もできない」という意味での基礎として捉えることになる人は本当に数学をやる人に限られるでしょうか。類書はあんまり知らないので比較という比較もできないですが、ZFをちゃんと書いてあるしいい本だと思います。

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紙の本電磁気学 上

2015/09/29 23:57

必携の電磁気学

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技術的な話として、論理的構造として、あらゆるテーマを取り上げた名著。ただし、演習問題は難度が高く、値段がやはり高い。それでも、物理をまなび、電磁気学を学び、使うなら必携といってもいいのではないか。

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読み物に近い本

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古典名著として名高い、ファインマンの講義を収録したテキスト。日本でいう教養程度をターゲットにしていると思われるもので、また通常の「テキスト」という議論を丁寧に構築するものというよりは、それを授業に落とし込んだままのもので、多少、読み物に近いところがある。

純粋な物理に取り組む人ばかりをターゲットにしておらず、応用面なども含めて様々な話があるため、読んで「教養になる」教科書だろうか。

これを教科書にするのはお勧めしないがいくらか参照するといいことが書いてあるかも。という感じで持ってる。実際いいこと書いてある。

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紙の本一般相対論入門

2016/04/06 14:09

わかりやすい入門書には違いないが

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学部四年生の一般相対論としては最適化されている。微分幾何的な部分などもわかりやすく構築されているし、この本で始めるのはいいと思う。著者の考え方が随所に入っているあたりは好き嫌いが分かれるかもしれないが。

ただし、一般相対論という名前やその内容には多くの人が興味を持つと思うし、その意味ではもっと一般的に「入門書」と思って誰でも手に取ろうと考えてしまうかもしれないが、あくまでも「学部四年生の」一般相対論として最適化されているのであって、つまり、それ相応に経験を積んで、ある程度いろいろなことを知っていることが前提になる。そもそもそうしなければ「一般」相対論を定量的に正しく体系的に理解するのは無理なのであり、その体系的な理解をする意味での、「入門書」であることは認識しておいたほうがいいと思う。薄さや柔らかさで何も考えずに手に取ってしまう人もいるかもしれないので。

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紙の本ロウソクの科学

2016/02/03 10:57

サイエンスコミュニケーションの参考

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「サイエンスコミュニケーション」という概念自体は近年普及してきたものかもしれないが、その枠組みで捉えられる非常に大きなイベントが金曜講話でファラデーの授業というのは存在感がある。

それを収録したもので、参考になる点は少なからずあると思う。

ただし、やはり昔の話で、当時と今のギャップを考えることなしに読んでもあまり意味はないだろう。むしろ、そう言ったギャップを埋めたときにこそ、得られるものが大きな本だろうと思う。

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紙の本理論電磁気学 第3版

2016/01/30 15:32

標準的な電磁気学のテキスト

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マクスウェル方程式を扱う立場として
・歴史的な順序に沿って扱う
・基本公理としてあらかじめ認める
の2つの立場のいずれかを取る教科書は多数あるが、この本は後者。

前者は多数の入門書(ただしその場合マクスウェル方程式がかなり後ろの方でそこから先のことはほとんど触れられない)ないしパノフスキーフィリップスやジャクソンなどの「電磁気学」の本に見られ、どうやってマクスウェル方程式が導かれるかは丁寧でわかりやすい一方で、理論的な見通しや応用の考え方は見えにくくなりがちだろう。

後者はこの本ないしランダウ・リフシッツの「場の古典論」(ただし場の古典論はマクスウェル方程式ではなくラグランジアンを与えてそこからオイラーラグランジュ方程式でマクスウェル方程式を「導出する」というより理論屋的な立場をとる。)である。基本方程式をどの段階に持っていくか、ということを考えた時、実験に基づいた立場か理論的見通しの優れた立場かは教科書によって大きく分かれるが、電磁気学は理論的な視点から実験、応用的な視点まで幅広い立場がある中でこの本は物理学科で学ぶ標準的な立場を志向しているように思われる。

好対照な本としてはジャクソンの「電磁気学」とランダウの「場の古典論」で、何の本も読み応えがある古典名著であろう。

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紙の本流体力学 前編

2016/01/23 21:21

noteがよい

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筆者がメモ書きのようにして残してくれたものが面白い。流体力学の古典名著のごとく扱われることが多いが、大して学んだわけでもないけれど少なくとも入門時には特別この本を!というほどでもないと思う。実際かなり詳しく書かれた名著が多数あって後編が出されぬまま途中で終わっているこの本を学習の中心に置くのは少なくとも学習段階では賢い選択ではないのではないか、と。

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場の理論としての古典論

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場の量子論を学ぶと経路積分形式にせよ正準量子化にせよラグランジアンやハミルトニアンを構築してそれから作用を考えたり正準交換関係などを利用して時間発展を考えるが、この時には例えば自由場のラグランジアンを与えてそこから他の寄与を計算するなどするが、古典ながら場の理論である電磁気や重力においてはあまりラグランジュ形式だったりそこで自由場の計算をしたりそこに摂動的に相互作用を加えたりなどということがない。

しかしこの本はその点、場の量子論でよくやるような、自由場を与え、そこから的確にラグランジアンを決めて場の理論として古典理論を構築していく。
その意味ではまさに「場の古典論」であるし、同時にその題材は言うまでもなく、電磁気と重力である。またその前提として自由場となるものとして特殊相対性理論を扱う。

うまくできた本だが、その価値を理解するにはなかなかいろいろな学習が必要なのではないだろうか。特に、通常入門段階では直接的に実験で確かめられたり、定義が実験的なものや古いニュートン理論に即して与えることが多く、このようなラグランジュ形式からスタートすることは滅多にない。それはその価値をわからない段階ではあまり好まれないかもしれない。

したがって、入門の教科書としてではなく、ある意味で古典場の理論をある程度整理し、理論として様々な現象と理論とをつなげたり、理論の理解を深める上での教材としての色が強めの本だろう。

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