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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

自室警備員さんのレビュー一覧

投稿者:自室警備員

11 件中 1 件~ 11 件を表示

紙の本孤独のグルメ

2015/11/17 19:44

新しいグルメ漫画スタイルを確立させた名作

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公が飯を食う。ただそれだけの18話が収録されている。

某グルメ漫画のようにうんちくを語るわけでもなく、人との出会いがあるわけでもない。

一人ぶらっと店に立ち寄り、店や客の雰囲気を感じながら料理を食べる。
退店した後の余韻に浸りながら、帰路に着く。

そんな一連の流れを漫画にすると、不思議と面白い作品になってしまうのには驚いた。

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スウェーデンの理想と現実

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

<著者について> 著者は若手の金融・ファイナンスを専門とする研究者で、これまでインフレ・ターゲット政策研究のため度々スウェーデンを訪れてきたという。

<最良の北欧入門書か?> 新書など手軽なかたちで入手できる書物の中では、最新かつコンパクトにまとめられているものだと思われる。福祉政策を中心に歴史、制度などが分かり易く説明されており、社会保障に関心のある人以外にも是非すすめたい。

<スウェーデンはユートピアか?> 日本では、福祉の行き届いた先進国として北欧諸国がよく引き合いに出される。福祉先進国と聞くと国民が国に守られているとの印象をもち、各国民が温室の中で育っているようなイメージを抱く人も多いのではないだろうか。

しかし現実はそうではない。市場による競争は存在し、大企業の倒産にも国は助け舟を出さない。失業率も低いわけではない。周知の通り市場を体言するのは「効率」である。つまり福祉の機能の一部は、「効率」を追求するために産業の転換をしやすくする側面を持つというわけだ。

また、早くから女性の社会進出を促進してきた国だけあり女性の就業率は高く、ワークライフ・バランスも徹底されている。本書によればスウェーデンの福祉国家のはじまりはこの女性の社会進出にあるという。すなわち、女性の社会的地位の向上⇒男女の立場が対等⇒離婚率の上昇⇒伝統的な家族像の崩壊による社会不安を抑えるために「国民の家」構想としての大規模な福祉政策が打ち出された。このような伝統的な家族の崩壊した社会では、個性の強い個人が育ちやすいと筆者は強調する。

こうした要素のためかスウェーデン経済は不況下でもしぶとい強さを見せている。

こうした基本的な性格に加え、シンプルな各政治精制度、社会保障制度が構築され、それらが「信頼」という無形の社会資本によって強く支えられているのがスウェーデンの強さと言えるのではないだろうか。

日本に住む私たちは強い個人を作り出すこうした構造に着目しなければならないのではないか。その上で、シンプルで分かりやすい制度設計といった点を真摯に学ぶべきであろう。

この世にユートピアは存在しない。かつてユートピアだと思われた社会主義国家ソ連はそのような意味で崩壊した。

スウェーデンという国は現実をしっかり見据えている極めて現実主義的な国である。その点を日本はより理解する必要があると感じた。

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横井軍平から任天堂の本質が見える

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横井軍平って誰?

そんな方が多いかもしれない。彼はゲームボーイを作った技術者であり、ファミリーコンピュータを世に送り出すまでの任天堂の商品開発を支えた功労者でもある。

同志社大学工学部を卒業した彼は当時零細花札メーカーに過ぎなかった任天堂に就職する。任天堂が大卒者を採用するということも当時としては稀なことであった。

大学でもさして優秀でなかった彼は自らを落ちこぼれだと称する。技術者が先進的な技術を次々と生み出すことで評価されるのであれば、確かに横井は技術者としては一流ではなかった。

その後、横井が次々とヒット商品を連発していくわけだが、詳細は本書に譲ろう。

彼を知る上で重要な考え方として「枯れた技術の水平思考」がある。

これは既に世に出て確立された技術をアイディアを駆使し、他の技術とうまく組み合わせることによって、新しく独創的なものを作り出すという開発哲学である。

横井が世に送り出した商品は全てこの哲学により生み出されてきた。安い技術をうまく使い、そしてそれは子供の好奇心を大いに刺激した。横井の作ったものは子供や大人を皆とりこにさせた。

ゲームボーイ・ポケットを手がけた後、横井は1996年に任天堂を退職する。しかし、翌1997年横井は交通事故により56年生涯に幕を閉じた。

近年の任天堂の躍進を支えるWiiやDSはこの横井の考え方が生かされている。一時期、任天堂は高機能路線(N64)に走るが、横井の創り出した任天堂本来のやり方に立ち戻ったのだ。

技術は必ず枯れていく。技術競争には際限がない。それでも技術の進歩の重要性は否定は出来ない。しかし、技術の進歩が人の心を豊かにするとは限らないだろう。加えて他と差別化をしなければ生き残ることが出来ない時代である。そういった点で横井の哲学は示唆に富む。

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地域再生論のはじめの一冊

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著者は地域再生にまつわる良くある失敗・誤解を鋭く指摘していく。いわゆる成功事例の中にも実際には、成功とは到底言えないものがあるということ、安易な模倣は失敗にしかならないといったことについて事例を挙げて説明がなされる。

