サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. 鉄道大好きさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年6月)

鉄道大好きさんのレビュー一覧

投稿者:鉄道大好き

6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本カラマーゾフの兄弟 改版 中巻

2015/11/26 19:12

人情味に溢れた物語

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ゾシマ長老の手記を読んで、私も本当に懺悔をしているように思えてならなかった。父フョードルの殺害の実行犯(真犯人)が分からないように設定されているので、ミーチャが殺したのか、スメルジャコフが殺したのどちらかを推理することができる。ミーチャが殴ったのは年老いたグリゴリーだったが、彼が生きていることが判明して、ミーチャは目を輝かせた。パーティーの場面で、ミーチャとグルーシェニカが卑劣なポーランド人を追い出したことについて、痛快な気持ちになった。何とも人情味に溢れた物語だろうと改めて感じた。何度でも読みたくなるのも頷けるのだ。この流れで、下巻も耽読したい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本カラマーゾフの兄弟 改版 上巻

2015/11/13 22:50

ウォッカのような強い小説

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本を読んで、今まで味わったことのない強烈な衝撃を受けたのは、私だけではないだろう。妖艶な美女グルーシェニカをめぐって、父フョードルと長男ドミートリーがいがみ合う壮絶な争いが、ドラマチックに描かれている。次男イワンは三男アレクセイに対し、無神論を披瀝するが、アレクセイは神や不死を信じて疑わない。私は、邪悪な使用人スメルジャコフみたいな男が嫌いだが、彼自身のキャラクターに少しだけ惹かれた。大審問官の本文は、何度も読み返したい珠玉の言葉が詰まっている。この小説を読むと、他の小説はしばらく読めなくなるくらい、強い印象が残るのだ。私の記憶に残る名作だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本卍 改版

2016/06/21 23:16

こんな愛憎劇を描ゐた谷崎先生に感服

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

妖艷な光子の肉體を見た園子は、「まあ、あんた、綺麗な體してゝんなあ」と思はず感嘆の聲を上げてしまふ。同性愛はけしからんと云はれてゐた昭和初期に於ひて、かなり際どゐ小説を書ゐたものだと、感心した。谷崎は、女性が話す關西辯を絶贊した。「春琴抄」や「細雪」でも、關西辯(船塲言葉)を話す女性(春琴・蒔岡四姉妹)が登塲するが、この小説はその先駆けと言つてもよい。濃密な愛憎劇は、興奮して眠れなくなる程である。さすが、エロスの大家谷崎先生の名著である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本カラマーゾフの兄弟 改版 下巻

2015/12/11 09:15

ロシアの魂に根ざした究極の名作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

コーリャ(ニコライ)がアリョーシャや子供たちと円を組んで、最後に「カラマーゾフ万歳!」と唱和する場面が気に入った。イワンが譫妄(せんもう)症に罹って、悪魔に魘されてしまう箇所では、思わず目を見張った。ミーチャが無罪を主張したのに、有罪と見做されて精神病に罹った時に、カテリーナが見舞いに来て、彼女を抱きしめるシーンが胸を打った。ドストエフスキーの遺作は、ロシアだけならず世界を代表する名作であるとしみじみ実感する。読んでよかった小説だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本賭博者 改版

2016/01/03 09:39

ルーレットに取り憑かれた青年の物語

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

家庭教師であるアレクセイ・イワーノヴィチと、プーシキンの「スペードの女王」の主人公であるゲルマンの、狂った程に賭博に走る二人の人物を重ね合わせながら、読んだ。小悪魔のようなフランスの令嬢であるマドモアゼル・ブランシュと、デ・グリュー侯爵、イギリス人実業家のミスター・アストリーなどの外国人が登場するなど、エキゾチックな風景や人物がとても面白かった。マドモアゼル・ブランシュの美貌に惹かれて、アレクセイ・イワーノヴィチがパリで豪遊したことについて、思わず一気に読んでしまった。ギャンブル依存症の方は、是非本書を熟読なさるとよろしい。これを読むことによって、ギャンブルをやめるきっかけになればよい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本小説家が読むドストエフスキー

2016/08/30 01:04

ドストエフスキーの長編小説を加賀流に解説

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

加賀氏とは畑違い(氏はフランス文学は原文で読める)のロシアの文豪、ドストエフスキーの長編小説の読後感などを講演したものである。余談だが、氏はカトリックの信者である(ドストエフスキーはカトリックが大嫌いだった)。本当の意味で最後まで読んだのは、「カラマーゾフの兄弟」ぐらいだ。他の小説も読みたくなるような、緻密な解説が面白かった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

6 件中 1 件~ 6 件を表示