また、都市工学といったまちづくりにおけるテクニックの優先、行政や一部の産業界の声を強く反映させるだけのやり方についても著者は批判する。

失敗の具体例として挙げられる岐阜市の話については非常に興味深い。

重要なのはそこに住む人たちのニーズであり、そのニーズを汲み上げ、刺激していく中で、用いられる都市設計といった技術的側面が決まっていくのだと筆者は説く。

ではそのニーズとは何か。本書では、スポーツ・クラブやスローフードなどいくつかの例が紹介されている。一見すると地味なものばかりであるが、概ね納得出来る提案であると私には思われた。

この本を読み、自分の住んでいるまちを回り、思索を巡らせば自分のまちへの興味・関心があがるかと思う。

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紙の本青春の蹉跌 改版

2015/11/17 19:53

若さゆえの過ち

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デスノートに通ずるものがあるのかもしれないが、それよりも深い。
ストーリーラインはベタ過ぎるのだろうが、シンプルゆえの力強さがある。

読後、女の恐さ、したたかさを再確認した。もちろん男も身勝手極まりないのだが・・・。

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アメリカ人ジャーナリストによる中国論

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アメリカ国内の中国観に疑問を投げかける書。

著者のマンは「中国の経済発展が進めば、必然的に政治的自由化も進む」という前提にたった対中国政策を「気休めのシナリオ」、「近い将来、中国国内で秩序は崩壊し、政治的経済的な混乱に陥るであろう」とする「激動のシナリオ」とし、両者を批判する。

そこで「今後経済発展が続くが、政治的自由化は進まず、根本的な問題は何ら変わらない」という「第三のシナリオ」を検討するべきではないかと彼は主張する。先の二者が甘い考えに立っているという指摘にはある程度納得できるのだが、彼の言う「第三のシナリオ」に有力な根拠があるわけでもない。

とはいっても彼の問題提起、現状批判が意味のないものとは思えない。例えば「気休めのシナリオ」に基いた関与政策をとる場合にしても、関与する側が相手に取り込まれる可能性も考えられるように安易な楽観には落とし穴が待っていることをマンの指摘は気付かせてくれる。

「アメとムチ」、「関与と抑止」、「対話と交渉」というように、現実の人間関係にも当てはまることだが、悲観も楽観もしない「老獪さ」、「したたかさ」が中国と対峙する私たちに求められるのだと思う。

巻末の解説×討論も面白い。

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紙の本海獣ダンス

2015/11/17 19:48

市役所職員の活躍

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とある田舎町。
突如海に現れた謎の生物をまちおこしに利用しようと市役所職員が奔走する。

話自体は大した話ではないですが、山本作品お約束のほっと安心できるオチが用意されているので気を張らずに読むことが出来ます。

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紙の本公務員試験のカラクリ

2015/11/17 19:45

公務員試験から見えてくるもの

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公務員試験について分かりやすく解説した本。

公務員試験については受験したことのない人は案外何も知らないと思われるので、そういった人にも一般教養として読んでみることをお薦めしたい。

公務員試験の問題点にも言及しているので、昨今の公務員批判について再考をはかる一つの材料にもなり得る書だと思う。

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教え子、関係者が語る中嶋嶺雄

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保守の論客、国際教養大学の学長。
評者はそれくらいのイメージしか持ち合わせていなかった。

しかし、本書を読むと、多くの教え子、関係者の追想によって、
氏の研究者、教育者、大学経営者の優れた側面、そして人間としての魅力が
立体的に浮かび上がってくる。

むろん、関係者による追想なので、氏にとって悪い内容は書かれていないのだが、
それでも多方面で優れた功績を残したということは伝わってくる。

何より、この出版不況の中、著作集が刊行されるのに加えて、
多くの人の手によって、このような追想録まで出版されるのは、
氏の魅力によるほかはないだろう。

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紙の本日本に自衛隊が必要な理由

2015/11/17 19:47

民主党政権時代の防衛大臣

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元防衛相の回想録。東日本大震災と日米同盟を中心に在任中を振り返っていく。
読み進めていくにつれて、著者の自衛隊に対しての深い愛を感じられる仕上がりになっている。

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紙の本ゴージャスなナポリタン

2015/11/17 19:22

中年男の暮らしはどうなるのだろう・・・

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アラフォー世代の姿をリアルに描いた「俺の暮らしはどうなるのだろう」小説。

という出版社の文句と日経書評欄の紹介につられて購入。

アラフォー、中年の生々しい話かと思ったが、作品を包み込む雰囲気はユーモア(例えば、登場人物たちの妄想描写等)に溢れていて、暗くはない。

話の筋も内容紹介にもあるような出来事が起きて、主人公が振り回されるわけだが、彼自身が生き方を大きく変えるわけでもない。

「ゴージャスなナポリタン」というタイトルは、そんな中年男性が選んだ生き方の一つを端的に表したものなのだろう。

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